就活がしんどい
就活やめて自由に生きたい
企業に就職する以外に選択肢はないのか
この記事をご覧のあなたはこのように考えているかもしれません。
就職活動がある程度うまくいっているならまだしも、始めた頃やうまくいかないとついついこのように考えてしまうこともあります。
私自身、就活を始めた当初は「こんなめんどくさいことして就職したからといって、意味あるのかな」と常々考えていました。
しかし残念ですが、就活しない生き方を検索しても、欲しい答えは出てきませんでした。
起業する方法も、お金を稼ぐ方法も、結局は自分でやってみて失敗しながら少しづつ改善を繰り返していくしかないのだと考えさせられました。
その上で思ったことは、就活しない生き方を選ぶのであれば、リスクをしっかりと把握しなくてはいけないということです。
あなたが就活しない生き方を本当に検討する場合にも、やはり就活をする場合にも参考にしていただける部分があると思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。
1.就活しない生き方をしたいと思う原因
はじめに、なぜ就活しない生き方をしたいと思ったか考えてみましょう。原因として以下のいずれかにあてはまるのではないでしょうか。
- 就活がうまくいかない
- 働きたくない
- やりたいことがない
- 叶えたい夢がある
- 就活そのものに不満を感じている
- 起業したい
同じ就活しない生き方でも、原因によって考えられる行動はさまざまです。それぞれについて解説していきます。
よしお
キャリアの神様
1-1.就活がうまくいっていないから
就活がうまくいっていないと就活が嫌になり、就活しない生き方を探したくなります。まわりが面接を受けているなか、ESが通らなかったり自分だけ内定を取れなかったりすると、自分を否定された気持ちになってしまいますよね。
就活がうまくいかないなら、就活のやり方を一度見直してみるのがおすすめです。
1-2.働きたくない
そもそも働きたくないから就活をしない生き方を探している人もいるでしょう。多くの就活生は働きたくないと考えています。今、働いている社会人たちも全員が働きたくて社会人になっているわけではありません。
生きていくにはお金が必要です。就活をしなかったとしてもお金を稼ぐ方法をみつける必要があります。以下で紹介する就活しない場合のお金の稼ぎ方も参考に、就活するか、別の道を選ぶか考えてみてください。
1-3.やりたいことがみつからない
やりたい仕事がみつからず、就活しない生き方を探している人もいるでしょう。やりたいことがわからないまま就活を続けても、モチベーションは上がりませんし、選考でも話す内容に説得力がなく就活がうまくいかない可能性が高いです。
まずはやりたいことをみつけることを優先しましょう。
1-4.夢がある
音楽で生活したい、役者になりたい、漫画家になりたい、大学に残って研究者になりたい、と夢があり就活しない生き方を探している人もいるでしょう。夢を諦めて就活するのが人生の正解とは限りません。
フリーターをしながら夢を追いかけることもできますが、年齢や就職を考えるとずっと夢を追いかけ続けるのは難しいです。夢をあきらめて就活を選ぶ人もいます。数年先ではなく、10年、20年と先の将来も見据えて考えることが必要です。
1-5.就活そのものに不満を感じている
- 全員がリクルートスーツを着ている
- 厳しいマナー
- 一斉にESを提出し、面接で比べられる
- 企業が強すぎる
- 就活生も企業もお互いの良いところしか言わない
上記など、就活そのものに不満を感じている人もいるでしょう。就活に違和感を感じる就活生は多いです。個性を出すと、企業から協調性がない人材と評価を下げられてしまう可能性があります。また、就活生側が自分の経歴を大げさに話すことや、企業側が良いところばかり就活生にアピールすることに納得がいかない就活生もいるでしょう。
就活そのものに不満がある場合は、一般的な就活とは違うルートで就活するのもありです。
2.就活しない生き方をして感じた結論
2-1.一般的には就活よりも起業する方がはるかにしんどい
