OB訪問の時期はいつなのか・・・
何月から始めれば良いかわからない・・・
OB訪問について考えた際、非常に悩ましい問題です。
そんな方でもOB訪問の時期はいつなのか、なぜその時期なのかをわかりやすく解説します。また、この記事ではOB訪問の時期を決めた人のために、大まかな手順も紹介します。
この記事を読めば、OB訪問の時期をいつにするか決めることができます。
キャリアの神様
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6つの分野で判定!『就活力診断』1.OB訪問の時期は就活解禁前!11~2月がベスト
- OB訪問のピーク時期は3~5月
- 年度末や4月上旬は避ける
- 早い人は1、2年のうちからOB訪問を始める人も
- 就活が本格化するとOB訪問の時間が取れない可能性も
1-1.OB訪問のピーク時期は3~5月
例年、3月1日に各企業の採用サイトがオープンし、説明会やワンデーインターンなどが始まります。そのため、全国の就活線が一斉に就活を始める3月中旬以降は競争率が一気に高くなります。
OB訪問は通常、本選考の2~3ヶ月前から行われます。今年の就活の本選考は、昨年同様6月スタートなので、OB訪問のピークは3月~5月頃です。
ピーク期にOB訪問を行っても、自分が会いたいOBに会えない可能性もありますし、会える人数も限られてきます。そのため、それよりも前にOB訪問をしておかなければ、他のライバルたちと差をつけることができません。
1-2.年度末や4月上旬は避ける
多くの企業は3月中旬以降は年度末に当たるので、仕事が立て込みます。
また、4月は新入社員が入ってきたり、部署の移動があるなど組織内の変化が大きい季節でもあります。
そのため、せっかく連絡をもらっても、学生と会う時間がない可能性があります。そのためできるだけ3月や4月よりも前にOB訪問を行いましょう。
1-3.早い人は1、2年のうちからOB訪問を始める人も
最近では、OB訪問を大学1、2年のうちから始める人も増えてきています。以前に比べて、3年時のサマーインターンが就職活動に大きく影響するようになったので、就活に対する意識の高い学生は早くから積極的に動いているのです。
OB訪問を1、2年のうちから行うメリットは次の2点です。
- 早期にOB訪問を実施して企業情報を得ることで、3年時のサマーインターンに向けた準備が可能
- 就活時期とは無関係なので、必要以上に取り繕わずに自然体でOBと会話することが可能
OBが働いている会社はどのようなところで、どんなやりがいや大変さがあるのかなど、その会社を知ることはとても重要です。
OB訪問が早すぎて困ることは何もないので、1、2年のうちから積極的に動いていきましょう。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。 My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。 My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。
1-4.就活が本格化するとOB訪問の時間が取れない可能性も
6月の本選考解禁に向けて、3月中旬から就活が本格化していきます。業界・企業研究、就活イベントや説明会への参加、自己分析やPR文の準備など、たくさんのタスクを抱える期間です。
就活を始めるとやらなければならないことに追われてしまい、OB訪問に時間を割けない可能性があります。繁忙期と重なると同じ学校の卒業生や社会人へのアポイントも取りにくく、そもそもOBがOB訪問を承諾してくれなくなってしまうかもしれません。
OB訪問は、これから始まる就活の参考にできる話を聞くチャンスです。数多くの学生が一斉に就活を始めるため、少しでも心に余裕をもって行動できるようにOBとの面談で早めに知識を蓄えておきましょう。
2.OB訪問をするべき理由
- 質問によって独自の情報が手に入る
- 自己分析や選考のフィードバックがもらえる
- 就活全般のアドバイスがもらえる
- インターンシップや企業説明会に招待してもらえる可能性がある
- 社会人生活についてのイメージが膨らむ
2-1.質問によって独自の情報が手に入る
