キャリアの神様

面接で特技を聞かれた時の答え方

面接で特技を聞かれた時の答え方

【例文あり】面接で特技を聞かれる理由・好印象を与えれる回答のコツ

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この記事にたどり着いたあなたも、

面接で言えるような凄い特技なんて自分にはない・・・
そもそも特技なんて持っていない・・・

と悩んだことはありませんか?

面接対策をするなかで、このような悩みを抱える就活生は多いです。

僕も、飛び込み海外に行けるようなコミュニケーションスキルは無いですし、日本No1の称号はおろか、関西No1や地区大会No1なんて実績を残すものもありません。

でも、多くの就活生はそうだと思いませんか?

ここでは、面接でなぜ特技について質問するのかや、例文も交えながら特技の答え方について解説します。

特別な特技じゃなくてもいい理由もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!

編集部 橋本

面接がうまくいく人は面接力が高かった!?
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1. 面接官はなぜ就活生に「特技」を聞いてくるのか?

面接官が就活生に「特技」を聞いてくる意図として、以下の3つが挙げられます。

  1. 人間性を見るため
  2. 論理的思考力があるか判断するため
  3. アイスブレイクをするため

1-1. 人間性を見るため

面接官は、まったく意味のない質問をしているわけではありません。

特技について質問をする理由1つ目は、人間性を見るためです。

特技を聞くことで、あなたがどんなことに興味があるのか、何に熱中して取り組むのかを知ろうとしています。

お金のために働くアルバイトや、就職のための学校とは違い、特技は自分の好きなものや興味のあるもの場合が多いです。

そのため、特技を聞くことで、本当に好きなものを知れ、さらには取組み方なども質問することで人間性が分かると考えられます。

どんな特技であっても、スムーズかつ簡潔に述べることができるようにしておくと好印象を持たれやすいです。

1-2.論理的思考力があるか判断するため

自分の特技というのは、当然自分が得意としていることなので、アピール力がある人であれば面接官にたくさん伝えたいことがあるはずです。

しかし、「たくさんアピールしたい!」という感情が先走ってしまうあまりに感情的に話してしまうと、相手に考えを上手く伝えられないケースもあります。

物事を論理的に考え、相手にそれを説明する力は社会に出ても必要です。そのため、論理的思考力があるかどうかは非常に重要なポイントなのです。

論理的に物事を話すためには、以下の順序で特技を伝えることを忘れてはなりません。

1. 結論(私の特技は〇〇です。)
2. 具体例、結論に対する論拠(◇◇に取り組み、××に対して努力しました。)
3. 最終的な成果(その結果、△△を得ることが出来ました。)

面接において結論から述べるというのは、どの質問の回答においても必要です。

結論を述べてから中身を語り、最終的にどんな成果を得たのかを語ること。そうすれば論理的に物事を話せます。

特技だからといって、何も考えずに感情的に話してはいけません。論理的に話すことで、わかりやすく相手に自分の考えを伝えられるようにしましょう。

1-3.アイスブレイクをするため

就活生の緊張をほぐすために、特技について質問しているケースもあります。

面接の質問の中でも、比較的就活生が話しやすい話題を意識的に振っているのです。

面接官としても、就活生が緊張して本音を話すことができなければ、人柄を見極めることができません。

そのため、就活生が話しやすい質問でリラックスしてもらおうといういう考えです。

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2.「特技はありません」はマイナス評価にしかならない!

よしお

特技はないって正直に答えちゃダメなのか?
正直なのは良いことじゃが、「ない」と答えたら会話が終わってしまうじゃろ?
絞り出してでも何かしら回答するんじゃ。

キャリアの神様

面接の場で特技について聞かれた際に、謙虚さから「特技はありません」と答える就活生もいます。

確かに急に特技を聞かれても、適切な回答ができないということはあるかもしれません。

しかし、質問の目的は、人間性をみるため、論理的思考力の判断、アイスブレイクであるため、「特技はありません」という回答では、面接官は何の情報も効果も得られないのです。