新卒での起業は、コネもなければ実力も足りていないので、非常にしんどくなります。
学生時代から高度なプログラミングスキルがあり、自分でサービスを開発できるなどスキルがある場合、負担は軽減します。
自分でサービスを立ち上げることも、フリーランスとして仕事をすることも可能でしょう。
起業をして成功している人は、学生の早い段階から起業している人や無形資産を多く持っている人です。
無形資産というのは、簡単に言えば人脈、社会的信用やビジネスセンス、知識を指します。
学生起業家は、優秀な人たちでもかなり苦労して事業を立ち上げ、10万円にも満たない月収で寝る時間も削って必死でやって初めて形になることが多いです。
例外はありますが、いずれにせよ相当の覚悟とリーダーシップがなければ到底できることではありません。まず、前提としていい事業アイデアが考えつかないことも問題点でしょう。
また、誰にも管理されない中でやるべきことを自分で明確にし、実行していく力も必要です。
2-2.前提としてお金を得られる能力があればできなくはない
あなたはアルバイトという形態以外で収入を得た経験があるでしょうか。
結論から伝えると、アルバイト以外で月に10万円以上の収入を得たことがある場合は就職しない道の選択も可能かと思います。
月に10万円以上得られた経験を持っている人は、作業量さえ増やせば収入を上げられる場合が多いからです。
もし、あなたが今までにアルバイト以外で月に10万円以上の収入を得た経験がない場合、なんでもいいので月に10万円を目指してみてください。
卒業するまでに余裕で月に10万円ラインを突破できれば、就職しない選択をとってみてもいいのかもしれません。
キャリアの神様
3.新卒者が就職しない場合の生き方
3-1.フリーランス
ライター、動画編集者、デザイナーなど、新卒でもフリーランスとして生計を立てる人は少なからずいます。
ライターは、プログラミングなど特別なパソコンスキルが必要なわけではありません。パソコンで文章を書くことができれば、ライターとしてお金を稼ぐことができます。
デザイナーや動画編集者も特別なスキルや知識がないとできない仕事ではありません。むしろ個性やセンスが合致すれば、一定のニーズを確保できるでしょう。
専門性が高くないと単価は低く労働時間は長くなる傾向
専門の知識を必要としないライターや動画編集、デザイナーのフリーランスとしての仕事は、実施するハードルが低いからこそ1つの仕事への単価は安いことが想定できます。
ライターとして、メイクやエステの記事作成をする場合の例を考えてみましょう。
コスメ検定やメイクアップ技術検定の資格を持っている人のほうが、内容の濃い記事を書くことができますし、デパートで化粧品の販売をしたことのある人のほうが、実務に伴うリアルな内容を書くことができます。
経験や資格がない人は、一般的に知っている知識の執筆になるため、需要が低く、単価も安くなりがちです。そのため、まとまった金額を得るために労働時間は長くなります。
3-2.フリーター
就活しない生き方を選んだ人には、フリーターという選択肢もあります。
フリーターはアルバイトで生計を立てる人です。
自由な時間帯で働け責任感もないがやりがいも持ちにくい
フリーターは希望する自由な時間帯で働くことができ、仕事の責任も社員と比較するとありません。
しかし、十分な福利厚生が受けられなかったり、正社員に比べると仕事の幅が減ることから充実度を感じにくいものになる可能性があります。
向いている仕事が分からない人にとっては、仕事の挑戦として、いくつかのアルバイトを経験して、自分が長期的に取り組みたいものを知る方法としてフリーターを選ぶのもありでしょう。
3-3.起業
自分で事業を起こし、起業するのも選択肢の1つです。技術が進み、ITビジネスなど学生でも起業しやすくなっています。
起業するにはアイデアと熱意が必要です。「就活をしたくないから」が理由であれば成功は難しいといえます。就活以上に苦しいことが多いですが、苦しくても進み続ける熱意がないならやめておいた方が無難です。
起業には以下のようなメリットがあります。
