「学業以外で力を注いだこと」への質問に対して、
バイトばっかりやってたわ
そもそも学業以外で力を注いだことなんてないし!
と考えている就活生、安心してください。
編集部 橋本
僕から伝えたいのは、
- 目的もなしに面接官は質問をしないため、質問する理由を考えて回答すること
- 題材は特別なことよりも、伝え方が大切
以上の2点です。具体的に説明していきますので、次の選考でぜひ参考にしてください。
1.「学業以外で力を注いだこと」の使える例文3選
早速ですが、まず編集部で厳選した例文を3つほどご紹介します。サラッと目を通して、どのように書けば良いのか把握してみてください。
アルバイト
3年勤務しバイトリーダーになったことや、お店への愛着から、系列店のなかで売上No1の店舗にしたいと考えるようになりました。
「売上No1」を考えたときに、ポイントカードの登録、洗車や点検など、給油以外のオプション営業が必要だと考え、社員の方へ提案したのちに、給油後はカード作成やオプション営業をマストとしました。
アルバイトのみんなとは、競争感覚で、誰が1番良い成績を取るかと1日ごとに競い、みんなの営業に対するやる気を出していきました。
何よりバイトリーダーだから自分が1番良い成績を出したいと考え、どんなときでも笑顔で営業を続けました。競合が多く最後まで系列店No1になることは出来ませんでしたが、がむしゃらにバイトのみんなで働いた経験は、学業以外で一番力をいれたと思います。
サークル活動
サークルです。私はアカペラサークルに所属しています。0からのスタートでしたが、積極的に他大学のサークルのライブや交流会に参加し自分に足りないアカペラの技術を実際に見たり、聞いたりして学びました。また人脈も増え、私が企画した「共同ライブ」では一緒に出演してくれる他大学のバンドもすぐ見つかり大成功させることができました。私はこの経験により、アカペラの奥の深さを感じるとともに、人脈を作り、多くの知識や情報を得るためのコミュニケーション力を身につけました。
(引用:ESコレコレ)
部活動
私は、大学の部活動で、チャレンジ精神と仲間の大切さを学びました。高校はテニス部でしたが、大学で新しいことにチャレンジしたくて、卓球部に入部しました。フットワークはテニスで鍛えられていたのですがラケットの違いが大きく影響し、試合をしても足を引っ張りなかなか勝てませんでした。
まず1勝を目標にして先輩たちにアドバイスを乞い、部活後の自主練習や仲間に練習相手を頼んで練習し、やっとチームに貢献することができました。仲間や先輩の協力で成し遂げた1勝は、仲間を信じチャレンジすることの大切さを教えてくれました。この経験を活かし御社でもチャレンジ精神を発揮し、周りの人たちと新しいことにどんどん挑戦していきたいと思っております。(引用:就活の未来)
2.面接で学業以外で力を注いだことを聞かれる理由
なぜ学業以外で力を注いだことについて聞かれるのか。
その理由についてお伝えします。理由は大きく3つです。
2-1.学業以外の経験を聞き人間性をみるため
学生の本分は学業であるということは多くの人が周知の通りですが、採用側としては、学業にどれくらい取り組んだのかはもちろん、学業以外にどのようなことに精を出したかということにも興味があります。
課外での活動は、学生一人ひとりやってきたことに個人差があります。
そのため何を答えるかによってその人の中身が見えやすいですし、課外活動に取り組んでいくなかで、何を考えて、実行し、どんなことを学んだのかがわかります。
仕事をするうえで、自分で仕事を取りに行ける、主体性のある人間であるかどうかを見るのにぴったりなのです。
キャリアの神様
2-2.学生の自主性や行動力を見たい
学業以外のことにも取り組んだ経験を聞いて、自主性や行動力を評価したいというのも質問される理由です。サークル活動や部活動、あるいはアルバイトなどは多くの学生が回答する代表的な回答例になります。
そこでの活動内容や苦労した点を質問することで、学生に自主性や行動力があるかを企業が判断しているのです。また、その他の経験の例として、趣味や資格の取得などを答えられます。特に学業に直接関係しないような資格を取得できたことや、まったく学業とは関係ない趣味でも没頭してきた経験も自分をアピールする内容として回答できる内容です。
いずれにしても、企業は学業以外で力を注いだ経験から学生が自主性や行動力を持っているかを面接で確認している傾向があります。
2-3.身に付けたスキルがあれば知りたい
また、企業側としては、その学業以外に力を注いだことによって、あなたにどんなスキルが身についたのかについても興味があります。
どんな活動であっても、それをすることに対して努力をする機会があります。