OB訪問をするべき理由としては、直接OBに話を聞くことで独自の情報が手に入るということが挙げられます。以前に比べて、インターネットが普及した現在は、ネット上に様々な情報が溢れ、誰でも簡単に知りたい情報を手に入れることができます。
ネットで少し調べれば企業情報は簡単に入手できるようになりましたが、裏を返せば他の就活生も簡単に知ることができる情報が多くなっていると言えます。また、ネット上の情報は信憑性も低いものも多くあり、企業の誤った情報を覚えて面接で大失態を演じるという事態にも繋がりかねません。
そのため、OB訪問をして直接社員と話をすることで、その企業の生の情報であったり、ネット上には出てこない独自の情報が手に入ったりするので、ESを書く時や面接の際に活用できます。
OB訪問をすることは、他のライバルたちに差をつける第一歩といえるでしょう。
企業ホームページや説明会で分かる内容は質問しない
OBへの質問では、企業のホームページを見たらわかる内容や説明会で話される一般的な内容は控えましょう。
例えば、その会社が扱っている製品やサービスの内容や、直近の売上や利益などはホームページや有価証券報告書を見れば一目瞭然ですし、その会社の求める人物像は説明会で人事担当が教えてくれます。
インターネットで調べれば分かるような質問に終始してしまうと、忙しいにも関わらず時間を作ってくれたOBに対して失礼にあたるので注意しましょう。
企業でのやりがいや、大変なこと、入社を決めた理由などOBが感じていることを中心に聞くのがベストです。
2-2.自己分析や選考のフィードバックがもらえる
OB訪問をすると、OBから自己分析や選考のフィードバックがもらえることもOB訪問をすべき理由の一つです。OBの中には丁寧に学生の自己PRや志望動機に耳を傾け、改善点を指摘してくれる人も多くいます。
さらに、その企業の選考途中でOB訪問を実施していると、事前に人事からOBには学生の選考情報が共有されることがあり、次回の選考に向けて足りない点をブラッシュアップしてくれるでしょう。
OB訪問が企業の選考に影響を及ぼすことは少ないですが、社会人視点でのフィードバックを受けることで、これまでは気付けなかった改善点を知ることができます。
OB訪問を積極的に活用していくことで、自分自身をブラッシュアップさせられるため、他のライバルたちに差をどんどんつけていきましょう。
2-3.就活全般のアドバイスがもらえる
OB訪問で会話する社会人も、就活を経験した元学生です。業界や企業に対する質問だけでなく、就活準備や選考開始後に悩んだことなど、内定を獲得するまでの道のりについても質問してみましょう。
経験者視点のアドバイスをもらえることは、学生にとって非常に大きいメリットです。中には、社会人経験が長い先輩や人事部に配属しているOBもいます。
このような先輩との面談では、直近で新卒入社した後輩の話や所属する企業の選考に関する情報を教えてくれることもあり、選考対策につなげられるメリットがあるのです。
本格的に就活を始める前に少しでも多くOB訪問をしておくことで、これからの就活に役立つ話を聞くチャンスになるため、積極的に取り組みましょう。
2-4.インターンシップや企業説明会に招待してもらえる可能性がある
OB訪問をすることで、ほかの学生よりも有利に選考を進められるかもしれません。OB訪問を受ける社会人は、学生の情報や面談内容を人事へ提出していたり、学生に対して会社説明会やインターンシップへの招待を認められていたりする場合があるためです。
志望する企業の社会人と面談すると、企業に対する志望度も高まりやすいです。企業側も同じく、志望度の高い学生や優秀な学生には選考に参加してほしいと考えるため、もっと事業内容や日々の業務を知ってもらえる場に勧誘します。
それ以外にも、通常選考とは違う早期選考ルートに参加できるケースもあり、OB訪問は選考につながるチャンスです。志望する企業への内定獲得を目指すためにも、OB訪問をうまく取り入れていきましょう。
2-5.社会人生活についてのイメージが膨らむ
学生から社会人にステップアップし、さまざまな企業で働く先輩の話は自分の社会人生活をイメージしやすくなります。OB訪問では以下のような社会人生活についても質問してみるといいでしょう。
社会人生活についての質問の例
- 学生生活との違いはどんなところで感じますか?
