面接で話す時事ネタはこれでいいの?
この時期であれば、どんなニュースを話すと好印象なの?
就活の面接時にたずねられる代表的な質問の一つに「最近気になるニュース」があります。
就活生は、この質問をされたときに、いったいどう答えたらいいのでしょうか。
普段からニュースをチェックしている人であれば、回答するのにそこまで苦労はしないでしょう。
しかし私のような、気になるニュースといえば芸能ゴシップかプロ野球の試合結果という人もいると思います。
そんな人でも大丈夫。
ここでは、面接官がニュースについて質問する理由から、ニュースの選び方、ニュースの気軽なチェック方法などを紹介します。
平均点は58点!あなたの面接力は?
1.面接官が最近気になるニュースを聞く理由は?
面接官は、最近気になるニュースについて質問することで、あなたの「人柄」を知りたいと考えています。
「興味を持つ内容」や「考え方」を知ることで、「人柄」は把握できます。
では具体的に見ていきましょう。
- どういったことに興味を持つのか
- ニュースについてどんな考え方をするのか
1-1.どういったことに興味を持つのか
最近気になるニュースの質問に対する回答から、どういったことに興味を持って生活をしているかがわかります。
例えば、環境破壊に関するニュースをピックアップしたなら、環境問題に興味を持った人物だと捉えられますし、株価について言えば、経済に注目している人と考えられます。
そのため最近気になるニュースの質問からは、自身の興味や関心を探られていると意識して回答するようにしましょう。
1-2.ニュースについてどんな考え方をするのか
面接官は何に興味を持っているのかを知りたいと考えていますが、それに対してどんな考え方を持つのかから、あなたの人柄について知るためにこの質問をします。
社会人になると高いアンテナを張って、いろんな情報を収集する能力やそれに対し意見や主張を持って行動することが求められます。
単に情報を集めるだけではなく、それについて意見や主張を持つ人材かを見極めています。
もし、現在あまりニュースを見ていないという人がいるのなら、毎日ニュースに触れつつ、その出来事について自分はどう考えるのか、意見をもつように心掛けてみてください。
よしお
面接官の質問の意図を知る方法
「自分を動物に例えると何だと思いますか」、「最近読んだ本を教えてください」など、面接では「最近気になったニュースは?」以外にも様々な質問をされます。
中には「なんでそんな質問をするんだろう」と思うようなものもありますが、答えを準備していないために、焦ってよくわからない回答をしてしまうこともありますよね。
就活では予想外のことがよく起こるものですから、どれだけ準備していても本番で思いがけない質問をされるというのはよくあることです。
ESのように調べたり考たりする時間があるものはいいですが、面接のようにその場ですぐ回答しなくてはいけない場面では悠長に考えている暇はありません。
その場で”なぜそんなことを聞くのか”という面接官側の意図を汲み取り、適切な回答を考える力をつけることが重要なのです。
面接官の出題の意図を理解するには、面接官がどのような項目について評価していて、どのような学生だったら採用したいと思うのかという面接官の視点を得ることが近道になります。
この『面接官評価シート』には、面接官が就活生のどのような部分をチェックしているのかや、実際の面接でも使われている評価シートが掲載されています。
面接官の意見や実際に使われている評価シートは面接官視点を手に入れるには最高のテキストとなるでしょう。
無料で手に入れられるのでダウンロードしてサクッと面接官視点をおさえておきましょう。
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2.質問に対する最近気になるニュースの選び方
最近気になるニュースを聞かれた時の対策として、どんなニュースを選んだらいいのか考えるのは非常に骨が折れますよね。
ニュースを選ぶ際には、どんなニュースでもいいという訳ではありません。当然、面接官に好印象なニュースと、悪い印象を与えてしまうニュースが存在します。
ここでは、最近気になるニュースの選び方について「面接官のウケが良い悪い」という視点でご紹介します。
- 好印象を持たれやすいニュース
- 避けたほうが良いニュース
2-1.好印象を持たれやすいニュース
最近気になるニュースに関する質問は、面接で何気なしに聞かれていると捉える人も少なくないかもしれません。
この質問を通じて「どういったことに興味を持っているのか」「どんな考え方をするのか」を確認することで、面接官は人柄や性格を見極めようとしていると先に述べましたが、ビックアップするニュースの内容だけで好印象を持たれやすいものもあります。