面接官は、新しいことに挑戦した際にどのような努力をしてきたのか、また会社に入った時に、その努力する姿勢がどのくらい再現性があるものなのかを見ています。
そのため、自分が学業以外で力を注いだことの結果、どのような努力をして、どんなことを学んだのかを、あらかじめ考えておいた方が良いのです。
では、具体的にどのように考えれば良いのでしょうか。
次の章でアピールできるものと、その特徴をお伝えしていきます。
よしお
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キャリアの神様
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3.学業以外で力を注いだことでアピールできるもの
- アルバイト
- サークル活動
- 部活動
- 趣味
- 資格
それぞれ具体的に説明していきます。
3-1.アルバイト
学生時代に多くの人が経験するであろうアルバイト。実はアルバイトは、学業以外に力を注いだことをアピールする上でとてもいい材料になりえます。
アルバイトは、どんなアルバイトでも構いませんが、応募している企業と関連する業種のアルバイトであると、より面接官の興味を引きやすいです。
また、長く続けることが出来たアルバイトがあれば、企業からすると、「この人は真面目に続けることができる人である」と思われ、会社を辞めることもそうそう無いだろうと高く評価されます。
3-2.サークル活動
サークル活動も学業以外に頑張ったこととして、取り上げやすいものです。
仕事は1人でするものではなく、必ず人との関わりが出てきます。
サークル活動も、1人ではなく、同世代の複数人と関わりがあるものです。人の輪のなかで自分の役割を認識し、立ち振る舞える人は、企業に入社してもその能力は活かせるものとなります。
サークル活動について伝える場合は、あなたがサークル活動でどんな役割を担ってきたのか、どのように周りとコミュニケーションを取っていたのかを伝えるといいでしょう。
3-3.部活動
部活動もサークル活動と同様です。仲間と一緒に1つの目標に向かって努力し続けたという経験は、人柄として好印象ですし、入社後の再現性があります。
部活動をアピールしたい人のやってしまいがちな間違いとして、部活動での実績や結果を語ってしまう人がいます。
面接官が聞きたいのは、部活動の実績なわけでもなんでもなく、その人が何をどのように頑張ったか、目標への過程で何をしたのかなので、こちらを意識して答えるようにしましょう。
3-4.趣味
趣味も学業以外で力を注いだ経験としてアピールすることができます。趣味は学業や社会人経験とあまり直結しないためアピール材料にならないのではないかと感じる学生も多いかもしれません。しかし、実は趣味を通して、自分の強みや性格などを効果的にアピールできる可能性は高いです。
特に趣味を話すときはリラックスして話す学生が多いため、企業としては学生の素が良く見えやすくなるためどういう人柄かを評価しやすいという面もあります。たとえば、スポーツを趣味にしている場合には社交的で活動的な人柄を評価してもらえる傾向があるのです。
あるいは一人暮らしの生活から料理にハマり料理法を研究することが趣味になった学生がいたとします。それを気になることは徹底的に調べて納得するまで挑戦してみるといった内容に仕上げれば、これまでの努力をアピールできるでしょう。
3-5.資格
これまでに取得した資格についても学業以外で力を注いだことでアピールできる材料になります。資格をアピールするときにはどんな資格かを説明するだけでなく、どうしてその資格を取ろうと思ったのかを話すことが大切です。
学業に関連した資格の場合には、学業と並行して自己研鑽のために取得したと言えば、目標に向かってコツコツと努力できる人と評価してもらえるかもしれません。また、学業とは関連がない資格であっても、自分の趣味や特技と絡めて取得したことを伝えることで自分なりの考えを持って行動できる自主性を評価してもらえる可能性もあります。
どんな資格であれ、取得しようと思った動機とどう努力してきたかを具体的に説明できるようにしておくことがポイントです。
4.学業以外で力を注いだことを選ぶ時のポイント
- チームで取り組んだものを選ぶ
- 継続して結果が出たものを選ぶ
- 自分の強みをアピールできるものを選ぶ
4-1.チームで取り組んだものを選ぶ
チーム一丸となって何かに取り組んだ経験を選ぶのも効果的です。就活では必ずと言っていいほど協調性があるかを面接で見られます。これまでにチームで協力して何かを成し遂げた経験があれば、積極的にアピールした方が良いです。