- 自分のやりたいことを仕事にできる
- 正社員では得られない経験ができる
- 普通の人が得られないような収入を得られる可能性がある
自分が興味があったり、やりたい事業を起こして仕事にできるので、やりがいは大きいです。また、起業の経験は成功しても、失敗しても、ビジネススキルは高まります。その後の社会人生活にも役立つでしょう。成功すれば会社員とは比べ物にならない収入を得ることも可能です。
リスクも理解する必要がある
一方で、起業にはリスクがあり、ノーリスクで始めるのは難しいです。リスクを理解したうえで起業を検討してください。特に健康とお金に関するリスクは把握しておきましょう。
起業してすぐは事業を軌道にのせるため、労働時間が長くなってしまう傾向があります。対応できない量の仕事を引き受けてしまったり、プライベートの時間をなくして労働してしまったりと、労働時間が増え、プライベートと仕事の区別がなくなり健康を損なうリスクがあります。
また、事業を起こすにはお金が必要です。オフィスを用意したり、従業員を雇ったりと立ち上げのお金はもちろん、オフィスの維持管理、外注先への発注、給料の支払いと事業を続けるにもランニングコストがかかります。
すべて自費でまかなえれば良いですが、資金提供を受けておこなう場合、売上が上がらなかったり、最悪倒産した際に借金を背負う可能性もあります。
事前に顧客を確保しておく、従業員を雇わないスモールビジネスを始める、自前の資金をある程度用意しておく、かかる費用を正確に把握しておく、など徹底したリスク管理が必要です。
4.就活しない生き方のメリット
就活しない生き方はしんどいですが、メリットもあります。
- 時間に融通がきく
- 働く場所が自由
- 高収入を狙える可能性がある
デメリットよりもメリットに価値があると考えるなら就活しない生き方を選ぶのもありです。やはり就活して企業に入ると、制約が増えます。一方で、就活しない生き方は時間や場所、人間関係などの自由さがメリットになるでしょう。
以下ではそれぞれのメリットについて解説します。
編集部 橋本
4-1.時間や働く場所の融通がきく
フリーランスのなかでも、ライターや動画編集者、デザイナーなど、パソコンとインターネット環境があれば働ける職種なら働く場所は自由に選べます。自宅、カフェ、コワーキングスペース、旅行先で仕事をすることも可能です。また、納期は守る必要がありますが、働く時間は自由に決められます。昼から働き始めることも、早朝から働き始めることもできるでしょう。
フリーターの場合、働く場所はアルバイトの内容によりますが、働く時間はシフトに融通がきけば自由に組めます。週に5日必ず働く必要はなく、週に4日でも3日でも希望する日にちだけ勤務する働き方ができるでしょう。
時間や場所の融通がきく企業も増えてきている
最近では新型コロナウイルスの影響によりリモートワークを導入する企業が増えています。また、フレックスタイムを導入し、働く時間に融通がきく企業も多いです。
政府が多様な働き方を推進していることもさらに融通がきく企業が増える後押しとなるでしょう。時間や場所を有効に活用できるリモートワークの普及、兼業・副業の推進、選択的週休3日制度の普及を図るなどが政府の方針として掲げられています。
ほかにも仕事中に私用で抜けてもOK、コアタイムを守れば好きな時間に働いてOKなどユニークな制度を導入している企業も。就職したら自由を失うわけではありません。働く時間や場所、日数を優先したいなら、自由さを軸に企業選びをしてみることをおすすめします。
4-2.当たれば高収入を狙える
就活しない生き方、特にフリーランスや起業は収入に上限がありません。会社員は決まった給料が安定して振り込まれるのが魅力ですが、特別な制度がない企業では成果をあげても急な給料アップはあまり見込めません。
一方で、フリーランスや起業では働いた分だけ・稼いだ分だけ報酬を得ることができます。報酬もスキルに応じて高くなっていくので、スキル次第では会社員ではありえない効率で収益をあげられるでしょう。
