この記事をご覧のあなたは
Wantedlyって名前は聞いたことあるけどどんなサービス?
転職で使うことが多そうだけど、実際就活では使えるの?
他の就活サービスとどう違うの?
この記事では、実際にWantedlyを利用し内定を2社獲得した私がWantedlyのよい部分も悪い部分も余す事なくお伝えします。
また、どのように利用すれば内定がもらえるのか、あまり知られていないちょっとしたコツなども解説します。
もしあなたがWantedlyを使う場合、希望する企業から確実に内定を得やすくなりますのでぜひ読み進めていただければと思います。
1.Wantedlyの特徴
1-1.ウォンテッドリー株式会社が運営
Wantedlyは、ウォンテッドリー株式会社が運営するビジネス版SNSです。SNSと言うくらいですのでチャットをすることも可能です。
ウォンテッドリー株式会社は「シゴトでココロオドル人をふやす」というミッションを掲げ、2017年に上場し、当時の時価総額は40億円相当。急成長のスタートアップ企業です。
創業者は、エンジニアであり、ゴールドマンサックス、Facebook Japan初期メンバーという比類なきキャリアを持つ女性が立ち上げたのも興味深い点です。
ウォンテッドリー株式会社 概要
社名 | ウォンテッドリー株式会社 |
設立 | 2010年9月 |
資本金 | 2億4,000万円 |
代表取締役 | 仲 暁子 |
事業内容 | ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営 |
グループ会社 | Wantedly Singapore Pte. Ltd. |
コーポレートサイト | https://wantedlyinc.com/ja |
1-2.掲載求人数No.1多種多様な企業が登録
Wantedlyには37,000社もの企業が掲載されています。この数字は、マイナビ2022の掲載企業数24,215社を超えています。
しかも、IT系やWEB系のようなベンチャー企業が多く、中には社員が10人に満たない企業も。
Wantedlyほどベンチャー企業がたくさん載っている就活サービスはありません。
まだ世に出ていないスタートアップや知る人ぞ知るIT企業、リクナビやマイナビでは見つからないベンチャー企業もあります。
あまり知られていない優秀な企業や、経営者と近い位置で仕事ができる企業を探している学生にとっては選択肢が広く非常におすすめです。
1-3.学生からも応募でき企業からも学生へオファーができる
学生からアプローチするだけの就活は終わりを迎えようとしています。
と言うのも、近年では逆求人系のサービスが登場するなど昔の就活とは明らかに姿が変化しているからです。
Wantedlyでは学生側からアプローチできるだけでなく、登録情報をみた企業側が学生側にスカウトをかけることも可能となっています。
企業も真剣に「自分たちと一緒に働く意味を知ってもらいたい」という思いを持って学生と向き合う姿が見られます。
つまり、Wantedlyは今の時代に合わせたSNSを用いた新しい就活サービス。
この機能によって、あなたは企業と対等に就活ができるようになるでしょう。
1-4.中途だけでなく新卒採用の募集に利用する企業も多い
「Wantedlyは転職やインターンを探すためのSNS」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。
Wantedlyを中途採用だけでなく、新卒採用で使用する企業が増えています。
企業はWantedlyで求職者をスカウトする際、多くの登録者の中から候補者を探します。
候補者を探すときの絞り込み機能として新卒フィルターもあるため、企業側が卒年を選択して人材を探すことが可能。
登録者のステータスで絞り込みができスカウトもできることから、新卒者を対象とした採用をWantedlyで実施する企業も多いのです。
特に若い人材を企業に取り入れ、育成していきたいと考えるベンチャー企業が新卒採用で利用しています。
2.Wantedlyの評判
2-1.レスポンスがフレンドリー
#今日の積み上げ
webサイト制作(ラフデザイン完成→本番デザイン)
就活大学生の時も感じたが、wantedly経由で申し込むとレスポンシブがフレンドリーで助かる😌
— なかがき (@yushi_cws) May 22, 2020
Wantedlyチャットでやり取りができるため、企業にも就活生にもメリットがあるといえます。
電話の場合は「相手に都合が悪く取れない環境だったらどうしよう」「初めての電話で何と言えばいいのか分からない」と感じたり、メールだと「読んでもらえなかったどうしよう」「敬語は合っているのか」と連絡が億劫になってしまいます。