- プライベートと仕事を両立するためにおこなっている工夫はありますか?
経験したことのない社会人としての生活は、経験者に話を聞くのが1番です。新入社員時代の思い出を聞かせてもらい、頭の中で想像しながら会話してみましょう。所属している企業の労働環境やOB訪問した先輩の性格などで生活スタイルはまったく異なります。
いろんな考え方に触れることで、卒業後どんな社会人生活を送りたいのか、自分自身の考えを見直すきっかけにもなります。より就職後のイメージが膨らみやすくするためには、1人だけでなく複数の社会人と話すことが大切です。
3.OB訪問の開始時期が遅れたらどうなる?4つのケース
よしお
「OB訪問はやって当たり前、やらなければ損」と聞いたことがあるかもしれません。本当にその通りで、周りが皆OB訪問を済ませているのに、自分だけが遅れてしまうと、非常に大きな損をすることになります。
2.OB訪問の対応が適当になる
3.大手企業のOB訪問が残っていない
4.OB訪問を訪問無しで就活に臨まなければならない
キャリアの神様
3-1.時期が遅れるとOBが多忙で会えない
年度末に当たる3月や異動などの変化がある4月では更に多忙となるので、会えない可能性がとても高いです。
5月や6月になるとOB訪問し忘れた、し遅れた人達が一斉に集まるので、OBは依然として忙しいままです。そのため、OB訪問は時期が遅れれば遅れるほど、OBの予定が埋まっているので会えなくなる可能性が高まります。
3-2.時期が遅れるとOBの対応が適当になる?
遅い時期にOB訪問すると、その時点ですでに、OBが何度も学生を相手にしている可能性が高いです。
そうなると、OBも新鮮味が無くなり、OB訪問1、2回目のような情熱が欠けてきてしまうのです。
また手短に済まそうと、前の学生には話していたような話も端折るかもしれません。
時期が遅れれば、せっかくOB訪問ができても、実のある話しを引き出せないこともあるため、早めがおすすめです。
3-3.大手企業のOB訪問が残っていない
大手企業のOBは多くの学生からOB訪問を申し込まれるので多くの回数をこなさなければいけません。しかし、同じことを繰り返し続けると飽きるのが人間というものです。
そのため、OB訪問を何回もしてしまうと一定の時期からOB訪問の提案を断るOBが出てきます。特に大手企業のOBは忙しいことや申し込みが多いこともあり、その傾向が高くなります。
3-4.OB訪問無しで就活に臨まなければならない
OB訪問は自分のはいる企業を決めるのにとても重要なステップです。自分がその企業の社風と合っているか、そこで働いている人と合うかなど自分が入ってから大きく関わるようなことを知れるのもOB訪問のメリットです。
また、コネクションを作れるので内定に直結することもあります。しかし、OB訪問が遅れてしまった場合、そのようなことが一切できず、いきなり選考ということになりかねません。周りの学生は皆OB訪問をしているのに対し、あなただけがOB訪問をしていないのは明らかに不利になります。
よしお
キャリアの神様
4.OB訪問の時期を早めた方が良い5つの理由
OB訪問を早めた方がいい理由は、上記のような悲劇を避けるだけではありません。OB訪問の時期を早めることで出てくる価値もあります。
2.たくさんOB訪問ができる
3.丁寧に対応してもらえる
4.他のOBを紹介してもらえる可能性がある
4-1.会いたいOBに会える
会いたいOBの勤めている企業が人気企業である場合は、人が集まりやすいのでピーク時にアポを取るのは至難の業となります。広告代理店や、銀行、商社などは特にこの傾向が高いです。
アポをとっても、忙しいため断られてしまう場合や、日程調整がうまくできないなどの問題が生じます。
そのため、アポを取りにくい時期を避けてOB訪問を行えば、自分が会いたいOBや、自分が行きたい企業に勤めているOBと会いやすくなるのです。
4-2.たくさんOB訪問ができる