やりたい仕事を選べるため、高収入を目指すなら単価重視で受注することも可能です。利益が直接収入に反映されにくく、くり返し実績をあげて、評価を高め、少しずつ昇給していく会社員に対して、フリーランスは職種によって売り上げた利益のほとんどが収入になる点も魅力になります。
社会人としてスキルを身に着けてから独立する方法もある
フリーランスや起業で稼ぐためにはスキルが必要です。一度就活して社会人としてスキルを身に着けてから独立する方法もあります。
やりたいことやすでにスキルを持っていればすぐに独立して働ける可能性がありますが、まだないなら、社会人としての経験を積みながら探していく方法がおすすめです。
たとえば、デザイナーやプログラマー、ライター、コンサルタントなど独立しやすい職種を選んで就職、スキルを身に着けてから独立するとスムーズに働き始めることができます。基本的な技術や使用ツールの知識、仕事の経験、顧客との付き合い方などが身につくでしょう。働きながら副業として個人の活動を始めて、目処が立ってから独立するのもリスクを抑える方法です。
5.就活しない生き方のデメリット
就活しない生き方はメリットもありますが、デメリットも多いです。たとえば、以下が挙げられます。
- フリーランスや起業家を狙った詐欺に巻き込まれる可能性がある
- 就職した方がスキルが伸ばしやすい
- 社会的信頼や保証がない
- 新卒中心で採用している企業に入りにくくなる
フリーランスや起業には必ずうまくいく正解の方法はありません。独立したての不安な時期を狙った詐欺は多くあります。また、いきなり独立しても稼ぎ方がわからず、行き詰まってしまうでしょう。自由さが魅力の就活しない生き方ですが、やはり安定感は社会人には劣ります。
5-1.ネットビジネス業界には詐欺も多い
ウェブの知識やマーケティングの能力、プログラミングスキル等々があればある程度の給与をもらうことはできるでしょう。
しかしながら、社会にはウェブ系の知識を持っていない人を相手に「たったの◯分で」「誰でもカンタンに10万円が稼げる」などの謳い文句でお金を騙し取ろうとする人間がたくさんいます。
非常に残念な話ですが、そういう人々は事実としてツイッターやインスタグラム、facebookにたくさんいます。
一から知識を得ようと思った場合、この詐欺師たちが巧みに仕掛けている罠を見破り正確な情報だけを取得し、自分でビジネスに結びつけるしかありません。
実際に私の周囲にも就職せずに自由に生きたいと述べている友人がいますが、数人はネットワークビジネスに引っかかっていたりするものです。
5-2.就活しない生き方を探している人は意外と就職に向いている
これは今までにフリーランスの方や起業家の方あるいは就職してきた方をそれぞれ見てきて感じることですが、就活しない方法を探している人こそ企業への就職が向いています。
現在あなたはどうすればお金が稼げるのかわかっておらず、悩んでいるのでしょう。
残念ながら、どうやってお金を稼ぐかということを手取り足取り教えてくれる場所は、この世にありません。
正確にはなくはないのですが、あなたの元にその情報が巡ってくる可能性はほとんどありません。
もし、簡単にお金を稼げるなどと言われた場合は詐欺を疑ったほうがいいかと思います。
会社というのは例外的にお金を稼ぐ方法を教えてもらえる場所でもあるのです。
会社というのは営利団体なので、一定の従業員がお金を稼ぐ方法をしっかりと把握していなければ事業が回りません。
もちろん、お金を稼ぐ方法を把握するには一定の成果を残すなり、そもそも会社をしっかり選ぶ必要がありますので一概には言えない部分もあります。
将来的に独立するという目標を持ちつつ、しっかりと実力がつく会社に就職するという選択は、今生きていく手段がない学生にとっては将来的に就職せずに生きていく上で最適な選択の1つといえます。
5-3.フリーランスには社会的信頼もなければ保証もなし
フリーランスや起業家として活動してみると理解できることですが、会社に所属していないデメリットは意外と今まで難しいと考えていなかったところで影響してきます。
例えばですが、新卒フリーランスになると住居の賃貸契約やローンを組むといった金融に関する部分の審査は非常に厳しくなる傾向があります。