質問の目的を考えると、特別凄い特技でなくてもいいのです。

回答についてもあまり深く考え込みすぎず、素直に「ちょっとしたことでも自分が得意だと感じていること」を答えるようにするといいでしょう。

  1. 人と比較する必要はない
  2. 大きな評価ポイントではない可能性が高いため気軽に答える

2-1.人と比較する必要はない

面接の際に特技を答えられない理由のひとつに、他人と比較して「自分ができる凄いこと=特技」と考えていることが挙げられます。

実際に、自分には到底真似できないような特技を持っている人もいます。

しかし、面接ではそこまで考えなくても、自分が得意と言えるものであれば、それを特技として答えるだけでいいのです。

何かすごいこと=特技ではないのです。

自分が胸を張って「これは得意です」と言えることであれば、それが特技になるのです。気負わずにそれを質問で答えるようにしましょう。

2-2.大きな評価ポイントではない可能性が高いため気軽に答える

面接で聞かれる質問は、すべて何らかの評価に繋がっていると思っている人は多いかもしれません。しかし、さきほども紹介したとおり、就活生の緊張をほぐすために特技を聞いている場合も多く、大きな評価ポイントとならない可能性が高いです。

つまり、「この特技を持っているからこの学生を合格としよう!」というようなことはあまりなく、単にその場の雰囲気を和らげるための質問であることも多いのです。

そのため、特技を聞かれた際は、身構えることなく、自分が得意だと思えることについて気軽に話してみてください。

3.特技はどうやって選んだらいいのか?

よしお

おれ、めっちゃたくさん特技があるけど、本当になんでもいいのか?
特技を選ぶ基準はここから説明していくぞ

キャリアの神様

  1. 人柄が伝わる特技を選ぶ
  2. 仕事に関連しそうなものを選ぶ
  3. 自分の強みや長所と関連して語れるものを選ぶ
  4. 聞き手に興味を持ってもらえそうな特技

3-1.人柄が伝わる特技を選ぶ

自分が得意と思っているものは特技になりますが、やはり就活である以上は自分のアピールに繋げられるものにすべきです。

質問をされた際には「人柄が伝わる」特技を答えることをおすすめします。

特技について具体的なエピソードで補完すると、あなたの人柄をしっかりと伝えられるでしょう。

例えば「テニスが得意で関東大会3位にまで残った」ということを話すのであれば、その経験の中で何をしたかもあわせて話してください。

回答の例として「最後にテニスで成績を残したいと思い、夏合宿ではコーチに猛特訓を頼んだ」とあわせて言えば、話を聞いた相手は就活生が負けず嫌い、あるいは粘り強い人だという印象を抱くことでしょう。

エピソードで具体性を持たせると伝わりやすくなるぞ

キャリアの神様

3-2.仕事に関連しそうなものを選ぶ

複数の特技で何を伝えるか迷っているのであれば、仕事に関連しそうなものを選ぶことをおすすめます。

IT企業での面接で、タイピングの特技を伝えるような、直結した特技でなくても良いのです。

例えば、特技がランニングであれば、「毎週2回は10km程度走るようにしていて、2年間ずっと続けています。そのため、継続することに対しては自信があります。」と言うことで、自分自身をアピールできることに加え、継続力のある姿勢は仕事にも結びつきそうですよね。

趣味や特技を活かして、仕事への意欲を相手に示すことも非常に重要です。

3-3.自分の強みや長所と関連して語れるものを選ぶ

特技が、自分の強みや長所と関連している場合もあります。

例えば、自分の特技が「フットサル」で、長所・強みが「責任感」だったとしましょう。この場合、

「特技のフットサルでは、毎シーズン、サークルの友人達と大会に出場しています。私はチーム全体を把握する司令塔的な立ち位置についています。私の仕事は仲間達と連携を取りながらポジショニングをくわしく指示することです。私の指示が曖昧だと相手に隙を見せてしまい、点を取られることにも繋がるので、強い責任感を持ち、このポジションを務めています。」

