もしかすると、あなたは、インターンシップの実態について「実際のところどうなのか」と、気になっているかもしれない。
結論をいうと、長期のインターンシップの実態は悪すぎることも良すぎることもない。
強いて言うならやや良いくらい。できるなら参加すべきではあるといったところだ。その理由の1つとして、採用にも直結しているためだ。
この記事では、筆者の実体験に基づくエピソードを通して、企業が採用活動でおこなうインターンシップとは何かを、わりと具体的にお伝えする。その中でも、特にお伝えしたいのは2点ある。
- シンプルに、インターンシップ良いよ。体験談聞いて
- 意識高い系がどうあるべきか?
という2点だ。もし、何かしら興味を持ったら、ぜひ読み進めてほしい。
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内定者ESも500社分見れる!『インターンシップガイド』インターンシップと聞いて何を連想するだろうか?
先日まで、大手企業のインターンシップに行っていた。私は、私大に通うそれなりの学生だ。
ここで突然だがあなたに質問だ。
インターンシップと聞いたら、あなたは何をイメージするだろうか?
よしお
フランク
インターンとひと口に言っても、結構たくさんの形式がある。
- 実際に仕事場に行って、業務を体験するインターン
- セミナーのような形式のインターン
- 新規事業立案、プロダクトを生み出すインターン
などなど。これらは、それぞれ明確に違いがある。したがって参加者側の意識としては、自分の参加しようとしているインターンが、一体どれにあたるのかをあらかじめ把握しておく必要がある。
企業も優秀な学生にたくさんエントリーしてもらうために割とコンテンツをしっかり考えている。
つまり必死だ。企業の裏側は結構大変であり、学生のニーズを満たすために奔走しているのだ。
そんな中、今回私が参加したインターンシップの形式は、最後に挙げた新規事業立案のインターンシップである。
新規事業立案型インターンシップに参加
最近、流行っている新規事業立案型インターンシップ。
結論としては、参加してみてかなり面白かった上に非常に勉強になった。
他のセミナー型や職業体験型については知らない(むしろ参加しない方が良い?)が、こちらの新規事業立案型についてはぜひ参加してみることをおすすめする。
インターンシップに応募した理由・きっかけ
よしお
そもそも、なぜインターンシップに応募し、参加しようと思ったのか?私がインターンに応募したきっかけについて話しをしよう。
ことのきっかけは、逆オファー型の就活サービスであるウォンテッドリー。
ウォンテッドリーに登録し、自己満でプロフをしっかりと書き込んで登録していたら、企業の人事の方からメッセージが届いていたのがきっかけだ。
よしお
それなりにプロフを充実させておいたおかげで、知名度の高い企業からスカウトを受けることができた。
正直、インターンに応募した理由はたまたまだ。
実際に、当時は半分鼻をほじりながらメールボックスを開いて、メッセージが来ていたから、たまたま反応してみただけだ。
人事「プロフィール見たよ。ES書かなくてもええで。就活も序盤の方やと思うし、面接の練習として使ってくれればかまわへんで〜〜〜〜」
私「アッザスwwなんかおもしろそ〜〜〜。面接の練習としても使っていいだなんて。なら、練習させてもらうぜレッツ大手企業!待ってろ!!すぐ行く!!!」
よしお
そんなこんなで、面接を2回してもらい、通過しました。なんと後から聞いた話によると、応募が500人もあったそうだ。
つまり500人中の25人に選ばれ、インターンシップに参加することになったのだ。
ここで僭越ながら、あえて後輩や同級生にアドバイスするなら「逆オファー型のサービスには登録して、プロフィールは充実させておいたほうがいい」ということだ。
就活は、どこにチャンスやご縁が転がっているかわからない。
そのため、可能性を1%でも増やすために1つでも多く手を打っておくと、あなたに幸が訪れるのは間違いない。
ちなみに、逆オファー型の就活サービスは、新たな就活の形として、リ○ナビさんとかマ○ナビさんを差し置いて今後伸びていくだろう。
マッチング系のサービスも最近の潮流として押さえておきたい。
企業からのオファーを待つだけ?!