数百万円単位の預金があれば応じてもらうこともできますが、新卒となると確定申告の書類を提出することもできないでしょうからなかなかに苦戦します。
会社に所属していれば当たり前のように保証されている社会保険や労災、失業時の保険等ももらうことはできません。
もし、月に100万円以上の収入を得られるようであれば一定の安心感はあるかもしれませんが、多くのフリーランスの方はどこまでいっても不安を感じている方が多い印象を受けます。
よほどスキルや技術に自信がある場合を除けば就職することも一層難しくなってしまうことがあります。
よしお
キャリアの神様
5-4.新卒中心に採用している企業には入りにくくなる
なかには新卒中心に採用をおこなっていて、中途では入社しにくい企業があります。企業によって採用の方針はさまざまです。中途入社の社員が半数を超える企業もあれば、9割以上の社員が新卒入社の企業もあります。
スキル重視で即戦力を集めたいから中途中心、自社のやり方で育てたい、自社に特化したスキルを身に着けてほしいから新卒中心、など、採用の仕方は企業の方針によるので、受ける側の努力ではどうすることもできません。気になる企業があれば新卒、中途の割合を調べてみると良いでしょう。
一度、就活しない生き方を選んでしまうと新卒中心に採用している企業には入りにくくなるリスクは頭に入れておいてください。ただし、時代の変化とともに新卒中心に採用していた企業も中途採用を始めることもあり得ます。
6.就職せずにお金を稼ぐのは案外難しい
就職せずに生きていくことは可能です。しかし、新卒で特別なスキルをもっていない人にとって手軽にお金を稼げる方法は就活です。
働きたくない人のもう1つの選択肢として、生涯労働時間を減らすことがあげられます。就職し、若いうちにお金を多く稼ぎ、不労所得を作って早期退職したり働く時間を減らしたりする考え方です。
よしお
キャリアの神様
6-1.生涯労働時間を減らす努力は誰にでもできる
できるだけ働かずに生きていくということは現実的なレベルで可能といえるでしょう。一番手っ取り早いことは投資の勉強をして実践することでしょう。
何年も投資経験がある人間が10%を超える利益を出しており、初心者は損をするケースも多いです。
ある程度の期間をかけてしっかり経験を重ねとにかく続けることが重要ではあるものの、資産運用のスキルが一定あれば早期退職も夢ではありません。
他にも副業をするなどの選択肢がありますが、個人的にはあまりおすすめではありません。
理由としては、多くの時間をかける割には対価がいまいちなことが多いからです。
かける時間と収益性が見合うものでなければ、できるだけやらないほうが良い印象があります。
6-2.節約とキャッシュフローを複数作れるかが鍵
若いうちにできるだけ資本を貯めておくことは、できるだけ働かずに生きる上で重要な意味を持ちます。
無駄な出費を抑え、資産運用に回す意識を持つことが大切です。
また、収入源を複数持つという意識も必要といえるでしょう。
例えば株に投資している場合、あなたは働いていなくても配当金がもらえます。不動産投資をしていれば家賃収入がもらえます。
株式投資により資産を増やす
キャッシュフローを増やす方法として株式投資があげられます。株式投資と聞くと一気にお金が増えたり減ったりするものとイメージする人も多いかもしれません。株式投資もリスクの大きいものから小さいものまでさまざまです。
ハイリスク・ハイリターンな投資で一気にお金を増やして働くのをやめたいと思うかもしれません。しかし、一気に増える可能性があれば、一気に失う可能性もあります。リスクの大きい投資に勝ち続けて資産を増やすのはプロでも難しいです。
おすすめはリスクが小さい資産への投資になります。値動きが小さく、長期投資を前提とした投資で着実に資産を増やしていきましょう。
いずれにしろ、初心者が簡単にお金を増やせるほど投資は簡単ではありません。本を読んで勉強したり、ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)など金融系の資格を取ったりと知識をつけたうえで始めることをおすすめします。