などと少しでも長所に関係しそうなことを伝えると、一貫してエピソードを伝えられます。

3-4.聞き手に興味を持ってもらえそうな特技

ここまで紹介してきたように、人柄や仕事につながる特技があれば良いですが、そういった特技がないという人は、まずは聞き手に興味を持ってもらえそうな特技を選んでみてください。

たとえば、特技はものまねだと伝えれば、「誰のものまねができるのだろうか?」「ものまねを見てみたい」と相手の興味をひきつけることができます。

ほかにも、利き酒と伝えれば、お酒に詳しそうな印象を与えられ、面接官と雑談ができるきっかけになるでしょう。

このように、特技そのもので人柄やスキルをアピールできなくても、自分自身に興味を持ってもらうことができれば、面接官に強いインパクトを与えることができるのです。

4.面接官に印象の悪いNGな特技は?

よしお

おれの特技は、フットサルと将棋と野球とフランス語と、マラソンと卓球とテニスとサーフィンと・・・
よしお、少し考えてモノを伝えるんだぞ。何でも伝えればいいというものではないぞ

キャリアの神様

よしお

なんだよーーーー
  1. 嘘の特技
  2. ギャンブルなどの特技

4-1.嘘の特技

嘘の特技を伝えることはやめましょう。

人間性を見るためにも、アイスブレイクとしても使われるのが特技の質問です。

あなたの回答を面接官が深掘りしてくる可能性は十分にあります。

「この○○を始めようと思ったきっかけは何だったの?「どのくら練習した?」「どんな大会に出場したの?」など質問されたときに、嘘の特技の場合答えられなくなるでしょう。

嘘の特技だとバレてしまうと、一気に面接官の信用を失ってしまいます。

この質問はそこまで面接の結果を大きく左右するようなものではないので、本当のことを伝えるようにしましょう。

4-2.ギャンブルなどの特技

「麻雀」や「パチンコ」、「競馬」など学生のうちはさまざまなギャンブルに手を出す人も中にはいるでしょう。

もちろん、ギャンブルをするかどうかは個人の自由なのですが、就活の面接においてギャンブルを「特技」として述べるのは適切ではありません。

一般的に、ギャンブル自体はネガティブな印象が強いため、雇用する側として「この人は大丈夫なのだろうか」と不安に思われる可能性が高いです。

そのため、ギャンブルを特技として述べるのは避けた方が賢明でしょう。

5.特技がない場合はどうしたらいい?

特技とくにないときの対処法

自分で考えつかない場合は周りに聞いてみましょう

なんでもいいと言われても、「特技らしい特技が思いつかない・・」という人もいるでしょう。

特技が現状特に見つからない場合、以下の方法を実践して特技を探してみてください。

  1. 周りの人に聞いてみる
  2. 最近を振り返って、気づいたらやっていることなどを思い出す
  3. 日常の中から探してみる

5-1.周りの人に聞いてみる

あなたは、自分をどういう人間だと考えているでしょうか。もしかしたら、あなたが思っている性格は相手から見た自分と大きく乖離している部分があるかもしれません。

もし、自分で特技が見つからないとしても、周りの人に聞いてみることで意外な発見があるかもしれません。

友人や家族などの親しい人たちであれば、あなたが普段から素を出している人たちなので、本来のあなたを知ることが出来るかもしれません。

また、バイト先やサークルの先輩や後輩など外向きな関係の人にも聞いてみると、違った意見が出てくるかもしれません。

5-2.最近を振り返って、気づいたらやっていることなどを思い出す

特技や趣味は気づいたらやってしまっていること、生活のなかで自然にしていることなどです。

まずは、最近のことを振り返ってみましょう。きっと何かあなたの好きなことや得意なことを勝手にやってしまっているものがあるはずです。

自分が普段気づいていないことに目を向けてみると、「そういえば、あれは得意かもしれない」と思えるものが出てきたりするものです。最近の自分の生活を一度振り返ってみると何か新しい発見があるかもしれません。

5-3.日常の中から探してみる

特技というと、スポーツや習い事など、特別なことでないといけないというイメージが強い人もいると思います。しかし、特技は日常の中から探すことも可能です。

たとえば、人の悩みを聞くことや長時間集中できることなどです。このようなことも、立派な特技となるので、自分自身の生活を振り返り、得意なことやほかの人よりも秀でていることなどを探してみましょう。

ほかにも、どこでも寝られることや長時間歩き続けられることなども、面接で特技として伝えれば、面接の場が和み、「面白い学生だな」と印象付けられる可能性があります。

6.特技と趣味の違いは?