チャットツールの場合は「拝啓」などの堅苦しい文書を考えなくていいため、連絡が取りやすいという声が就活生からもあがっています。
2-2.実名の登録に不安がある人も
wantedlyっていうインターンサイトがいいという情報を聞いて登録してみたんだけど…
個人情報こんな公開しないといけないものなのか…
実名で登録するの抵抗あるなぁ😕— ひなた (@hinatashukatsu) May 25, 2020
Wantedlyの口コミには、実名の登録に不安があるという人もいます。
Wantedlyの登録に必要なのは、名前・年齢・職歴・学歴・自己紹介・この先やってみたいこと・資格の7点です。
登録企業であれば人物検索の際にこれらのプロフィールを見ることができるため、悪用されないのかと不安に思うのでしょう。
Wantedlyに登録しているのは、本気で採用を考える企業や本気で就職を目指す求職者です。
コンタクトがあった際には、連絡を取って企業に質問することや、ネットで企業の情報をしっかりと調べることが大切です。
スカウトされたからといって、調べもせずに企業に訪問したりするのは控えた方がいいでしょう。
2-3.未経験でも実務経験が必要な企業から内定がもらえた
自分はwantedlyだけで就活したけど、条件で実務経験2〜3年と書かれてる企業でも関係なしに応募して、
結果13,4社くらい応募して、7社面談に進めて、3社内定頂いたし、
未経験だからと言って未経験可のとこしか受けないのは勿体無いなあとただポートフォリオあった方がいい
プレゼンして売り込めるし— me (@5AAROkW3d4I6h8k) October 8, 2019
応募条件に実務経験の記載があっても、大学や独学での知識があれば選考を受けられる可能性があります。
職種によっては実務経験を持っている人材の希少価値が高く、採用力のある大手企業に就職を決めるケースが多いでしょう。
一方で、大手よりも採用力が劣るベンチャー企業は、実務経験を持った人材の採用に難航することがあります。
Wantedlyにはこのようなベンチャー企業が多数登録しているため、口コミのように経験がなくても技術があれば採用される可能性があるのです。
実務経験が必須条件だったとしても、知識と技術あるのであれば、一度エントリーする価値はあります。
2-4.コスパよく内定がもらえた
私のWantedlyでの就活戦績(各○社)
エントリー15
┝返信なし9
┝お祈り2
└選考4
┝1次面接後お祈り2
┝2次面接後辞退1
└内定1☺️
スカウト13
┝お断り10
└選考 3
┝1次面接後辞退1
└内定2☺️プロフ充実させてスカウト待ちがコスパよかった#駆け出しエンジニアと繋がりたい
— しょい@2021年web系エンジニアになった奴 (@showy_1) December 23, 2020
就活では、インターンシップや企業説明会への参加回数が重要だと考えている人も多いかもしれません。
しかし、それは少し前の時代の就職活動です。
近年の就職活動では、Wantedlyのように企業側からスカウトがもらえるようなサイトがあるため、自分から動かずとも企業との接点を持ち、内定まで繋がることもあるのです。
また、自分自身の興味関心のみで就職活動を進めてしまうと、 自身の可能性を潰してしまう可能性があります。
Wantedlyのスカウトでは、全く興味のなかった業界や職種からのスカウトがあり、自分では気づけていなかった自分自身の価値に気づくきっかけにもなります。
そのため、スカウトから選考を受けるつもりがなかったとしても、Wantedlyに登録し、自分自身の市場価値を知ることも就職活動では重要な機会です。
2-5.プロフィールを充実させるだけで差別化
ライバルと差別化で無双できる
Wantedly(インターン専用求人サイト)のプロフィールを充実させたら
3ヶ月で3件のスカウトが来た。
東京のベンチャーなどなどおそらく他の大学生はプロフィール書いていないのだろうな。
周りと違うことをしていい意味で
目立てば人生イージー化するよ— マサヤ🍻借金する大学生YouTuber (@Dreamer_Masaya) November 24, 2020
Wantedlyにただ登録しておくだけでは、企業の目に止まることはありません。
企業に自分自身を見つけてもらうためには、プロフィールを充実させておく必要があります。
Wantedlyのプロフィールでは、これまでに経験したことを詳細に記載できるようになっています。
学歴や資格、受賞歴はもちろんですが、好きな言葉・キャッチコピーなど、スキル・経歴以外にも人柄面でアピールすることも可能です。
就職活動ではインターンシップや説明会に行くなど動くことも重要です。
しかし、近年の就職活動では、プロフィールを魅力化して自らをブランディングすることも忘れてはいけません。