副業により収入を増やす
もう一つのキャッシュフローを増やす方法として副業が挙げられます。会社員のみでお金を稼ぐより運用できる資産額を増やすことが可能です。ライターやサイト運営、データ入力、プログラミングなど、現在ではパソコンとインターネット環境があれば始められる副業も多数あります。
また、副業をきっかけに独立できることも魅力です。会社員として縛られた生活を送りたくない人には魅力となるでしょう。本業では身につかないスキルが身につくことも魅力といえます。
収入は増やせますが、会社員として働きながらもう1つ仕事をするのは大変です。平日の夜や休日を使って働くことになるので、プライベートの時間は削れます。普通に働いていては生涯労働時間の短縮は難しいためやむを得ないとも言えるでしょう。
よしお
キャリアの神様
7.①就活がうまくいってない人が取るべき行動
就活がうまくいかないから就活しない生き方を探している人向けに、取るべき行動を解説します。取るべき行動は以下です。
- 転職エージェントに登録
- 選考の振り返りと反省
- 自己分析のやりなおし
- 「とりあえず」でも行動
これまで闇雲に就活を続けてきて、うまくいっていないなら一度やりかたを考え直す必要があります。解説を参考に行動してみてください。
編集部 橋本
7-1.就活エージェントに登録する
これまで一人で就活に取り組んできたなら、就活のプロに相談してみることをおすすめします。
- 自己分析のやり方がわからない
- 自分にあっている業界がわからない
- ESがうまく書けない
- 面接でうまく話せない
以上のような悩みを抱えているなら利用を検討してみてください。
就活エージェントはあなたの就活をトータルサポートしてくれます。考え方や希望に沿った企業を紹介してくれるので、自分にあった企業がわからない場合に参考になるでしょう。また、選考対策も書類から面接まで丁寧に教えてくれます。
担当者と話すときは私服で構いませんし、堅苦しい雰囲気も一切ないので安心してください。実際に企業を紹介してもらう際も一般的な就活と比べてかなり気軽に進めることができます。
7-2.選考の振り返りと反省をする
これまでの就活を振り返った経験がないなら、振り返りをおすすめします。選考を受け続けるだけでも経験にはなりますが、内定を勝ち取るためには悪いところを改善していくことが必要です。
面接後に以下について振り返りをしてみてください。
- 質問された内容と答え
- 面接官の反応
- 良かった点
- 悪かった点
良かった点、悪かった点は話した内容だけでなく、入退室・服装などのマナー、話すスピード・長さについても振り返ります。ノートにまとめると時間が経っても読み返せるのでおすすめです。
良かった点は次の面接でも同じ対応ができるように確認、悪かった点は次の面接で改善できるように対策します。答えられない質問があれば、次は答えられるように準備する、うまく伝えられなかった内容があれば、話す順番を整理するなど次回に向けて改善してください。
7-3.自己分析をやりなおす
自己分析が不十分だと就活はうまくいきません。自己分析不足によって、自分にあっている企業がわからない、自分の良さがわからず面接でのアピールが弱くなる、などにつながります。就活がうまくいっていないなら自己分析を一度やりなおしてみましょう。
就活途中で自己分析を見直すなら、過去の面接結果や受けた企業の印象を踏まえて考えることをおすすめします。自分の自己PRのなかで面接官の印象が良かったもの、悪かったものを洗い出し、悪かったものは本当に自分のつよみとして適切だったか考えなおしてください。
また、一人で考えず、友人やエージェントに相談するのもおすすめです。自分では気づかなかった適正を見つけてくれる可能性があります。
7-4.「とりあえず」でも行動する
- 就活イベントに積極的に参加
- 業界を広げて選考を受ける
以上のように「とりあえず」でも行動を増やしてください。就活は行動量が大切です。行動量を増やすと、良い企業と出会えるきっかけも増え、経験も積めるため面接なども上達します。