面接の回答を準備をするにあたって、特技と趣味にどのような違いがあり、どのように区別をするべきか、わからなくなってしまう人は多いと思います。

そこでここからは、特技と趣味の違いについて解説します。違いがわかっていれば、面接でも自信をもって話すことができるので、ぜひ一度確認してみてください。

よしお

特技と趣味は同じじゃないのか。
まったくの別物じゃ。違いをしっかりと知っておくのじゃぞ。

キャリアの神様

6-1.特技:人よりも長けていること

特技とは、簡単に言うとほかの人と比べて自分が得意なことや長けていることを指します。つまり、このあと解説する趣味とは違って、自分がその事柄や行動について好きか嫌いかは関係はないのです。

そのため、特技を考える際は、自分が好きなことを挙げるのではなく、自分自身が得意だと思っていることや、他人から褒められた経験があることを、挙げてみてください。

全国〇位や■■賞入賞というような実績があることでないといけないというわけではありません。気軽に考えてみてくださいね。

6-2.趣味:自分が好きなこと

趣味とは、自分が好きなことを指します。つまり、さきほど解説した特技とは違って、周りと比べて得意かどうかということは関係がなく、自分が好んでしていることかどうかが大切なのです。

そのため、周りに褒められたことがあるものや自慢できることなどではなく、休日や時間ができたときに真っ先にやりたいと思えることを考えてみてください。

趣味の例
  • 映画鑑賞
  • カフェ巡り
  • フットサル

7.面接で特技について答える基本の型

面接で特技について答えるとき、「私の特技は〇〇です。」とだけ伝えてしまっては、そこで話が終わってしまい、何のアピールにもなりません。

そこでここからは、面接で特技について答えるときの基本の型について解説します。特技を聞かれた際にどのように答えるべきかわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

よしお

特技にも答え方があるのかあ。
この答え方を実践できれば、説得力のある回答にすることができるのじゃ。

キャリアの神様

  1. 特技を簡潔に伝える
  2. 具体的にどういった特技なのかを述べる
  3. 特技を活かすことができたエピソード

7-1.特技を簡潔に伝える

まず、質問をされたら「私の特技は〇〇です。」と簡潔に答えます。

プレゼンテーションなどをしたことがある人は、知っているかもしれませんが、冒頭で話のテーマや結論を話すことで、聞き手が話を聞きやすく、理解もしやすくなります。

そのため、特技を答えるときだけでなく、面接の受け答えをする際は、冒頭に話のテーマや結論を述べるように意識してください。

7-2.具体的にどういった特技なのかを述べる

特技を簡潔に述べた後は、その特技が具体的にどのようなものなのかを説明します。

たとえば、英語や中国語などの語学が特技だった場合、スピーキングができるのか、リーディングができるのか、話せるのであればどのくらい話せるのかなど、自分の能力を具体的に話します。

くわしく説明することで、聞き手も特技の詳細をイメージしやすいです。

7-3.特技を活かすことができたエピソード

最後は、特技をどのような場面で活かすことができたのかということについて、エピソードを交えて話します。

たとえば、長時間集中できることが特技なのであれば、その集中力を使ってどのようなことに取り組んだのか、誰の役に立つことができたのかなど、特技を活かすことができたエピソードを述べましょう。

エピソードを話すことによって、聞き手が特技のイメージを持ちやすくなり、「入社後にもその特技を活かして活躍してもらえそうだ」「その特技があれば自社で活躍してもらえそう」など高評価に繋げられる可能性があります。