利用出来そうなツールは積極的に利用し、社会に対して自分自身をアピールしていきましょう。
自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用しよう
自己PRの内容が薄いと、志望企業に採用されません。選考を突破するには、自己PRを作り込む必要があります。
そこで活用したいのが、自己PR作成ツールの「自己PRジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの自己PRが完成します。
無料でダウンロードできるので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
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3.Wantedlyを使う6つのメリット
- チャットで企業に連絡できるため気軽に採用担当者とコンタクトが取りやすい
- 掲載数が多いため志望業界以外の企業も知れる
- 企業からイベントや面談のスカウトをもらえる
- エンジニアやデザイナーなど専門職を募集する企業が充実
- 待遇以外に目を向けて企業選びができる
- 多くのベンチャー企業やスタートアップ企業に出会える
3-1.チャットで企業に連絡できるため気軽に採用担当者とコンタクトが取りやすい
Wantedlyを使う1番のメリットは、興味のある企業へ堅苦しさなく気軽に「話しを聞きに行きたい」とコンタクトが取れる点です。
一般的な就活サイトの場合、プレエントリー後にエントリーするための選考書類を作成して、ようやく採用担当者との接点を持つことができます。
Wantedlyでは登録後掲載企業を見ることができ、企業に興味をもったら緑色の「話しを聞きに行きたい」ボタンで意思表示をします。
そうすることで興味を持っていることが企業に伝わり、チャットでコミュニケーションをとることができるようになります。
選考の前に企業の担当者と面談でき、納得したうえで選考に進むかどうか決められるのはメリットといえるでしょう。
インターンシップにも挑戦しやすい
Wantedlyのサービスのひとつ「Wantedlyインターン」は、日本最大級のインターンシップサービスで、様々な業界のインターンシップ情報が見つけられます。
インターンシップ情報を検索するのと同時に新卒採用のタグを追加すれば、並行して採用情報も得られます。スマホのアプリからでも手軽に応募できるの点も魅力です。
Wantedlyの場合、企業は不特定多数の学生に同時スカウトを送るのではなく、各就活生のプロフィールを見たうえで、自社の求める人材像とぴったり合う人にコンタクトを取ることが一般的です。
そのため、ミスマッチが少なく、価値観やビジョンを共有できるインターンシップ先を見つけることが容易であるのもWantedlyの特徴です。
海外でのインターンシップ先を見つけることも可能なので選択肢が広がるでしょう。
3-2.掲載数が多いため志望業界以外の企業も知れる
Wantedlyの強みは何といっても求人情報掲載数の多さです。
大手の他の就活サイトと比べてもダントツの37,000社の情報が掲載されています。
中でもベンチャー企業の情報量が多く、ベンチャー企業志望ならば、気になる企業がきっと見つかるはずです。
特に情報通信関連業種が多いため、情報通信系を希望している就活生におすすめです。
プロフィールを見てコンタクトを取ってくる企業は、自分が志望している業界に限定されません。
そのため、思いがけない企業からのコンタクトで志望先の守備範囲が広がる可能性もあります。これは就活におけるチャンスです。
自分でリサーチしていなかった企業と接点を持つことで、自分でも気づかなかった強みを見直すことになり、内定へ一歩近づくことになります。
3-3.企業からイベントや面談のスカウトをもらえる
Wantedlyは、掲載企業に就活生からコンタクトを取るだけでなく、企業側から登録している就活生にスカウトを送ることもできます。
採用を考える企業は、スカウトを送る人材を探すために、10万人をはるかに超える登録者の中からフィルターをかけて検索します。
フィルターの項目としては、職種や年齢、住んでいる地域、プロフィールの項目、そして何年卒の新卒か、最終ログイン時間などです。
ヒットした人材のプロフィール内容を確認して、企業は説明会イベントや面談の打診といった内容のスカウトを送るのです。
スカウトされるためにはプロフィールの充実や細かなチェックが必要ですが、この機能によりこれまで興味を持っていなかった企業と出会える確率は高くなります。
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3-4.エンジニアやデザイナーなど専門職を募集する企業が充実