チームで取り組んだ経験は誰かと協力して物事を進めた内容であれば、協調性をアピールできる材料になります。リーダーとして活躍した内容である必要はなく、チームの中でどんな役割をしたか・どんな問題意識があったかを話せるようにしておきましょう。
チームで取り組んだ経験があまりないという人も、誰かのために頑張ってやってみた経験がこれまでなかったか振り返ってみてください。他の人のために頑張って努力してみた経験も他人を巻き込んで頑張った経験として、アピールできる材料になるためです。
- サークル活動で他のメンバーの意見から折衷案を出していた
- アルバイトメンバーの一員として毎月ミーティングを開き改善案を出していた
- 部活動の試合の映像を分析してチームの課題を抽出して克服するための練習案を考えた
4-2.継続して結果が出たものを選ぶ
学業以外で何か継続的に努力して結果が出たものをエピソードとして選ぶのも効果的です。継続して結果が出た経験は目標に向かって計画的に行動できたものとして評価してもらえるかもしれません。サークル活動、部活動では大会や発表会、イベント等に向けて継続的に取り組んだ経験やその結果を具体的に説明できるようにしておくと良いです。
また、趣味を続けた結果、何か達成できた内容であればエピソードとして話しても良いかもしれません。たとえば、趣味が料理の人は料理に関する資格や検定などを取得できたエピソードがあると、趣味でも努力して結果が出せる人として評価してもらえる可能性は高いです。
あるいは筋トレが趣味で毎日取り組んでいる人がいたら、健康管理の一環として継続してトレーニングした結果を具体的に報告できると、とても効果的なアピールにつながります。
4-3.自分の強みをアピールできるものを選ぶ
自分の強みや長所をアピールできる経験は学業以外で力を注いだ経験として武器になるエピソードとして使えます。たとえば、計画的に行動することが得意な人は何かを計画的に達成できたエピソードを選んでみてください。
ゲームが得意な人がいたとします。一見すると就活に役に立つかわからない強みでも、将棋やチェスなど戦略が重要なゲームが得意なことをアピールすれば、先を見越して行動を予測できる人と判断されるかもしれません。こうした能力はマーケティングの部署では重宝されます。
自分の強みがわからなくても、自分の得意なものから強みを導くことも可能です。学業以外で力を注いだ経験を選ぶときも、自分の得意なことから強みをアピールできるエピソードを選ぶことをおすすめします。
5.学業以外で力を注いだことを答えるポイント
面接で学業以外で力を注いだことについて問われた際には、自分の回答を簡潔に考えておくと、スムーズに答えることができます。
ここでは、簡単に覚えれる3つのポイントについて解説していきます。
5-1.嘘はつかない!
いざ面接となると、「特に頑張ったことが無いので、面接官から注目される内容を言おう」と思い、嘘をつうことも考えられます。
しかし、選考の場での嘘はNGです。
面接官も多くの学生を見てきているので、その場しのぎの嘘はすぐにバレてしまいます。嘘をついたことで人柄の印象がマイナスになっては非常にもったいないです。
先述したように、力を注いだものは、特別なコトでなくても構いません。
嘘はつかずに自分なりに考えて取り組んだことを素直に伝えるようにしましょう。
5-2.自己PRと題材が被ってしまってもOK!伝える要素が違う
学業以外で力を注いだこと同様に自己PRは良く聞かれる質問の1つです。
どちらも人間性を知るためにされる質問であり内容も似ているので、同じような回答をしていいものかと迷いますよね。
答え方として、自己PRはあなたに元から備わっている強みであり、企業に入社しても活かせるものを記載します。
学業以外で力を注いだことは、上記のように学業以外での力を入れた取組みを伝えるので、内容が被ってしまうことはあっても、伝える要素が違ってくるのです。
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5-3.結論から話す
文章の作成においては、構成も大切です。
学業で力を注いだことを効果的に話す場合には、まずアピールしたい内容から話すようにしましょう。
最初に結論を語ることによって、今からどんなことを話すのか、またどういったところをアピールしていきたいのかといったことを最初に面接官に印象づけることができます。
始めに結論を語らない場合、内容のイメージがしづらく、「何を伝えたかったのか良く分からない」という結果にもなりかねません。
相手にわかりやすく伝えるためにも、結論から始め具体的なエピソードを語るようにしましょう。
5-4.力を注いだ理由は明確に伝える
大学に入学して最も大切なのは学業です。その中で学業以外に打ち込んだものがあるのであれば、その理由は明確に伝えるようにしましょう。