8.面接で特技を聞かれた場合の例文

ここからは、実際に例文をご紹介していきます。

  1. 私の特技は「スポーツ(全般)」です
  2. 私の特技は「料理」です
  3. 私の特技は「ピアノ」です
  4. 私の特技は「早起き」です
  5. 私の特技は「掃除」です
  6. 私の特技は「人の悩みを聞くこと」です
  7. 私の特技は「長時間集中できること」です

8-1.私の特技は「スポーツ(全般)」です

特技はリフティングです。私は、小学生からサッカーを続けていて、大学でも体育会の部活動に所属していました。小さいころから、リフティングは友達と競うように練習していたので、今でも100回以上は連続で出来ます。

リフティングを続けていたお陰で、試合中でも思いがけない足技で相手を抜くことが出来たり、ボールのキープ力が上がったりしました。リフティングを継続したことで、何事も継続することは重要なことなのだと感じることが出来ました。

企業からの評価ポイント

好きなことから特技に繋がり、結果として継続力の大切さを気付けたことが伝わります。

好きなことが、足技で相手を抜けた、ボールのキープ力が上がったなどの成功体験に繋がると、

仕事の中でも「継続することが結果になるかもしれないので、やってみよう」というモチベーションをもって働いてくれるのでは、という印象を持たれます。

8-2.私の特技は「料理」です

私の特技は料理です。上京してきてから、一人暮らしを始めたことをきっかけに、自炊の楽しさを覚えました。今では、本やYouTubeなどを見て手の込んだ料理に挑戦することが趣味のひとつにもなっています。

どんな料理を作ろうか考えていると、想像力が掻き立てられ、創作意欲がどんどん湧いてくるので、レシピを考えることがとっても好きです。休日には、スパイスの調合からこだわった本格インドカレーを作って、友人たちに振る舞ったりもしていて、人との繋がりも出来る点も料理の魅力だと感じています。

企業からの評価ポイント

この特技の答え方であれば、この人は今まで経験のないことにも、果敢に挑戦できるチャレンジ精神を持った人だと感じるでしょう。

仕事においても、初めてで経験がなくても真剣に取り組めるという印象を持ちます。

8-3.私の特技は「ピアノ」です

私の特技はピアノです。母親が音楽好きで、4歳のころから近所の教室に通っていました。小学生高学年のころには県のコンクールに出場したり、合唱コンクールで伴奏を担当したりしました。

大学生になっても友人とバンドを組んで、当時流行っていたバンドのコピーをしたり、細々とですが音楽に関わる活動は続けています。最近は、息抜きで好きなアーティストの曲を耳コピして演奏するのに挑戦しています。

企業からの評価ポイント

企業にとっては、チャレンジ精神があり、いろんな仕事に挑戦していける人も大切ですが、同じ業務をコツコツと継続できる人も重要です。

4歳で始めたピアノをいまでも続けていることは、決して飽き性ではなく、継続力が評価できます。

またそれだけでなく、音楽を通じて他人と関わるコミュニケーション面の積極さも感じられます。この点をさらに踏み込んで深掘りの質問がくる可能性もあります。

8-4.私の特技は「早起き」です

私の特技は早起きが出来ることです。どんなに早い時間でも、今まで1度も遅刻したことがありません。大学時代はカフェでアルバイトをしていましたが、店を開ける業務を担当していたので、朝の5時には出勤しなければなりませんでした。

私が遅刻をすると、ほかの従業員だけでなく、お客様にまで迷惑をかける結果になるので、絶対に寝坊しないように日頃から早寝早起きを心がけました。さらに、アルバイトの前日はできるだけ早めに寝るようにしました。アルバイトは4年間続けましたが、それらを心がけた結果一度も遅刻することはありませんでした。