専門性のある職務を募集する企業が多いことも、Wantedlyの特徴です。
一般的な就活サイトと比べて、エンジニア、デザイナーなどの専門職の求人情報が多くなっています。
そのため、専門職での採用を考える人はポートフォリオを掲載するのがおすすめです。
添付はPDFファイル以外であれば可能であり、自身のHPやYouTubeも掲載できます。
作品を掲載する際は、それだけを載せるのではなく作品の紹介も一緒に記載しましょう。
専門職を求める企業は作品を見てスカウトを検討する場合もありますし、面談になった場合に作品があったほうが話しやすくなります。
専門職を求めるスタートアップの企業も数多く登録しており、一緒に起業をするためのメンバー、会社を大きくするためのメンバーを募っていることもあるため、興味のある人は是非チェックしてみましょう。
3-5.待遇以外に目を向けて企業選びができる
給与などの待遇以外に、働き方や人で企業選びができることもWantedlyを利用するメリットです。
Wantedly運営側は、募集要項に給与や福利厚生など条件面の記載を禁止しています。
理由は、給与で仕事を決めるのではなく、会社の思いへの共感や、企業で働く人への魅力といった部分でマッチングをしてほしいというWantedly運営側の想いがあります。
「年収がよさそう」「待遇がよさそう」といった判断軸で会社選びをするのは危険です。
日本人が退職する一番の理由は、給与ではなく“職場の人間関係”というデータがあります。
つまり、どんなに給与が高くても、人間関係によって「(一緒に)仕事ができない」と思った結果転職に繋がるケースは多いのです。
そこでWantedlyは、あなたが入社してからの働き方や職場環境を考えさせるための工夫として、条件を記載しない形で求人を掲載しているのです。しかし、一方で待遇の非公開がデメリットとなることもあります。くわしくみていきましょう。
よしお
キャリアの神様
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3-6.多くのベンチャー企業やスタートアップ企業に出会える
Wantedlyに求人を掲載している企業の多くは、大手就活サイトでは出会えないようなベンチャー企業やスタートアップ企業です。
そのため、大手企業や中小企業などの求人を見てもあまりピンとこない人やベンチャー企業やスタートアップ企業に興味がある人は、Wantedlyを活用して就活をおこなうことで非常に大きなメリットを得られます。
また、Wantedlyの企業ページには、企業のメンバーの経歴やビジョンなどが具体的に書かれているので、自分の目標や夢とマッチした企業も探しやすくなっています。
4.Wantedlyを使う前に気をつけたいデメリット2つ
- 応募前に福利厚生や給与が分からない
- Facebookと連携している
- 大手企業や有名企業の求人が少ない
4-1.応募前に福利厚生や給与が分からない
先ほど紹介したように、Wantedlyの方針上「募集要項に年収・条件などを載せることは禁止」されています。
話し合いの結果、ビジョンや価値観が一致した企業から「じゃあ、月80時間分の残業代込みで月収20万で契約させていただいてもよろしいですか?」と言われたらあなたはどうするでしょうか。
Wantedlyを利用した場合、最終選考まで進んだのにも関わらず条件面で折り合いが付かないケースがよく見受けられます。
筆者もせっかく時間をかけて企業訪問に行ったのに、条件があわなくて15分で面談が終了したということもありました。
条件の設定は企業は書いてはいけないことになっていますが事前の対応策として
- 企業の公式HPで確認する
- チャットなどで事前に聞いておく
という風に対策しておくとお互いにとって無駄な労力を割かずに済みます。
4-2.Facebookと連携している
SNSとの連携が可能なWantedlyは、裏を返せばプライベートの投稿も見られる恐れがあります。
企業の担当者が志望者の情報を知るためにあなたのSNSを見る可能性は十分に考えられます。
普段の投稿内容が見られることで、選考にマイナスの影響が生じる場合もあるため注意が必要です。
Facebookの公開範囲は設定はできるので、プライベートを公開したくない場合はしっかりと公開設定を変更しておきましょう。
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4-3.大手企業や有名企業の求人が少ない
さきほど、Wantedlyを使うメリットでも紹介したように、Wantedlyに掲載されている求人の多くは、ベンチャー企業やスタートアップ企業のものです。つまり、大手企業や有名企業の求人が見つかることが少ないということになります。