早くからOB訪問に向けて行動を起こすことで、訪問できるOBの数が多くなります。
早くからOB訪問を行えば、学生側もOB側も時間に余裕があるため会える可能性や会えるOBの数は多くなるのです。
また、OB訪問により視野が広がったり、自分に適した企業を絞ることができたりするため、OB訪問は早くから行動を起こし、複数のOBに会うことをおすすめします。
4-3.丁寧に対応してもらえる
学生の訪問を受け入れる、OBの立場で考えたとき、就活直前で訪問してくる学生よりも、早い時期から積極的にOB訪問を行っている学生の合が印象は良いはずです。
早い時期からOB訪問を行っておけば、企業やOBにとっては、企業に対する志望度の高さややる気が感じられるので、詳しい話を聞かせてくれたり、丁寧に対応してくれます。
また、1回目や2回目のOB訪問は、OB自身も学生との交流を楽しむことができますが、何度もOB訪問を受けると、同じ質問と回答を何回も繰り返さなくてはならず、退屈に感じてしまいます。数回受けてからは、OB訪問を断る人もいるほどです。
4-4.他のOBも紹介してもらえる
OB訪問のピーク時では、なかなかOBが捕まらないことがありますが、早くからOB訪問を行うことで、学生側の知りたい内容についてより詳しく教えてくれる人を紹介してくれたり、特定の部署の方を紹介してくれたりする可能性もあります。
また、同じ企業の人だけでなく、学生の興味のある企業に知り合いがいれば、その人を紹介してくれることも珍しくありません。
しかし、OB訪問のピーク期では紹介する側もされる側も多忙になるため、このようなことは難しくなります。
紹介してもらえるポイントとしては、早くから行動することとは別に、学生側がOBに他のOBを紹介したいと思わせられるかどうかが重要です。そのため、OB訪問では謙虚さと礼儀を持って臨みましょう。
4-5.OBとの繋がりが就活で役立てることができる
志望度の高い企業への選考では、ほかのライバルたちに負けない自己PRや志望動機で有利に進めたいものです。OB訪問では、その企業で働くことによる仕事に対する価値観や所属する部署の雰囲気、会社全体の取り組みなど数多くのリアルな声を聞くことができます。
企業研究で集めた情報をもとに志望動機を考えるよりも、OB訪問で聞いた具体的な内容を取り入れるほうが、説得力のある文章に仕上がるでしょう。面接でも、「〇〇部の〇〇さんにOB訪問でお伺いしたんですが」と話した方が具体的な内容の根拠になります。
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5.OB訪問のアポを取る際の注意
OB訪問の大まかな流れは5つのステップに分かれています。
中でも、アポを取る時期には気をつけましょう。
会いたいOBの連絡先を入手したら、次はアポ取りです。OB訪問はOBが訪問を快諾してこそのOB訪問です。相手の時間をとっていることにも配慮し、マナーにも注意してアポをとりましょう。
アポを取る際には以下の3点に気をつけないといけません。
- 1ヶ月以上前にアポを取る
- 送る時間帯に気をつける
- 忙しい時期にアポを入れない
具体的にOB訪問の流れをバッチリ把握したい方はこちら
6.OBの連絡先を入手するための方法
OB訪問をするために、まずはOBの連絡先を入手しなければなりません。大学の卒業生や志望度の高い企業に所属するOB、少しでも気軽に訪問できるOBなど、自分の志向にマッチするOBと面談できるように複数の方法を使いましょう
連絡先を入手してもアポイントがうまく取れない可能性もあるので、より多くのOBから探せる状況を作ることが大切です。スムーズにOBの連絡先を入手できるように、4つの方法をみていきましょう。
よしお
キャリアの神様
- 大学のキャリアセンターを利用する
- サークルやゼミ、友人関係から探す
- SNSを活用してみる
- OB訪問マッチングサービスを活用