考えているだけでは内定はもらえません。イベントなどに積極的に参加して企業との出会いを増やす、選考を受けながら改善点をみつけていく、と行動しながら考えた方が効率よく成長できるでしょう。
例として、これまで興味のなかった業界、職種のイベント参加があります。興味がないと思っていたけど、知ると面白そうと感じることも。よく知らないから、なんとなく、で業界や職種を絞っていないかも考えて行動することをおすすめします。
8.②就活そのものが不満な人が取るべき行動
就活そのものが不満な人は普通の就活とは別のルートで内定を取りにいくことをおすすめします。例えば以下などです。
- ラフな就活イベントに参加する
- ベンチャー企業も視野にいれる
リクルートスーツを着て、形式的な選考をおこなっている企業が多いのは事実です。一方で、独自の採用方法を取っている企業もあります。例えば、服装自由だったり、堅苦しい面接をおこなっていなかったり、イベント参加でそのまま内定がもらえたりと形式もさまざまです。
8-1.ラフな就活イベントにだけ参加する
いわゆる、就活っぽくしなくても内定が取れる方法として有効なものの1つに就活エージェントがあります。
就活エージェントを利用すれば担当者があなたの考え方や希望に沿った企業を自動的に紹介してくれます。担当者と話すときは私服で構いませんし、堅苦しい雰囲気も一切ありません。
実際に企業を紹介してもらう際も一般的な就活と比較すればかなり気軽におこなうことができます。
また、既存の就活に対してネガティブな印象を持っているのは就活生だけではありません。社会人の中にも現在の就活のあり方を変えたいと考えている人はたくさんいます。
そして、そういった考え方を持った企業が主催しているイベントはfacebook等でたくさん公開されています。
そういう現場に行けばあなたと価値観の近い社会人と出会うことができ、これまでの「働く」という印象が変化することもあります。
8-2.ベンチャー企業も視野にいれる
ベンチャー企業のなかにはカジュアル面談など就活らしくない採用方法を取っている企業があります。カジュアル面談は一般的に面接の前におこなわれるもので、名前の通りカジュアルに企業と就活生が話す場です。なごやかな雰囲気で社員と話すことができるので、自分に合っている、合っていないを落ち着いて判断できるでしょう。そのまま内定が決まることもあります。
また、実際の面接の雰囲気がカジュアルなのもベンチャーならではです。企業によっては服装自由だったり、雑談しながら情報交換するような面接内容だったりと就活らしさが薄くなります。
ベンチャー企業は入社後も髪型や服装、働き方など自由度が高い企業が多いのも特徴です。就活同様に社会人になってからも自由に生きたい人にはおすすめと言えます。
9.③夢がある人が取るべき行動
夢がある人が取るべき行動は以下になります。
- 案件獲得のついでに内定を獲得
- 業界のイベント等に参加して内定を獲得
- 夢につながる業界を探す
- 資格を取得する
上記によって夢を叶えるきっかけになったり、夢の実現に近づけたり、夢を安心して追いかけられる精神的安定につながったりします。
闇雲に夢を追いかけるよりも、長期的なプランを考えて行動した方が後悔しにくく、成功もつかみやすいです。以下を参考に数年後だけでなく、10年後、20年後と長い人生をどう生きるかを考えてみてください。
9-1.案件獲得のついでに内定を獲得
個人で生きていくためには企業から何かしらの案件を獲得し、仕事をするケースが多いのかなと思います。
たとえば広告収入を得る仕事をしている場合、広告主と連絡を取ることや打ち合わせと称してアポイントを取ることは可能だと思います。
案件をもらっているということはあなたの能力を一定信用してもらっているということですから、複数回対話を重ねて入社したい旨をほのめかすとあっさり内定がもらえることがあります。
相性が合うか合わないかという部分もありますのでもちろん100%とは言えないのですが、非常に高い確率で前向きに検討してもらえる印象があります。
9-2.業界のイベント等に参加して内定を獲得