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インターンシップの実態や体験・感想
インターンシップの実態はどのようなものだったのか。
結論としては、非常に満足できる内容だった。
具体的には、新規事業立案(弊社で新しいサービスを考えよ)を、インプットも含め、3週間に渡って同期の学生と考えていくといった内容だ。
ちなみに、途中で東京から離れた合宿施設にておこなわれ、給料も出るので待遇も非常に良い。
もうちょっと詳しくお伝えするために、それぞれフェーズに分けて解説していこう。
- インプット
- アウトプット
- 最終アウトプット
インプット
初日のインプットの日には、マーケティングをビジネスに砕いた内容を伝えてくれた。
4〜5名で一組になって、楽しいワークを通してチームビルディングの方法から、アイデアの発想法まで一丸となってインプットに励んだ。
これらは、よくビジネス研修で行われそうな内容ではあるが、学生が普段、なかなか触れるものではないため、とても勉強になったのを記憶している。
このフェーズは1日目で終了し、いよいよ2日目からは新規事業立案をチームで取り組んでいくことになる。
アウトプット
アウトプットとしては、まずは中間発表として、チームでスライドを作成し、新規事業のビジネスモデルを役員クラスの前で発表する。
もちろん、学生がちょろっと数日間考えただけのプランなので、一蹴され、ブラッシュアップを求められる。
中間発表を終えると、チームでの思考期間として、2週間程度期間が与えられる。
この期間は強制ではないものの、最終アウトプットを出すために半ば強制のごとくチームで休日に集まって会議をおこなう。
見ず知らずの即席の仲間ではあるものの、ある程度選抜された優秀な学生が集まっているため、議論を重ねるたびに、慎重かつ時に大胆な切り口でアイデアがブラッシュアップされていく。
協調性やリーダーシップ、アイデアの発想法などが身につくため、インターンの苦労を通して得たものはそれなりにあると言ってもいい。
最終アウトプット
最終アウトプットはコンペ形式でおこなわれた。どのインターンにもありがちな「優秀賞」を決めるため、意識を究極に高めた学生同士がぶつかり合う。
優秀賞に選ばれたチームは、豪華ディナーに連れて行ってもらえることに加え、事業化までありつくことが可能で、非常に夢がある。
私の所属していたチームは残念ながら敗退してしまったが、優秀なチームは、インターンが終わってもアイデアがブラッシュアップされて社員とのやりとりが継続的におこなわれていたそうだ。
結論として、参加できる機会があるならぜひ挑戦して欲しい内容、実態であったことは間違いない。
さて、ここからはインターンシップで学べることをざっくりと書き出してみる。
5dayインターンシップで学んだこと
インターンシップで学んだこと、感じたことをざっくり書き出す。
何かの助けになれば幸いだ。
- チームで物事を達成したいなら、ゴールを明確にしてそのゴールに対してチーム全体が共通認識を持つこと。
そして、常にゴールは何か? 論点は今どこになるのか? その論点は正しいゴールに向かうのか? 逐一立ち止まり客観的に自分たちを見ることが大切だ。 - 学生が触れている情報というのは、二次情報であり、誰かしらの意図が介入しているので役に立たない。
本当に大切にすべきなのは一次情報であり、本質はどうかと考えること。
例えば、就活生が触れる情報というのは、ほとんどが企業がビジネスのために勝手に作りあげたものであり、就活生にとっての本質ではない。 - 上記2番を踏まえると「大手商社に行きたい。大手IT企業に行きたい」などと大手というブランドイメージで安易に選ぶのは危険。
自分の未来を考え抜いた上で行くならオーケー。 - 学んだことを強固に保持するために「自分が感じたこと、思ったこと、関心したこと」を言語化していく。