6-1.大学のキャリアセンターを利用する
OBの連絡先入手方法としてメジャーなのは、キャリアセンターを利用することです。キャリアセンターを通じて連絡先を入手するメリットとして、所属する大学の採用率が高い企業に在籍しているOBと話せる可能性が高いことが挙げられます。
連絡先入手の流れは以下のとおりです。
- OB名簿からOB訪問したい人を見つける
- キャリアセンターにOB紹介を依頼する
- 担当者が、該当OBへ訪問受け入れを打診
- OB訪問が許可された場合、連絡先を受け取る
- 学生が直接OBへ連絡し、アポイントをとる
ただ、キャリアセンターに依頼をしてから連絡先入手までに、数日かかってしまうことがあります。また、タイミングによってはOB訪問の受け入れが難しく断られるケースもあるため、気持ち多めに依頼しておきましょう。
6-2.サークルやゼミ、友人関係から探す
こちらは、所属するコミュニティ内でOBの連絡先を入手する方法です。大学生活の中でサークル活動やゼミ、友人の知り合いなど先輩とつながるコミュニティは多いでしょう。面識のある先輩であればスムーズに連絡先を教えてもらえますし、仲の良い友人の紹介は安心感があります。
同じサークルのOBの場合は自分に似た志向の方が中心になるため、OB訪問のハードルも高くありません。ゼミに入っている場合は、教授や准教授が企業とつながっている可能性があるため、一度相談してみましょう。
ただし、所属するコミュニティ内で紹介してもらったOBとなると、自分の求めるOB訪問先とは少し違っても断りにくい可能性が高いです。紹介してもらう前に、自分にマッチしたOB訪問ができるか確認しておくことをおすすめします。
6-3.SNSを活用してみる
FacebookやInstagram、TwitterといったSNSも、OBの連絡先入手に有効なツールです。Facebookは実名登録しているユーザーが中心なので、ほかのSNSツールに比べるとOBの情報がつかみやすく、出身大学や勤務先からOBを探すのに適しています。
InstagramやTwitterでは、仕事のつながりとプライベートをアカウント別で利用されているユーザーが多いです。ユーザー検索以外にもOB訪問の様子を動画投稿していたり、就活生向けのストーリーをアップしているユーザーも多数いたりするため、こちらもOBを見つけやすいです。
SNS内で連絡できる手軽さはメリットですが、正確な情報を公開しているとは限りません。投稿内容やプロフィールに少しでも不安を感じるユーザーへの連絡は避けましょう。
6-4.OB訪問マッチングサービスを活用
OBの探し方といえば、上記でお伝えしたようにキャリアセンターを通じてメールや電話でアポイントを取ったり、自身の所属しているコミュニティの先輩に声をかけたりするのが一般的な方法です。しかしそれだけではうまくアポ取りができなかったり、興味のある業界で働くOBが見つからなかったりして、苦戦することも多くあります。
アポイントを取りやすくするために、OB訪問マッチングサービスも活用してみましょう。OB訪問マッチングサービスは、スマホアプリを配信しているものが多く、簡単な操作でOBと連絡が取れるサービスです。
どんな企業でどんな仕事をしているのか、OBのプロフィールを確認して会いたい人を探せるので、自分にマッチする人を選んでアポイントを取ることができます。
7.OB訪問時に押さえておきたい基本マナー
OB訪問を受け入れてくれる社会人は、仕事をこなした後やプライベートな時間を割いて面談してくれます。有意義なOB訪問にするためにも、当日は遅刻をしないように心掛けましょう。
ドタキャンや無断キャンセルはもってのほかです。どうしても約束の日程では難しい場合は、早めに相談しましょう
また、コロナ禍で体調不良に敏感な社会人は多いです。体調が優れないときは無理に会いに行こうとせず、電話で事情を説明してください。ほかにも覚えておきたいマナーを解説していきます。