企業からの評価ポイント

常に早起きをしていたという点や睡眠にも気を使っている点から、社会人になっても寝坊による遅刻は無いだろうと考えられます。

学生気分が抜けない人や、飲み会に行くと自分のコントロールができなくなる人、社会人になっても最低限のルール「遅刻をしない」ことができない人もいます。

しかし、早起きが身についている人や、責任感から遅刻をしていない人は、最低限のルールが守れているため、高評価とまではいきませんが、良い印象を与えます。

8-5.私の特技は「掃除」です

私の特技は掃除です。「部屋の乱れは心の乱れ」とよく耳にするように、部屋が汚いときは、自分の生活が乱れていたり、身体が疲れていたりすることに気付きました。

これに気付いてからは、洋服や雑誌の整理整頓や、小さな埃も見逃さずに、毎日朝一で掃除機をかける癖を付けました。

部屋がキレイだと、過ごしやすく生活も気持ちも落ち着くので、今後も続けていくつもりです。

企業からの評価ポイント

特技の例文から、自分のコントロール術が分かっていることが伝わります。

自分が負のスパイラルに陥っているとき、脱出方法を分かっている人は多くありません。この人は、自分がモヤっとしているときの解決策を分かっています。

また、整理整頓は社会人になっても必要です。プリントを山積みにしたり、デスク周りを汚くする人は、仕事が捌けない印象を持たれるため、整理整頓のデキる人は几帳面な、仕事もきっちりできるのではないかとも思わせます。

8-6.私の特技は「人の悩みを聞くこと」です

私の特技は、人の悩みを聞くことです。これまで、友人の人間関係の悩みや就活の悩み、進学の悩みなど、さまざまな悩みを聞いてきました。
悩みを聞いた後は、毎回「〇〇(名前)に悩みを話してよかった」「〇〇(名前)に悩みを話してスッキリした」などの言葉をもらい、私自身もとても嬉しい気持ちになります。
私自身、昔からあまり自分から積極的に話せる性格ではなく悩んでいた時期もありました。しかし、話を聞くことによって他人の悩みを解消できたり、気持ちを晴れやかにすることができたりすることを知り、相手の気持ちに寄り添いながら話を聞くことを大切にしています。

企業からの評価ポイント

コミュニケーション能力と聞くと、話す力をイメージする人も多いかもしれませんが、聞く力もコミュニケーション能力の一部です。そのため、コミュニケーション能力を高く評価してもらえます。

また、他人の感情や悩みに寄り添えることから、共感力の高さも感じられるため、顧客と直接接する職種などであれば、より高評価につながるでしょう。

8-7.私の特技は「長時間集中できること」です

私の特技は、長時間集中できることです。自分が好きなことはもちろんですが、自分が目的を持ってやらなければならないと思っていることについては、10時間くらい集中して勉強や作業をすることができます。
特に集中して読書をすることが得意で、1つのジャンルについて学びたいとき3冊ほどを一気に読み、学んだことをノートやパソコンにアウトプットをして、1日で大まかな知識を身につけるようにしています。インプットとアウトプットをまとめておこなうことで、知識が定着しやすくなっていると感じています。

企業からの評価ポイント

集中力は、仕事をするにあたって必須の力なので、非常に高評価です。また、日頃から積極的に知識をインプットしている様子もわかるので、努力家であり成長意欲が高いことも評価できます。

ただし、集中力が高すぎることで、周りと協力できないことや人の意見を聞き入れられないことなどが心配されるため、その点は追加で質問をされた際に答えられるようにしておきましょう。

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9.面接で特技を答える際は肩の力を抜きましょう

今回は、面接で特技を聞かれたときの好印象な答え方についてご紹介してきました。

就活をしていると必ず1回は聞かれるであろう、この質問。

焦らず落ち着いて正直に自分の意見を述べることが非常に重要です。

「特技」と聞いて、アピールすることばかりに気持ちが先行してしまう気持ちも非常によく分かります。

しかし、そこで論理的に相手に自分の気持ちを述べることで、相手に簡単に好印象を与えることが可能なのです。

就活生の皆さんは、本記事を参考にし、特技で面接官に好印象を与えましょう。

ディグミー  感度の高い就活生は使ってる就活面接時によく聞かれる質問と回答のコツ【19卒内定者100人が語る】

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