始めたきっかけは「お金が欲しかった」「モテたかった」「有名になりたかった」など欲深いものでもかまいません。面接官が注目するのは、結果をだすために「そのためにどんな取り組みをしていったのか」と合わせて、なぜそれに取り組んだのかも知りたい要素です。「お金が欲しかった」のであれば、「なぜ」ほしかったのか、まで伝えるようにしましょう。
それにより、あなたを行動させるものは何か、どんなことに一生懸命になれる人なのか、面接官が知りたい人柄部分がみえてくるのです。
5-5.地味な経験でもOK自分なりのエピソードを伝えることが大事
中には「学業以外に打ち込んだものがさほどない」「地味なエピソードしかない」という方もいるかもしれません。
エピソード自体は、大それた内容でなくていいのです。
就活生みんなが、「TOEICを頑張って820点取れた」や、「サークルで関東No1になった」などの結果を残せているわけではありません。
あくまで面接官が知りたいのは、あなたの人柄です。たとえ地味なエピソードであっても、取組み方や取り組むまでの考えであなたの人柄が伝わればいいのです。
6.学業以外で力を注いだことの履歴書への書き方
- 冒頭で結論を簡潔に書く
- 経験はプロセスがわかるように具体的に
- 経験から得た学びやスキルを書く
- 学びやスキルをどう活かしたいか
6-1.①冒頭で結論を簡潔に書く
結論を冒頭で簡潔に書くことが最初のステップです。具体的には「どんなことに力を注いだか」を簡潔に記載します。冒頭で学業以外で力を注いだことを端的に伝えることで、読み手に「どんな内容なのか・どんなスキルを磨いてきたのか」といった関心を持たせることが可能です。
逆に冒頭で内容をダラダラと詳細に書いてしまうと、学業以外で力を注いだことから何を学んだのかがボヤけてしまったり、あるいは文章をまとめて人に伝える能力が足りないと評価されてしまったりされかねません。最低でも「いつ・どこで・何に」力を注いだのかを冒頭で簡潔に示すことが肝心です。
6-2.②経験はプロセスがわかるように具体的に
学業以外で力を注いだ経験は、具体的にどう取り組んできたのかのプロセスがわかるように書いておく必要があります。プロセスが具体的に書かれていると、読み手としては「この人には再現性が備わっている」と感じさせ、一定の評価をしてもらえるからです。
また、プロセスをきちんと説明できることで、物事を俯瞰して取り組めることや振り返りを怠らない姿勢もアピールできます。逆に学業以外で力を注いだ経験でプロセスが説明できないと、その場しのぎや場当たり的な行動をする人だと思われる可能性があります。記載する内容が固まったら、きちんとプロセスが備わっているかを見直してみましょう。
プロセスが分かりやすい文章にするポイントは、「5W1H」(Who誰が・What何を・Whenいつ・Whereどこで・Whyどうして・Howどうやって)を盛り込むことです。
6-3.③経験から得た学びやスキルを書く
学業以外で力を注いだ経験を説明する中でももっとも重要なのが、経験から得た学びやスキルです。学業以外の経験は学生の間でも似たり寄ったりになることもしばしばあるものの、そこから得た学びやスキルは人によって捉え方が異なってきます。
企業は学生が得た学びやスキルが何なのか、特に関心を持って見ているのです。経験から得た学びやスキルは、自分の長所の大切さを再認識するものや、逆に短所を補うような内容だと説得力が増します。
たとえば、「自分はリーダーに向いていると思っていたが裏方に回ったことでサポーターの大切さを理解できた」など、自分に足りない部分を補うことができたエピソードがあると、より具体的で説得力のある説明になるかもしれません。
6-4.④学びやスキルをどう活かしたいか
企業に入社してからどのように活躍できるかというのも企業側は見ています。そのため、学生が学業以外で力を注いだ経験から何を学んだかだけでなく、得たスキルを入社後にどう活かしたいかも重要なポイントとして書く必要があるのです。
学びやスキルをどう活かしたいかを書くポイントとしては、受ける企業にとって価値があるかどうかです。たとえば「バラバラだったチームをまとめあげた経験を活かして、入社後は色々な人と協力してやっていきたい」という内容だと、「どの企業でも求められるスキルを頑張るのは当たり前ではないか?」と判断されかねません。
一方で、たとえば英語が得意な人が「語学力を活かすだけでなく社内の異文化交流コミュニティを作るような取り組みをしたい」と伝えたとします。このようにその企業が今求めているスキルを発揮できるような内容であれば、良い評価をしてもらえる可能性が高いです。
7.学業以外で力を注いだことのない人はどうすれば良い?