フリーランスとして独立すると孤独を感じることも多いのですが、そういう人が多いためかフリーランス向けのイベント等は頻繁に開催されています。
また、近年は多様な働き方を認めようという風潮がより強くなっているきていることもあって、パラレルワーク系のイベントや働くことに関するイベントがたくさん見られるようになりました。
そういったイベントには多様な働き方を容認する企業が協賛していたりすることがあり、担当者と話をしていると「うちの選考受けてみないですか」と言われることもしばしばあります。
あなた自身が興味のあるイベントに参加することで結果として企業と繋がることができるのであれば就活っぽくなく気軽にできるのではないでしょうか。
9-3.夢につながる業界を探す
夢をかなえるのに役立つ経験を積める業界、企業を探すのがおすすめです。安定した仕事をしながら、夢を追いかけることができます。
夢を実現するために必要なスキル、知識が身につく業界、企業がないか考えてみてください。
- 独立して稼ぎたいなら、IT業界などスキルが得られ独立しやすい業界を選ぶ
- プロスポーツ選手を目指すなら競合の部活を持つ企業を目指す
- YouTuberになりたいなら動画制作会社やwebマーケティング会社でノウハウを学びながら活動する
就職してスキルを身につけるのが難しい夢なら、融通のきく仕事を探してみるのもおすすめです。夢を追いかけるのをやめ、就職しようと思ったときに正社員での勤務経験がないと就職は厳しくなります。正社員との並行を考えてみてください。
9-4.資格を取得する
覚悟を決めて、就職せずに夢を追いかけるなら就職に役立つ資格を取得しておくのもありです。夢を追いかけて年月が過ぎ、いざ普通に働こうにも未経験で雇ってくれる企業は限られます。
就職に役立つ資格を取得しておけば、就職に切り替えたときも内定を獲得しやすい可能性が高いです。例として以下などが挙げられます。
- 宅地建物取引士
- 登録販売者
- 介護職員初任者研修
- 大型免許
即仕事を探さなければならなくなったときに資格があると心強いです。時間的な余裕がある学生のうちに取得しておくと良いでしょう。
資格も役立ちますが、就職においては年齢や職歴も重視されます。夢を追いかける、あきらめる、どちらかが正解ではありませんが、計画的に行動しましょう。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。 My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。 My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。
内定者の実体験記事 おすすめ就活エージェント18選!実際に使った先輩が徹底比較【内定率80%】
10.就活しない生き方をする際は計画的に!
以上から、就活をしない生き方はできなくはないがなかなか厳しい部分があること。労働時間を減らすことは現実的に難しくないということ。ラフに内定を得る方法について理解いただけたと思います。
就活をしない生き方というのも悪くはありませんが、計画をしっかりと立てて実行しなければ大きなリスクを伴う側面もあります。
どの道を選ぶにせよ投資、仕事、お金、時間、人間関係、これらの要素をどうつなぎ合わせたらより良く生きられるのか考え続け継続的に改善していくことが大切ということは言うまでもありません。
就活しない生き方をするためには既に多額の資産を持っていて運用できるかどうか、自分で事業を起こし安定的に現金が手に入るかがポイントと言わざるを得ません。
もし、現段階でそれらが難しいようでしたら一度就活することをおすすめします。その後、副業として少しずつ小さい事業をおこない、投資を経験し給料で収入を得て投資に回す。
まずはなんとかこのサイクルを作ることが重要です。そうすることで生涯労働時間を短くすることが可能になってきます。少しでも役に立てたら幸いです。
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