よしお
- OB訪問でも身だしなみで気を抜いてはいけない
- はじめの挨拶と修了時の挨拶は丁寧におこなう
- 質問は相手に失礼にならないか考えてからおこなう
- 質問は端的に言いそのあと意図を伝える
7-1.OB訪問でも身だしなみで気を抜いてはいけない
身だしなみは、第一印象を決めるポイントとなります。服装は就活時同様スーツが基本です。男性は寝ぐせやボサボサした髪の毛を整え、女性は髪の毛が顔にかからない程度に軽くまとめるなど、清潔感のある髪型にしましょう。
カバンや靴も、汚れが酷いものやデザイン性の高いアイテムは控えます。OBが休日に時間をとってくれた場合や社風的にスーツだと浮いてしまいそうな企業に勤めているOBとの面談の場合は、当日の服装を事前に確認しておきましょう。
私服OKのOB訪問でも、なるべくシンプルな洋服を選ぶことをおすすめします。OB訪問は、身だしなみで個性をアピールする場ではありません。だらしなく見える格好や露出度の高い洋服は悪い印象が残りやすいので注意しましょう。
7-2.はじめの挨拶と修了時の挨拶は丁寧におこなう
始まりと終わりの挨拶は、しっかりと相手の顔を見て伝えましょう。初めてお会いするOBの場合は大学名・氏名の順に伝え、「本日はよろしくお願いいたします。本日はお忙しいところ、お時間をいただきありがとうございます」などと挨拶をします。
挨拶をきちんとしないと、OBも気分が良くありません。貴重な時間を割いてくれていることを加味して、丁寧な対応を心掛けてください。2回目以降のOB訪問でも、「再度お時間をいただきありがとうございます」のような挨拶を必ずします。
終わりの挨拶でも時間を割いてくれたことに感謝を伝え、「失礼します」と一礼して別れましょう。その後、なるべく早めにお礼のメッセージを送ることで、今後相談したいことができた時にも連絡が取りやすくなります。
7-3.質問は相手に失礼にならないか考えてからおこなう
どのような質問をするか、ここでも気を付けたいマナーがあります。
1つ目は個人的な情報に関する質問です。現在の給与や直近の社内評価の内容など、個人の実績をもとに変動する情報については、質問を控えましょう。このような質問はOBが答えにくく、人によっては失礼だと受け取られてしまう可能性が高いので注意してください。
2つ目は企業ページに掲載されている内容です。
- 「御社はどんな事業をしていますか」
- 「年間休日を教えてください」
- 「全国展開していますか」
などの質問は、コーポレートサイトで簡単に調べることができます。OBの所属企業に興味がないように感じるため、企業情報はある程度把握しておきましょう。
7-4.質問は端的に言いそのあと意図を伝える
質問をするときに話を詰め込んでしまい、「結局、何が聞きたいの?」とOBを困らせないようにしましょう。逆に質問が簡潔すぎて、なぜその質問をしようと思ったのかが相手に伝わらないと、あなたの求める回答を得られない可能性も高いです。
質問は何がどのようにわからないのかを伝えることで、適切な回答が返ってきます。その回答を聞いたうえで、質問の意図を話してみましょう。そうすることで、さらに具体的な回答につながります。
たとえば、OBが所属する職場の雰囲気について質問をした場合は、回答してもらった後に「そうなんですね」という言葉だけで終わらせてはいけません。「御社のサイトに掲載されている〇〇の活動がとても楽しそうで、職場ではどんな感じか気になったんです」のように質問の意図を伝えることで、OBからどんどん話を引き出すことができます。
8.おすすめのOB訪問マッチングサービス3選
志望する業界や企業、自分の希望に合うOBを見つけるために、OB訪問マッチングサービスの利用がおすすめです。OB訪問に活用できるサービスは多数ありますが、安心して利用できる3サービスを紹介していきます。