社会に出ると、たくさん得た情報の中で取捨選択して最適なものを提示するということが求められるようになります。
ここでは、好印象を持たれやすい「自分の考えが述べやすく興味関心のあるニュース」と「志望企業と同じ業界や関連のあるニュース」について、くわしく説明していきます。
自分の考えが述べやすく興味関心のあるニュース
最近気になるニュースの選び方として、自分の考えが述べやすく興味関心のあるニュースをピックアップするのも一つの方法です。
面接でこの質問が出ることを想定し、新聞を端から端まで読んで情報を得たとしても、興味があるものでなければ、深く突っ込まれたときに回答できないことも考えられます。
面接官は、周到に準備された回答は求めていませんので、準備した回答以外でも話ができるような興味関心のあるニュースを選ぶのが無難です。
もちろん、就活に入る前から新聞を読んで、あらゆる分野の話題にも興味を持っていることが大切ですが、ニュースに触れる習慣がない人は、興味のある分野から触れてみるようにしましょう。
興味のあるニュースを選べば意見を述べやすいからおすすめじゃぞ。
キャリアの神様
志望企業と同じ業界や関連のあるニュース
最近気になるニュースの選び方として、面接官にアピールしやすいのは志望企業と同じ業界や関連のあるニュースです。
ニュースの選び方により、本当に志望企業と同じ業界で仕事がしたいという強い思いを伝えられますし、入社してからも同じ業界のニュースに目を向けることは重要ですから、勉強しておくことは決して無駄にはなりません。
ただ、勉強して多くの知識を得たとしても、その業界に対して持っている知識量は、圧倒的に面接官のほうが上なので、曖昧な回答しかできない部分の知ったかぶりはさけるようにしましょう。
よしお
2-2.避けたほうが良いニュース
スポーツ関係のもの
ここで言うスポーツニュースとは、サッカー・野球などの試合結果や、チームのキャンプ・合宿情報などを指します。
スポーツに関係するニュースは、スポーツ業界を志望する際を除くと、おすすめできません。
スポーツは趣味の要素が大きく、時事ニュースとは言い難いです。質問する理由でもお伝えしたように、気になるニュースから面接官はあなたの人柄や考え方を知りたいと思っています。
趣味に関する質問は別途されることもありますから、最近気になるニュースではスポーツ以外で自分の意見も述べやすいニュースを選びましょう。
政治や宗教的なもの
政治や宗教的なものも、選ぶニュースとしては避けた方がいいでしょう。こういった話題は、個人の感情が入りやすいためです。
面接官も公平に選考を行なっているとはいえ、人間です。相手がどんな政治や宗教的な価値観を持っているのかは分かりません。
例えば、「この前の選挙で、私はA党を支持していたのに、B党が勝ってしまった。」といったことを述べた場合に、もし面接官がB党を支持していた場合、批判されたと気分を害してしまいかねません。
公の場で政治的・宗教的なものを話題にするのはタブーとするマナーもありますから、政治的なものや宗教的なものを選択するのもやめましょう。
キャリアの神様
ゴシップもの
避けたほうが良いニュースとして、ゴシップものもその1つに挙げられます。
ゴシップものはテレビやメディアなどで連日報道されることが多く、ピックアップしやすいニュースですが、面接官が意図するニュースとは異なるものです。
これは社会に出たときも同じで、商談の場でゴシップものが話題に上がり、それがきっかけでビジネスに繋がっていくケースはほとんどありません。
また、ゴシップものは政治家や芸能人などのプライベートに踏み込む内容が多く、そのような面に興味を抱く人物を求める企業は少ないといえます。
話せるニュースがないにしても、面接の場ではゴシップものが出た時点でネガティブな印象を与えますので、話すものではないと認識しておきましょう。
キャリアの神様
就活生と社会人では物事の捉え方も異なりますし、面接官が就活生とは年の離れた世代であればなおさらニュースの選択は慎重にならざるをえないでしょう。
面接の質問への回答に迷ったら、就活エージェントに相談してみましょう。エージェントは企業を紹介するだけというイメージを持っている人もいると思います。
ですが、エージェントはESの添削や面接対策など、選考対策もすべて無料で行っていますので積極的に利用していきましょう。
私が実際に利用したエージェントでは丁寧に面談してくれた『JobSpring』がおすすめです。
3.最近気になるニュースを聞かれた時の答え方のポイント
最近気になるニュースを聞かれた際には、選ぶニュースももちろん重要ですが、答え方もそれと同じくらいに重要です。ここでは、聞かれた時の答え方のポイントをいくつかご紹介していきます。
- 答える時の構成に注意する
- ニュースに対する自分の意見をはっきりさせる
