就活に疲れた、辞めたいけれど内定がまだ出ていない
どうやってこの先、就活を続けていけばいいのか分からない
就職活動をやってみたものの、なかなか思うようにいかない部分があったり、就職活動に対して何かしらの違和感を感じているのではないでしょうか。
結論から言うと「就活に疲れた」のであれば、無理して続けるのではなく、一度立ち止まって考えた上で状況を変化させていくことが必要です。
そのときは、さすがに就活に疲れ、この先どうすればいいのかと不安な日々を過ごしました。
編集部 橋本
就活に疲れたときは、同じことを同じようにやっても無意味です。
今回の記事を読んで、その状況に応じた対処法を知ってもらえればと思います。
1.ESや面接が続いて疲れた
就活中は、ESを書いたり面接対策をしたり説明会に行ったりと単純にしなければならないことが多く、疲れてしまう方も多いはずです。
ましてや、受けても選考に落選しお祈りメールを送られることが数回続くと誰もが少なからずメンタルを消耗してしまうものだと思います。
就活に疲れているとき、効果的だった対処を紹介します。
- 選考を受ける企業を減らす
- 気分転換に時間を趣味や体を動かすことにつかう
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就職人気上位100社に内定をもらった学生が提出したエントリーシートを全て公開!1-1.選考を受ける企業を減らす
就活に疲れる一つの原因として、選考を受ける企業が多く、ESの締め切りや面接の対応に追われることによる「肉体的な疲労」と、スケジュール管理に追われることによる「精神的な疲労」、2つの疲労が挙げられます。
時間を割いて作成したにも関わらずESが通らなかったり、面接で自己否定されたりすると、より一層精神的に疲れが増していくことでしょう。それが本命企業であればなおさらです。
この疲れに関しては、選考を受ける企業の数自体を減らしてしまうことが一番の対処法です。
多くの企業を受けてしまうことで本来集中すべき企業に集中ができないのであれば、選択と集中をすることが重要です。
むやみやたらに受ける企業を広げるよりも、自身の軸に合った企業を数社受ける方が良い結果に繋がるときもあります。
エージェントを利用し書類の添削やスケジュール調整をしてもらう
「受ける企業数を単に減らすのはちょっと不安・・・」という人は、合わせて就活エージェントの利用がおすすめです。
就活エージェントに書類の添削や面接対策をお願いすることで、単に企業を減らすのではなく、1社に対してプロのアドバイスのもと十分な対策をしていけるのです。
また、選考対策だけでなく、面倒な選考スケジュールの調整をエージェントに任せることで、自分の負荷を少なくできます。
就活エージェントからの企業紹介を受けることで、特別な選考ルートにより選考回数を減らせる場合もありますので、就活に疲れてこれ以上やりたくない、だけど内定はほしい!と考える人におすすめです。
キャリアの神様
エージェントによる企業紹介またはオファー型の登録
就活エージェントに登録することでエージェントが自分に合った企業を紹介してくれるだけでなく、ES添削、SPI対策、面接対策など様々なサポートを受けることが可能になります。
ただし、就活エージェントは多く存在し、特徴も様々なので、自分に合ったエージェントを探しましょう。
オファー型はエージェントによる企業紹介と違い、企業が学生のプロフィールを見て直接スカウトをするので、「オファーが来た時点で自分に興味を持ってくれている」ところからスタートできます。
プロフィールや自己PRを登録しておけば自動で就活が進むと、オファー型サービスは人気となってきています。
1-2.気分転換に時間を趣味や体を動かすことにつかう
就活をすること自体に疲れてしまった場合は、思い切って就活から距離を置くこともときには必要です。
疲れてしまって、やる気・モチベーションが湧かない状況で、就活を取り組んでも全てが中途半端な状態になります。
そうしたときは、気分転換として趣味や体を動かすことに時間をつかいましょう。
自分の没頭できる趣味がある人はそれをやっているだけで、就活を忘れることが出来ますし、趣味に時間を費やしている最中に、自分が今後やっていくべきことについて整理できる場合もあります。