話を聞いてみたいと思った時に、すぐ行動に移せるのがマッチングサービスのメリットです。キャリアセンターや知人の紹介を受けるだけでは時間もかかってしまうので、マッチングサービスをうまく併用して効率よくOBを探しましょう。
よしお
キャリアの神様
- BIZREACH CAMPAS(ビズリーチ キャンパス)
- Matcher(マッチャ―)
- ソーシャルランチ
8-1.BIZREACH CAMPAS(ビズリーチ キャンパス)
ビズリーチキャンパスは、44大学(※2021年時点)が利用できるサービスです。社会人登録者数は5万人を超えており、自分の大学を卒業した社会人とのマッチングが期待できます。
社内でOB訪問を受ける担当者に選ばれている企業公認の社会人も多く、アクティブな社会人とスムーズに面談ができるでしょう。就活ハラスメント対策としてアプリ内のチャット・ビデオ通話機能を使用しています。直接訪問は企業公認マークのついた社会人のみオフィス内で対面可能とされているため、安全性の高いサービスです。
それ以外にも、登録している学生には企業からスカウトが届いたり、会社説明会や一部選考を免除するようなイベントへの招待があったりと機能が充実しています。OB訪問を効率よく進めながら、スカウトもチェックしてみましょう。
- 社内でOB訪問を受ける担当者に選ばれている企業公認の社会人が多い
- オンラインでOB/OG訪問ができる
- 自分の大学の先輩に相談ができる
8-2.Matcher(マッチャ―)
マッチャーは所属する大学の卒業生だけでなく、他校の先輩にも話を聞くことができるユーザー数20万人を超えるマッチングサービスです。学生と話をする代わりに社会人はお願いを1つ頼める「ギブアンドテイク」のシステムで、学生側がOB訪問で聞きたいことを気軽に話せる関係性を作ってくれています。
出身大学を問わずさまざまな業界・企業で働く社会人にOB訪問が可能なので、リアルな話をたくさんの社会人から聞きたいと思う人は、どんどん面談を申し込みましょう。
また、社会人だけでなく内定者も登録しているため、就活中の悩みを相談したり就活の進め方にアドバイスが欲しい時にも活用可能です。
社会人からのお願いは、就活をサポートさせてほしいといった学生を応援するようなものも増えているので、OB訪問先探しに取り入れることをおすすめします。
- ギブアンドテイクの仕組みなのでお願いがしやすい
- 他校の先輩にも話を聞くことができる
- 登録者数が多い
8-3.ソーシャルランチ
他のサービスに比べるとユーザー数は劣りますが、3000社のトップ企業で働く社会人に訪問できるソーシャルランチもおすすめです。首都圏のオフィスに在籍している社会人が多く、休憩時間に30分〜1時間程度一緒にお昼を食べながら話を聞いてくれます。
夜間の訪問ではないので飲酒やハラスメントの危険性が少なく、安心して利用できるサービスです。社会人は自分のスケジュールに合わせてランチ枠を開設していますが、開設していない社会人には直接リクエストを送ることができます。
また、社会人主催のランチも開催されていることがあるので、こちらもチェックしてみましょう。ユーザー数が比較的少なく、ハイキャリアの社会人への面談も承認されやすいため、ぜひ活用してみてください。
- IT、マスコミ、金融、コンサル業界に強い
- ランチを食べながら話を聞ける
- 社会人主催のランチも開催される
9.まとめ | OB訪問は遅くても2月後半!
OB訪問は企業研究になるだけでなく、選考対策にもなるため、就活攻略には欠かせません。
OB訪問に遅れたからと言って諦めてはいけません!会社の雰囲気やキャリアについてなど、OBだからこそ教えてくれる独自の情報はたくさんあります。
もしも、自分が遅れていると思ったのなら今すぐにでもOB訪問を始めて、必ず就活を成功させましょう!
よしお
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