そのため、求人探しの際にWantedlyのみを使うのではなく、大手企業や有名企業の求人探しは大手就活サイトでおこない、ベンチャー企業やスタートアップ企業の求人を探す際はWantedlyを活用するといったように使い分けができると良いですね。
5.Wantedlyの利用をおすすめできる人の特徴
ここまで、Wantedlyの評判やメリット・デメリットを確認し、使うべきかどうか迷っている人も多いと思います。
そこでここからは、Wantedlyの利用をおすすめできる人の特徴について紹介します。1つでも当てはまることがあれば、お試しでも構わないのでWantedlyを使用してみてください。
よしお
キャリアの神様
5-1.仕事に「やりがい」を求めている人
Wantedlyの利用をおすすめできる人の特徴の1つ目は、仕事にやりがいを求めている人です。
自己分析を始めると就活の軸が明確になり、自分が何を基準にして仕事選びをしているかがわかってきます。そんな仕事選びの基準の中にやりがいが入っている人は、Wantedlyを使用することがおすすめです。
Wantedlyには、大きな目標や夢、ビジョンを掲げたベンチャー企業やスタートアップ企業の求人がたくさん掲載されています。自分が共感できる目標やビジョンを掲げる企業と出会うことができれば、その目標やビジョンに向かって、日々やりがいを感じながら仕事に取り組めるでしょう。
また、大手企業とは違い、ベンチャー企業では入社後にすぐ責任のある企業を任されることもあるため、責任感や緊張感のある仕事にやりがいを感じる人にもおすすめです。
5-2.ベンチャー・スタートアップ企業に興味がある人
就活をするにあたって、志望する企業の規模感は非常に大切です。
たとえば、安定を求めるのであれば福利厚生が整った大手企業や中小企業などを選ぶと、希望が叶いやすいです。反対に、若くても実力次第で昇進できる環境で働きたいのであれば、年功序列の傾向が強い大手企業よりも、ベンチャー企業やスタートアップ企業が合っているでしょう。
そのため、ベンチャー企業やスタートアップ企業の求人を効率良く探していきたいと考えている人には非常におすすめです。
5-3.専門職の求人を探している人
大手就活サイトの求人では、「新卒1年目は全員営業職」「1年目から専門職に就くことはできない」などの求人が多く見受けられます。
しかし、Wantedlyでは、未経験からさまざまな専門職に挑戦できる求人が多数掲載中です。
- マーケティング職
- デザインなどをおこなうクリエイティブな職種
- WEBライターなどの専門的なスキルが必要な職種
そのため、1年目から専門職として活躍したい人や、働きながら専門知識を身につけたい人などはWantedlyを使って求人を探しましょう。
5-4.自分を必要としてくれる企業と出会いたい人
Wantedlyには、スカウトという制度があり、あなたのプロフィールを見て興味を持った企業が「面談をしませんか?」「選考に参加しませんか?」などのメッセージを受け取れます。
つまり、自分自身が何をしたいか、どんな企業で働きたいかなどが、はっきりとわかっていなくても、あなたの経験やスキルを必要とする企業と出会うことができるのです。
ただし、スカウトを受け取るためには、自分自身のプロフィール欄を充実させておく必要があるため、多少の手間と時間がかかるかもしれません。しかし、自分から企業にアプローチするなどの時間は減るため、結果的には効率良く就活を進めることができます。
6.Wantedlyの利用をおすすめできない人の特徴
Wantedlyの活用することで就活がうまくいくという人がいる一方で、登録をしても結局使わなくなってしまうという人もいます。
そこでここからは、Wantedlyの利用をおすすめできない人の特徴について解説します。これから紹介する特徴に当てはまるからといって、Wantedlyを使ってはいけないということではないので、参考程度に読んでみてください。
よしお
キャリアの神様
6-1.大手企業や有名企業への就職を志望している人
Wantedlyには、大手企業や有名企業の求人はあまりありません。そのため、大手企業や有名企業の求人を探すためにWantedlyを使用していては、時間を無駄にしてしまう可能性があります。
しかし、大手企業や有名企業への志望度が高いものの、ベンチャー企業やスタートアップ企業も少し見ておきたいという人であれば、一度登録してみても良いです。
6-2.待遇や福利厚生を重視している人
企業を選ぶ際に、福利厚生や待遇面を重視する人もいると思います。こういった人は、ベンチャー企業やスタートアップ企業の求人が多いWantedllyはあまりおすすめできません。
やはり、ベンチャー企業と大手企業の福利厚生の内容を比べると、どうしても大手企業の方が手厚く、ベンチャー企業が劣ってしまう傾向があるためです。