学業以外に力を注いだものがない人もいるでしょう。
サークルに入っていなくても、バイトや、遊びでも何でもいいので何か熱中したことがあるはずなので、自分としっかりと向き合って、何か頑張ったことを見つけてみることから始めましょう。
どうしても思いつかない場合は、他の人が”学生時代に頑張ったこと”に何を書いているのかを参考にしてみてください。
自分ではこんなこと書いていいのかと思うような内容でも、書き方や論点を置くポイントを工夫すれば十分にアピールできる内容になるのです。
この「内定者のガクチカまとめ」には、内定を獲得した先輩たちのガクチカがまとめられています。
自分で集めるのは大変ですが、すでにまとまっている資料であれば情報収集の手間も省け、ガクチカのネタも拾えて一石二鳥です。
無料で提供されている資料ですのでこれを活用して学業以外に頑張ったことを見つけてみましょう。
\内定者のガクチカまとめ!/
7-1.どうしてもない場合は学業でも良い
ここまで学業以外に力を注いだことについて考えてきましたが、中には本当に学業以外に力を注いだものがないという人がいるかもしれません。
その場合は、無理にエピソードを作る必要はありませんし、自身が最も力を注いだ学業を全面にPRするようにしましょう。
- 大学入学時の目標として成績上位で卒業したかった
- 希望する企業にどうしても就職したかったので、業界のことをひたすら研究したかった
など、学業に専念した理由が明確であれば、必ずしもネガティブな印象を与えるわけではありません。
その他の経験を我慢して、学業に専念したという面で逆に評価を高める場合もあります。
学業以外に力を注いだものがなかったとしても、躊躇せずに自分が精一杯勉強したことを自信を持ってPRしていきましょう。
7-2.就活のネタ作りの「ボランティア」は評価にならない
学業以外に打ち込んだものがないというときに、就活のネタ作りのためにボランティア活動を言う人もいます。
もちろん、ボランティア活動に参加することは決して悪いことではありませんが、活動を始めた目的が明確でないと、選考では評価されません。
面接官も数多くの学生と接しているため、そのボランティア活動が本当に献身的な精神で行なったものなのか、それとも就活のネタ作りなのかは、質問によって容易に見極めることができます。
もし、就活のネタ作りのためのボランティア活動であるならば、ボランティアに取組み、人と関わることで学んだことや持った考えを記載し、人柄を伝えていきましょう。
【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう
面接で"あなたが対策すべきところ"わかってますか?
今年はオンライン面接をおこなう企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。
そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できるんです。
面接力診断を活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう!
学業以外に打ち込んだものは人柄を伝える質問! 大切なのは取り組む理由と取組み方
学業以外に打ち込んだものの回答で悩む人は、大概が、「インパクトのある内容じゃない」「みんなと同じようなサークルやバイトしかない」と思いがちです。
それでいいのです。特別な内容を持っている人なんて、就活生のほんの一握りです。
大切なのは、面接官が何を知りたいがためにこの質問をしているのかを知り、的確に答えること。
面接官は、あなたの人柄を知るためにこの質問をしています。
「なぜ取り組んだのか」を答えることで、あなたがどんなものを大切にし(興味を持ち)行動に移れる人なのかが伝えれられます。
「どんな風に取り組んだのか」で、考え方や行動特性が伝わります。
学業以外に打ち込んだものの回答は、これらを意識して、面接官に人柄がイメージしやすいように構成を考えて伝えていきましょう。
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