- 最新のニュースでなくても良い
- 個人的なエピソードがあると自分らしさが伝わる
3-1.答える時の構成に注意する
まず、重要なのは答える時にどういった構成で答えるかです。
気になるニュースを答えるときには、以下の順序で答えるようにしましょう。
この最初に結論から述べるというのは、どの質問に答える際にも当てはまります。
最初に結論を述べておかないと、ダラダラと内容を話し続けてしまうので、面接官に何を伝えたいのかよく分からなくなってしまいます。
特にニュースの場合は、色々な情報を盛り込まなくてはいけないので、内容から入ってしまうと大変です。答える際は上記の流れを意識するようにしましょう。
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3-2.ニュースに対する自分の意見をはっきりさせる
普段の生活では、ニュースに自分の考えを持つことは少なく、「へー、そうなんだ」と流してしまうことが多いでしょう。
就活生の中には、ニュースに対して自分なりの考えを持たず、自分の意見を考えようとせずに、予め例文などを覚えておいてそれっぽいことを言う人がいます。
しかし、面接官も多数の応募者を見ているので、自分の頭で考えた意見でないものは、話す内容や質問への回答ですぐに分かってしまいます。
ニュースに対する意見を述べる際には、自分で考えたものを伝えるべきです。難しく考える必要はありません。
この決定に対して、自分はどう思うのか、反対する場合はどうしたらいいと思うのか、素直に述べていいところでしょう。
法律や分からない言葉があれば、ネットで調べ、その事柄を理解すると、自分の考えを持ちやすくなりますよ。
3-3.個人的なエピソードがあると自分らしさが伝わる
話題となっているニュースを題材にする場合、他の就活生と内容が被ってしまう場合があります。そのため、ニュースに対する意見だけではなく、個人的なエピソードも交えて話すことができればいいでしょう。
自分のエピソードと結びつけることができれば、ニュースを他人事ではなく自分事として捉えていることが面接官に伝わります。また、オリジナルのエピソードであれば、他の就活生と被る心配がないので、自分らしさを発揮することも可能です。
キャリアの神様
4.最近気になるニュースを聞かれた時の回答例文
ここからは、最近気になるニュースを聞かれた時の回答例をいくつか紹介します。これから紹介する例文を参考に、自分が気になった最近のニュースを当てはめて考えてみてください。
- 社会問題に関するニュースの例文(自動車業界志望)
- テクノロジーに関するニュース例文(教育業界志望)
- ビジネスに関するニュースの例文(飲食業界志望)
- SDGsに関するニュースの例文(飲料業界)
4-1.社会問題に関するニュースの例文(自動車業界志望)
まずは、社会問題に関するニュースを紹介します。社会問題はニュース番組等でも特集が組まれやすいので、世論とあわせて自分の考えが伝えられるといいでしょう。
このように、社会問題に関するニュースを話す場合は、自分が目指す業界と絡めて話しましょう。また、自分のエピソードを少し付け加えるだけでオリジナリティのある文章にもなります。
4-2.テクノロジーに関するニュース例文(教育業界志望)
次に、テクノロジーに関するニュースを使った例文をご紹介します。企業に関係するニュースを取り上げることで、興味を持っていることもアピールできるでしょう。
テクノロジーに関するニュースは専門的な話になりがちですが、ニュースの説明よりも自分の意見を述べることが重要です。ニュースの内容については簡単に述べ、自分の意見をしっかりと伝えるようにしてください。
4-3.ビジネスに関するニュースの例文(飲食業界志望)
このように、自分のエピソードを入れるだけで、他の就活生とは一味違った内容になります。被りやすい内容だと感じた場合は、エピソードを交えてオリジナルの内容にしましょう。
4-4.SDGsに関するニュースの例文(飲料業界)
自分が受験する企業に合わせた内容が話せれば、社会の課題とあわせて企業選びをしていることが伝わります。もし、気になったニュースと受験する企業が合致している場合は、最終的に志望動機に結びつくような内容になってもいいかもしれません。
5.ニュースを見つける時に便利なおすすめサービス3選
「最近気になったニュースと言われても、普段からニュースをチェックしてこなかったし・・・」と思っている就活生もいますよね。
そんな方のためにここでは、ニュースを見つける際におすすめのサービス3選をご紹介します。
- NewsPicks
- ダイヤモンドオンライン
- LINEニュース
5-1.NewsPicks
【厳選】
🗒ZOZOを知るための厳選記事12本
▶【3分解説】なぜゾゾタウンは、ファッション界の「常識」を破壊できたのか?