ただ、ベンチャー企業やスタートアップ企業でも、福利厚生や待遇面が充実している企業もあるため、気になった企業があれば個別にメッセージを送り、条件面や福利厚生についてきちんと確認するようにしてください。
6-3.企業にプライベートを知られたくない人
Wantedlyには、Facebookのアカウントと連携する機能があり、連携をすると企業がFacebookページが見られるようになるため、プライベートを知られたくない人にはあまりおすすめできません。
連携をしなければ、プライベートを見られることなく安心して利用できるので、大きな問題点にはならないかもしれませんが、気になる人は注意してください。
一方で、Facebookを使って自分自身の人柄や趣味などについて企業に知ってもらいたいと考えている人は、WantedlyとFacebookを積極的に連携することをおすすめします。
7.Wantedlyの始め方!具体的な活用手順
7-1.アカウントを登録する
WantedlyはFacebookのアカウントを連携するだけで、すぐに会員登録が完了します。
Facebookを登録していない人もEメールを使えば1分ほどで登録できます。
7-2.プロフィールを充実させる
案内にしたがってプロフィールを埋めていきましょう。
プロフィールの埋まっている割合でスカウトの確率も上がります。
はじめは適当でもいいので、まずは一旦埋めることから始めましょう。後にしっかりと書き込むなりしていけば問題はありません。
7-3.募集を見る
「職種・採用形態・地域・特徴・キーワード検索」の5つのスタイルで検索することが可能です。
上部のバナーにランダムでの募集も掲載されているので、そちらから見ていっても構いません。
7-4.企業に応募する
企業の説明ページや投稿記事を見て気になったら「話を聞きたい」ボタンで実際に応募をしてみましょう。あとは企業側から返事が来るのを待つのみです。
企業によっては「話を聞きたい」ボタンを押しても連絡が返ってこない場合があります。
当たり前ですが、企業も学生のプロフィールを見て選んでいる、もしくは募集が多すぎて追いつかずにマッチングが成立しない場合があります。
7-5.チャットで日程調整そして面談へ
運良くマッチングした企業からはチャットで連絡が来ます。
それ以降は企業側と直接的に面談日の調整などがおこなえます。
8.Wantedlyで実際に内定は獲得できるのか?
エンジニアやデザイナーの人ならば「ポートフォリオ」欄に自分のプロダクトを載せられる上に、慢性的な人手不足企業から結構スカウトが来ます。
しかし、総合職は相当な実績がないと学歴や組織構築の経験などわかりやすい実績でふるいにかけられる場合がほとんどです。
Wantedlyは新卒就活であっても転職者と同様に「何をしたいか」ではなく「何ができるか」の要素がかなりの割合を占めています。
専門知識がある人や、集客や営業などわかりやすいビジネス実績をもつ人がスカウトをもらいやすいです。
できることが少ない学生はスカウトにあまり期待しない方がいいかもしれません。
9.Wantedllyは長期インターンシップ探しにも使える!
ここまでの内容だけを見ると、「Wantedlly=ベンチャー企業の求人が多い就活サイト」というイメージが強くなった人も多いと思います。
しかし、Wantdlyでは、転職や副業、アルバイトなどの求人も扱っています。さらに、長期インターンシップの求人も多く扱っているため、就活で使わなくても長期インターンシップの求人を探すために登録するのもおすすめです。
以下のような幅広い求人が掲載されているので、ぜひ一度見てみてください。
- マーケティングを学べるインターンシップ
- WEBライターのスキルが身につくインターンシップ
- アートやデザインなどクリエイティブなインターンシップ
よしお
キャリアの神様
10.Wantedlyを使ってミスマッチをなくそう
Wantedlyにはベンチャー企業を始めとした多数の企業が登録しており、上場している企業もあります。
従来のエントリーシートを書く就活は、まもなく終焉を迎えるでしょう。
これからの就活は、WantedlyやMatcher、OfferBoxの例のように、コスパよくダイレクトに企業と個人が対等な形でつながっていく就活にシフトチェンジしていくことが予想されます。
Wantedlyを使うことで気軽に企業とコンタクトが取れ、カジュアル面談によって企業を知ることができるため、ミスマッチなく選考に進めます。
また、企業からのスカウト機能により、自分の知らなかった企業と出会い、効率的に就活が進む場合も。
上手に使って効率的かつミスマッチのない就活をしましょう。
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