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就活での賢いSNS活用術|注意点や企業からの特定を阻止する対処法

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就活ではSNSを使った方がいいのかな?
志望先の企業にアカウントがバレるのは嫌だ
SNSが理由で評価が悪くなったりする?

就活中のSNSの利用について、こんな風に悩んでいる人は多いのでは?

SNSは便利だけど、企業にアカウントがバレて内定取り消しになるのはごめんですよね。

実際のところ、就活をする上でSNSの活用はメリットも多いです。

なぜなら、企業の情報や就活関連の情報をリアルタイムで知れるからです。

SNSは誰にでも使えて便利ですが、就活に悪影響を及ぼさないように注意する必要があります。

そこでこの記事では、SNSを利用するメリットや注意点について解説していきます。

この記事を読むことで、就活での賢いSNSの活用術や企業に特定されないコツを把握することができます。

1.就活ではSNSを賢く活用しよう

SNS

日本のSNS利用率は右肩上がりで上昇中

参照:ICT総研 2020年度 SNS利用動向に関する調査

スマートフォンの普及でSNSが広く使われるようになり、今では日本人の80%以上がSNSを利用しています。

最近では就活でもSNSが広く利用されるようになってきて、就活のやり方にも変化が生じています。

SNSの利用で気軽に多くの情報が知れるのは、就活をする上で非常に有効ですよね。

SNSを使うメリット・注意を理解した上で、SNSを就活で賢く活用していきましょう。

2.就活生の約7割が就活でSNSを活用している

キャリタス就活2022 学生モニター調査結果によると、就職活動にSNSを利用していない就活生は25.9%。つまり、74%の就活生はSNSを利用していることになります。

特に、LINEは47.9%と半数近い就活生が利用。TwitterやYouTubeも30%台と比較的高く、日常生活だけでなく就職活動においてもSNSを活用する就活生が多いことがわかります。

コロナ禍でリアルでの情報収集が難しかった点も、SNSの利用普及につながったと思われます。

3.SNSを活用する4つのメリット

SNSは、インターネットを介して気軽に不特定多数の人と繋がれる現代の新たなコミュニケーションサービスです。

就活にSNSを活用するメリットは次の4つです。

  • 就活生同士で交流できる
  • 就活イベントの情報収集ができる
  • 企業アカウントが企業研究に役立つ
  • 社員の生の声を知ることができる

それぞれを詳しくみていきましょう。

3-1.就活生同士で交流できる

就活でSNSを利用するメリットの1つ目は、就活生同士で交流ができる点です。

SNSを介して就活生と交流を持つことで、企業情報を共有したり、就活の悩みなどを相談できたりします。

SNSで就活生と繋がることで刺激をもらえます。

就活中は距離の近い友達に相談しにくいものですが、見知らぬ人や同じ境遇の人と繋がりやすいSNSであれば気軽に悩みを相談することができます

また、SNS上で開催されているコミュニティへの参加も、就活生同士の交流を持つ場として有効です。

例えば、同じ業界を目指すコミュニティであれば企業情報や選考情報などの情報を入手できるので、業界企業研究などに活かせます。

3-2.就活イベントの情報収集ができる

就活でSNSを利用するメリットの2つ目は、就活イベントの情報収集ができる点です。

就活情報を発信しているSNSアカウントをフォローしておくと、就活イベントのスケジュールや応募締切のタイミングなどをチェックすることができます

また、最近ではSNSアカウントを作成して情報を発信している企業も増えています。

志望企業のSNSアカウントをフォローしておくことで、志望企業が実施する説明会やセミナーの案内を逃すことなく把握することが可能です。

リアルタイムで情報が手に入ることがSNSを利用する大きなメリットといえるので、積極的に志望する企業や気になる企業のアカウントをフォローして情報収集に役立てましょう。

就活は情報戦って言うからな!

よしお

3-3.企業アカウントが企業研究に役立つ

就活でSNSを利用するメリットの3つ目は、企業アカウントをフォローすることで企業研究に役立つという点です。

企業アカウントでは、商品・サービスのリリース情報やキャンペーン情報などを発信しています。

消費者をターゲットにした発信内容ですが、リアルタイムの情報を見ることで「今、企業が何に力を入れているのか」「どのように社会に貢献しているのか」などの背景を知ることができます