例えば、映画館に行った後に楽しかった〜で終わるのではなく、その映画のどんなところに感動したのかを帰ってからブログに書くといい。 - 新規事業を立案するにあたって大事なことは、誰のどんな悩みをどのように解決できるのか、という型から様々な「目」を持って問題発見をし、様々な視点を持って考察、洞察し、深層まで迫る。
そしてどこまでバイアスにかからないかが重要。いかにブレイクスルーするかが肝心。 - チームとして仕事を進めるには、誰が何をやるのか明確にしなければいけない。
誰も動いてくれないのなら、名指しで仕事を振る。誰も声をあげないなら自分が声を上げる。
仕事において「誰かが勝手にやってくれる」なんて、そんな甘いことはない。チームメンバーはあなたの保護者ではない。 - ミクロなアプローチを取るのか、マクロなアプローチを取るのか。
どのような切り口でマーケットをとらえるかで、問題が変わる。問題が変われば、解決策も変わる。 - ユーザーのインサイトを意識する。実際に自分だったらそのサービスを使うか?そのサービスを使う人の気持ちになった時、どこに不満を感じるのか?深く洞察する。
思いつく限りざっと書き出した。
意識はかなり高いが、これらを意識することができれば就活においての内定はもちろん、ビジネスマン、あるいは起業家としても大いに活躍できるだろう。
それほど、新規事業立案のインターンシップにコミットしてくれる大企業の人間は、組織においてもレイヤーが高い社員が多い。
レイヤーが高いというのは、つまり役員や取締役などの役職高い、普段私たちが接することができない人間を指す。
そうした上の人間と会えるのは、1つ、この時代においてインターンシップに参加するメリットであると言えるだろう。
最後に、インターンシップに参加する上で、失敗しがちな人についてお伝えしておこう。
意識高い系のあるべき姿
インターンシップを通して、意識高い系と言われがちな人を見つけた。
発表などを客観的に見ていて「ああこの人は、本当に意識高い“系”だなぁ」と感じていた。
なぜ、意識高い系だと直感的に感じたのかというと、明らかに周りより目立っているからだ。
意識高い系は、見ていて“なんとなくうざい”のだ。
私はそうした「意識だけ高い学生」をなんとか改善できないかと思い、意識高い系のあるべき姿というのを定義した。
意識高い系が意識すべきこと、それは「意識高いことを顕在化させない」ことだ。
意識が高いことは正直いいことだとは思う。
しかし、それは時に周りにとって押し付けがましものになる。そんな意識はいらないのだ。
意識は内側としては高く保っておいて、それを表に出さないのが、真に意識が高いということなのではないかと考える。「系」は周りにひけらかす故の弊害であるからして。
「能ある鷹は爪を隠す」
意識高い系の方を見ていて、残念だなと思うのは、「弱い犬ほどよく吠える状態」になること。
純粋に意識が高くパフォーマンスを残せる人は、わざわざ対面でリアルで自分の能力をひけらかさない。
つまり何が言いたいのかというと、誰も見ていないところで最高潮の意識を継続して保つのがベストということ。
なんてことを、意識高い系の人を見ていて、考えていた。
「能ある鷹は爪を隠す」
意識高い「系」にならないために注意したい。
定義によるが、こんな記事を書いている私も一種の意識高い系かもしれない。もし、押し付けがましい、そんな風に感じていたら、先にお詫びしておく。
インターンシップに参加して経験を積もう
何はともあれ、インターンシップは本当に良い。
さらによかったところをあえて挙げるなら
- 個性的な学生と会える。
- 優秀な社会人と話せる。意見をぶつけられる。
- 飲み会に連れて行ってもらえる
- お給料をもらえる
これらの点が挙げられる。メリットは本当に多い。
圧倒的経験値を手に入れるならインターンに参加するのが吉だ。
この記事が、悩める就活生から意識の高い就活生まで、何かの参考になっていれば幸いだ。
よしお
インターンに参加できる実力がない学生は、武者修行プログラムで己を研鑽することや、OB訪問で社会人とのコネや働くとは何かを知っておくと良いだろう。
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