また、何も考えずにひたすら体を動かすこともリフレッシュ方法としてはよいでしょう。体を動かすことでストレスを発散でき、自然とリフレッシュに繋がりますので、就活に疲れて距離を置きたいときはおすすめです。
2.周りに内定が出て焦りから疲れた
学校の友達やサークル仲間など、身近な友達に次々と内定が出た場合、焦る気持ちから疲れを感じる人もいるでしょう。
「あの子よりも私のほうが頑張っているのに」「あの人よりも先に就活をはじめたのに」とついつい周りと比較してしまいがちです。
そんなときの対処について紹介します。
- バイト先や趣味仲間など関係ない人と会う
- 適切な情報を得てペースを崩さず就活を進める
- 「有名企業の内定」=幸せではない
2-1.バイト先や趣味仲間など関係ない人と会う
就活のような競争社会の中に常にいるのではなく、時には就活とは離れた場所で、関係のない人たちと話をするなどといった、メリハリを付けることが何よりも大切です。
大学の友達とは就活の話になりやすいので、バイト先や趣味仲間など、就活とは関係ない人と合って会話をするようにしましょう。
就活を考えたくないがために、周囲の人と関係を絶ち、人と話さなくなるのは危険です。
東京都健康長寿医療センター研究所老年病態研究チーム、佐々木研究員によると、人と話さなくなると、無意識にストレスがたまってしまうため、コミュニケーションは取るようにしましょう。
オンオフをしっかりと分けることが出来れば、仮に、就活で疲れた場合でも気分転換は容易になるので、就活に疲れた人はバイト先の仲間や趣味仲間と会って会話をするようにしましょう。
新たな就活仲間を作り相談できるようにするのも◎
就活に疲れを感じている人は、あなた以外にもたくさんいます。そうした同じような境遇の就活生たちと「就活仲間」として相談できるようにするのもよい方法でしょう。
特に目指すべき方向性や志望業界などが近い人は自分自身の価値観に合う可能性も高く、お互いに相談し合うことで高め合うことができます。
新たな就活仲間を見つけるには、説明会の場や選考の場にいる就活生に話しかけるか、SNSを通じて知り合うことも一つの手段と言えます。
2-2.適切な情報を得てペースを崩さず就活を進める
周りの友人の進捗状況と比較して仮にあなたが遅れ気味だとしても焦ってしまってはいけません。勘違いしないように伝えておきますが、何もしなくて良いという意味では決してありません。
良い結果を得るためには、正しい情報を正しく吸収し利用する必要があります。
しかし、周りと比較し焦ることで、それほど重要ではないことにまで敏感に反応してしまう就活生が多く見受けられます。
粗悪な人材会社が運営するサービスを利用してイマイチ合わない企業に入社してしまったり、選考時今まで以上に緊張してしまうなど悪循環に陥ってしまう人も少なくはありません。
内定が取れれば何でも良いと、自暴自棄にならずに、エージェントを利用した場合も、紹介された企業は自分でしっかりと調べ、納得のいく就活をしていきましょう。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。 My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。 My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。
2-3.「有名企業の内定」=幸せではない
就職活動の場においてはなぜか有名企業内定者が優遇される風潮と言いますか、そういう空気があります。
しかし、有名企業に内定しても合わずにやめてる人もいるように、必ずしも有名企業の内定が幸せや勝ち組というわけではありません。
仮に有名企業に内定したとしてもそこでは面白くない仕事ばかり。出世もしにくい。残業時間が長い。このような環境下では、高いモチベーションを持って働き続けるのは難しいのではないでしょうか。
有名であろうがなかろうが、自分が自分らしく生きられるような場所に身を置くことの方が重要であって、内定した企業くらいでその人間のランクが決まるわけではありません。
「ネームバリューが大切」と考える人がいるかもしれませんが、どこの企業であろうとあなたが「目標を持ち、社会で働くうえでのスキルを身に付け」ていければ、将来的に大手の企業に行くこともできますし、独立することも可能なのです。