例えば、食品会社のカゴメでは「オンライン料理教室」のLIVE配信についてツイートしています。

オンライン料理教室の存在を知っている人はそう多くないはず。

企業研究においても、こうした公式サイトで得られない情報を知っておくだけでも、他の就活生との差別化に繋がります。

3-4.社員の生の声を知ることができる

就活でSNSを利用するメリットの4つ目は、社員の生の声を知ることができる点です。

マイナビ・リクナビなどに掲載されている企業情報は、ほとんどが「企業のいい情報」のみで、企業のよくない点やリアルな実態は載ってないですよね。

一方で、個人が特定されない状態で情報発信できるSNSでは、社員のリアルな口コミを検索できます。

社員個人の生の声を知ることで、大手就活ナビサイトやセミナーでは知ることのできない「企業の実態」を把握できるでしょう

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4.企業に見られる可能性大の投稿

企業に見られる可能性大の投稿

企業に見られても大丈夫な投稿か確認しよう

SNSで気軽に企業の情報にアクセスできますが、同じように企業も就活生のアカウントにアクセスできます。

就活でSNSを利用する場合、企業に自分のアカウントが見られる可能性があることは認識しておいた方がいいでしょう。

4-1.Facebookは特定されやすい

Facebookの投稿は比較的特定されやすいといえます。

Facebookは実名で登録するのがルールです。

フルネームに加えて出身地・生年月日・学校情報などを登録し、誰でも閲覧可能な状態にしておくとすぐに個人を特定されやすくなります

Facebookで就活に関する投稿をする人は少ないと思いますが、プライベートな内容を投稿することはありますよね。

その内容があまりにも奇抜なものであったり常識から大きく逸脱していたりすると、企業側から就活中と私生活のギャップの大きさに違和感を持たれる可能性が高くなるでしょう。

Facebookを利用する際は常識から外れた投稿はしないように注意し、投稿の公開範囲を限定するのがおすすめです。

4-2.企業名を書くとエゴサで見つかる

SNSで企業名を記載した投稿をすると、企業がエゴサーチをした際に投稿を見つける可能性が高くなります。

面接直後に感想を投稿する学生は多いですが、企業の採用担当者がSNSをチェックすることがあるので注意が必要です

例えば「〇〇会社の面接で、内定欲しいからとりあえず第一志望って言っておいた」などと本音を投稿してしまうと、企業側がエゴサーチをした際にすぐに見つかります。

そして、個人を特定しやすいアカウントであればすぐに誰なのかバレます。

こうなると大きくマイナスの印象になり、選考結果に影響を与える可能性も。明確な企業名は避けて投稿しましょう。

4-3.顔写真があると匿名でも知られる

プロフィール画像や投稿に顔写真を載せているアカウントは、いくら匿名でも個人を特定されるでしょう。

就活中と日常生活の雰囲気が全く違うから大丈夫と思うかもしれませんが、何度も会っている面接官なら気付く可能性の方が高いといえます

過去の投稿を辿ればある程度の特定はできるものです。

SNSは匿名だからといって安心するのではなく「匿名はあり得ない」と考えておくがベター。

一時期Twitterに問題行動をアップする若者がニュースで取り上げられておったな。

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5.企業にマイナスの印象を与える投稿

企業にマイナスの印象を与える投稿

SNSに投稿する際は内容に注意しよう

企業にSNSアカウントを見られる可能性が高いことから、当然SNSへの投稿内容には注意が必要です。

特に、企業にマイナスの印象を与えてしまう内容の投稿には注意しましょう。

いくら選考中に好印象を与えてたとしても、SNSにマイナスの印象を与える投稿があるとネガティブな評価に変わってしまう可能性も

SNSが理由で選考結果に悪影響を及ぼさないように、対策しておきましょう。

5-1.ルールやマナー違反

人としてモラルが欠ける内容の投稿はNGです。

社会のルールやマナー違反を犯している内容の投稿は、企業に「モラルがなく当社に入っても問題を起こしそう」というマイナスの印象を与えてしまいます。

飲酒運転など犯罪の告白投稿や、アルバイトでの不適切な写真投稿(いわゆる、バイトテロ)などのルールやマナー違反を犯した内容の投稿は、明らかに評判を落とすでしょう。

友達同士のノリで投稿しただけでも、リツイート機能などでどんどん広がり炎上に繋がる可能性もあります

採用担当者は、リスクのある人を絶対に採用しないということを肝に銘じておいて下さい。

当たり前じゃが、誹謗中傷などもしてはならぬぞ。

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5-2.就活の愚痴

就活の愚痴を投稿するのもできるだけ避けた方がいいでしょう。

実名でSNSをしている場合は絶対にしない方がいいです。

就活中は日々時間に追われていたり、将来に対する不安が大きくなったりと、ストレスを感じることも多いですよね。

こうしたやり場のないモヤモヤを抱えている時、SNS上で愚痴を吐きたくなる気持ちはわかりますがおすすめできません。

就活の愚痴投稿を採用担当者が見て抱くのは、同情ではなく「入社してストレスが貯まると会社の愚痴も書くんだろうな」というネガティブな印象です

就活中はかなりのストレスが貯まるかもしれませんが、SNSで発散はできるだけ避けて家族や友達に話したり、自分なりのストレス発散法を見つけて解決しましょう。

5-3.企業の悪口

SNSを就活に活用している人で意外に多いのが、企業や面接官の印象を投稿している人です。

「いいことばかりを書かないといけない」なんてことはないですが、激しい言葉遣いで罵倒したりするのはやめた方がいいです

例えば「今日は〇〇会社の面接で面接官から質問攻め。

「何様なん?まじでむかつく倒産しろ」という投稿をした場合、企業側は就活生の人柄や価値観を知るために質問したつもりが、こんな風に書かれてしまうと一瞬で「ないな」と思ってしまうでしょう。