︎▶「ZOZO」を生んだ天才、前澤友作の頭の中
▶CASH光本が語る「前澤友作」と働いた3年間https://t.co/ZqTXJGG7f9— NewsPicks (@NewsPicks) March 6, 2019
NewsPicksは、「経済を、もっとおもしろく。」がコンセプトの、ビジネスパーソンや就活生のためのソーシャル経済メディアで、専門家や著名人の解説コメントでニュースがわかる、SNSっぽいニュースアプリサービスのことです。
今までニュースを読んだことの無い方は、いきなり新聞を読むには少しハードルが高かったりしますよね。
しかし、NewsPicksであれば、スマホさえあればいつでもどこでも簡単に読むことができますし、国内外の最先端の経済ニュースを厳選して紹介しているので、簡単に情報を得ることができます。
また、専門家や著名人が各ニュースに関してコメントしているので、そのニュースに関してどういった視点から読めばいいかイメージがつきやすいこともメリットです。
5-2.ダイヤモンドオンライン
グローバル経済、減速からの「早期回復」は可能なのか – 経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層 https://t.co/YGSIOzzWmm
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) March 5, 2019
ダイヤモンドオンラインは、書店でよく見かけるビジネス週刊誌、週刊ダイヤモンドを出版しているダイヤモンド社が運営しているポータルニュースサイトで、日々多数の記事がタイムリーに更新されています。
政治・経済はもちろん、経営戦略やキャリアなど幅広いテーマを取り上げているのが特徴で、新聞よりも読みやすい記事が多く、初心者の方にも利用しやすいサービスです。
5-3.LINEニュース
全国唯一の「りんご科」高校、最後の卒業式 今年度閉校https://t.co/vbUFKlMQWA
— LINE NEWS (@news_line_me) March 5, 2019
今や、日本のスマホ利用者の8割が使っている、メッセージアプリ「LINE」。もはやインフラといっても過言ではないくらいに普及しているアプリだからこそ、誰でも簡単にニュースを確認する事ができるという点が特徴です。
エンタメやコラムなどのイメージが強いですが、経済ニュースも扱っているので、手軽にタイムリーな話題を確認する事ができてとっても便利なニュースアプリです。LINEのホーム画面の右下に「ニュース」とあるので、タップして確認してみてください。
Twitterでトレンドを見るのもおすすめ
ニュースを見つける時に便利なおすすめサービスをご紹介してきましたが、今の時代は多くの人がTwitterを利用していますので、トレンドを見てみるのもおすすめです。
このトレンドは、Twitter利用者の多くが興味を持ったことに簡単に触れることができます。
トレンドの中から特に気になったワードを深掘りし、自分の考えをもちましょう。
ただ、注意していただきたいのは、先にご紹介した避けたほうがよいニュースも数多く含まれていますので、それらを避けてピックアップするといいですね。
【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう
面接で"あなたが対策すべきところ"わかってますか?
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6.まとめ
面接での「気になるニュース」を聞かれたときの回答について紹介しました。
ニュースを答える際は、何でもいいわけではありません。
不適切な内容を避けたうえで、自分の人柄や、興味関心が伝わる内容をピックアップし、必ず自分の考えとともに伝えましょう。
ニュースをこれまで見てこなかった人は、何も新聞やテレビでなくとも、今は携帯から簡単にトレンドニュースが分かります。
そのなかから、自分の興味のあるワードを見つけるところから始めましょう。興味を持ったワードを深掘りし、ニュースを理解することで、自分の考えを持ちやすくなります。
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