3.就活を早くやめたい!おすすめの就活支援サービス
「就活は1人で乗り越えるものだ!」と考えている就活生ほど、ストレスがたまりやすく就活に疲れてしまいます。そのため、まずは「就活は周りに頼ってもいい!」という考えに変えてみましょう。そうするだけで、心理的にも身体的にもストレスが大幅に軽減されます。
そして、世の中には「就活支援サービス」というものが存在します。このサービスは名前の通り、就活生をサポートするもので、自己分析やイベント・選考の紹介、面接対策などをおこなっています。
ここからは、3つのおすすめ就活支援サービスについて紹介します。
よしお
- 就活エージェント
- 逆求人サイト
- 動画就活アプリ
3-1.就活エージェント
まず1つ目に紹介するのは「就活エージェント」です。
就活エージェントとは、就職活動に精通したキャリアコンサルタントの支援を受けられるサービスです。この就活エージェントの支援は、就職活動の初期段階から受けられるため、遠回りすることなく、最短で就職活動を進めることができます。
具体的なサポートとしては、自己分析や企業分析のサポートはもちろん、企業の紹介や選考日程の調整、面接対策など、就活に必要なことはほぼ全てと言っていいほど、支援してもらうことができます。
就活エージェントは、利用すること自体にハードルの高さを感じてしまうかもしれません。しかし、利用し始めれば、就職活動を知り尽くしたキャリアコンサルタントのアドバイスを受けられるため、迷いが少なくスムーズに就職活動を進められます!
3-2.逆求人サイト
続いて紹介するのは「逆求人サイト」です。
通常の求人サイトは、企業の情報が載っている求人が掲載されており、気になる求人があれば学生がその求人に応募するものです。
しかし、逆求人サイトでは、学生はプロフィールを登録しておくだけです。プロフィールを見た企業に魅力を感じてもらえれば「一度話をしませんか?」「特別選考に参加しませんか?」というようなアプローチを受けることができます。
このように逆求人サイトは、プロフィールを登録しておくだけで就職活動が進むため、学生側の負担が少ないです。また、企業側が「この学生欲しい!」「うちに合いそう!」という前提でアプローチをおこなっているため、マッチング率が非常に高くなり、就活が早く終わる可能性が高まります。
3-3.動画就活アプリ
最後に紹介するのは、動画就活アプリです。その中でも「Lognavi(ログナビ)」について詳しく紹介します。
ログナビとは、日本初の無料動画求人アプリで、企業説明会や面接、内定獲得など就職活動のほとんどをアプリ上でおこなうことができます。
使い方としては、まずはログナビのアプリをインストールします。インストール後はプロフィールや自己PR動画を登録します。すると、そのプロフィールや動画が気になった企業からスカウトを受けることができるのです。ログナビに登録している企業は約400社で、学生1人あたり1.4社からのスカウトを受けられているという実績もあります。
逆求人サイトと似ており、内定獲得・就活終了までの近道になることは間違いありません。また、アプリ1つで就職活動を進められるということは、無駄な時間を省くことができるので、忙しい就活生にとって大きなメリットとなります。
【スカウトって本当に来る?】Lognaviの利用メリット・デメリットを解説
4.まとめ|就活に疲れた人は原因に応じた対策を何かしらとろう
「就活に疲れた」と、そこで立ち止まったからといっても決して人生が終わるわけではありません。むしろ、時には立ち止まって考えてみることも必要な場合があります。
就活に疲れた人は、その状況に陥っている原因はどこにあるのかを探り、その原因に応じた対策をとることが重要になりますので、決して疲れたから「何もしない」という状態は避けましょう。
以前に比べると、多様な働き方が認められていることや、SNSによって就活の方法が変化しているなど、「就活」といっても変わってきました。
周りに流されるのではなく、自分自身が考えて決断した選択であれば最後は納得できるものになるので、どういった選択肢であっても自信を持って決断しましょう。
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