どういう形で企業側がSNSを確認して、どのように捉えるかはわからないものなので、内容の良し悪しに関係なく企業の悪口を書くことは控えましょう。

6.SNSを特定されたくない時の対処法

そもそも、自分のSNSを企業の採用担当者に特定されたくないという人が大半ではないでしょうか。

SNSを利用する上で、不特定多数の人の見られることは肝に銘じておく必要がありますが、対処をすることである程度は特定を防ぐことが可能です。

企業の採用担当者に特定されたくない人は、次の3つの対処法を実施するのがおすすめです。

  • 公開範囲を変更する(Facebook)
  • 鍵垢にする(Twitter・Instagram)
  • 就活用アカウントを作成する

6-1.Facebook:公開範囲を変更する

Facebookは実名登録が基本のSNSなので一番特定されやすいSNSといっても過言ではありません。

企業の採用担当者に見られたくない場合は、自分の投稿内容や投稿写真などの公開範囲を「友達のみ」に変更することをおすすめします

また、プロフィール情報や友達の人数などもチェックする企業もあることから、投稿内容や写真だけでなく自分自身の情報についても公開範囲を限定した方がよいでしょう。

既に投稿済みの内容まで変更することができるので、特定されたくない人は必ず公開範囲を変更しておきましょう。

そもそも「見られて困る投稿はない」と考えている人もある程度の公開範囲設定はしておいた方がよいです。

すべての情報を公開している人は、問題となる投稿の有無に関わらず「メディアリテラシーの低い人」という印象を与えかねません。

6-1-1.公開範囲の変更方法

  • STEP.1
    設定をタップ
    フェイスブック設定
  • STEP.2
    フォロワーと公開コンテンツをタップ
    フェイスブック設定
  • STEP.3
    友達を選択
    フェイスブック設定

6-2.Twitter・Instagram:鍵垢にする

TwitterやInstagramで日常のささいなことをつぶやいたり、写真を投稿したりしている人は多いですよね。

いわば、自分の素がよく表れやすいSNSといえるでしょう。

企業の採用担当者に見られたくない場合は「アカウントに鍵をかける(鍵垢にする)」のがおすすめです

過去の投稿から生活態度やモラルをチェックする企業もあるので、投稿内容に気をつけることはもちろん、アカウント自体に鍵をかけることで閲覧できる人を限定しておきましょう。

アカウントに鍵をすることで投稿内容がフォロワー以外に知られませんし、フォローするにも申請が必要になるので企業に特定される心配は確実に減らせるでしょう。

6-2-1.Twitterを鍵垢にする方法

  • STEP.1
    設定の「プライバシーとセキュリティ」を選択
    ツイッター設定
  • STEP.2
    「ツイートを非公開にする」をオン
    ツイッター設定

6-2-2.Instagramを鍵垢にする方法

  • STEP.1
    プライバシー設定を選択
    インスタグラム設定
  • STEP.2
    「非公開アカウント」をオン
    インスタグラム設定

6-3.就活用のアカウントを作成する

SNSを利用するリスクが多いと心配事も多いですが、SNSは使い方次第で就活に有効活用することが可能です。

例えば、投稿内容から行動力や思考力をアピールすることもできます。

「自分のプライベートの全てを公開するのは嫌だけど、SNSでアピールもしたい」と、積極的に就活にSNSを使いたい場合は、就活用のアカウントを作ることがおすすめです

就活用のアカウントであれば、過去の投稿内容や私生活のプライベートな投稿を気にすることなく、アピールしたい内容に特化してSNSを使うことができます。

プライベート用と就活用を分けておくと、それぞれの情報を確認できて便利ですよ。

編集部 橋本

7.就活中にSNSを利用する時は慎重に発信しよう

スマートフォンの普及で就活にSNSを活用するケースが多くなっています。

就活にSNSを活用することで、気軽に就活生同士で交流できる点やイベントや企業情報の収集が容易になった点などメリットは多くあります。

SNSは誰でも簡単に情報を閲覧できる反面、利用する際の発信には注意が必要です。

SNSを利用する際は発信内容が社会的なルールやマナーに違反した内容、愚痴などのネガティブな内容、企業の悪口などの投稿を避けて、慎重に発信しましょう。

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