在籍確認なしのカードローンは存在しない!勤務先にバレないための対策を解説

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記事の監修者

岩切 健一郎 1級ファイナンシャルプランナー技能士、CFP®

1986年5月生まれ。宮崎県出身新潟移住。業界10年目。
コンサルティング会社、外資系生命保険会社を経て、現在は保険代理店に勤務しながら、発達障害の方のライフプランを専門に行う合同会社ひなたを経営。

>>合同会社ひなた

「在籍確認なしのカードローンは存在するの?」という疑問を持っている方もいるはずです。

結論、在籍確認なしのカードローンは原則ありません。カードローンの審査において、基本的に勤務先への電話連絡が実施されます。

しかし、あらかじめ担当者に相談しておくことで、電話連絡以外の方法に変更できる可能性があります。

相談時には注意すべきポイントもあるため、本記事で詳しく確認しましょう。

在籍確認なしのカードローンは存在しない

カードローンの契約時には在籍確認が実施される

原則、在籍確認なしのカードローンは存在しません。そもそも在籍確認は、申込者が本当に働いているのかどうかを裏付けるための手続きです。

お金を貸す側としては、貸し倒れのリスクを減らすためにも、返済能力の確実性を高める在籍確認を行っています。

また、貸金業者が申込者の返済能力を確認することは、「貸金業法 第十三条」で義務付けられています。

貸金業法とは

クレジットカード会社や消費者金融など、貸金業者を対象にした法律のことです。この貸金業法は借り手側を守るとともに、貸金業者の業務を改善させる役割があります。

貸金業法で義務化されていることもあり、契約時の在籍確認は基本的に回避できません。

「在籍確認なし」と明記している業者は、貸金業法を無視している闇金融です。闇金融を利用すると取り返しのつかないことになるため、絶対に利用してはいけません。

在籍確認は会社への電話連絡が基本

カードローンの在籍確認は、会社への電話連絡が基本的に行われます。本当に勤めているのかどうかを確認する手段として、会社への電話連絡が確実性の高い方法であるためです。

カードローン会社から勤務先に電話が掛かってくる場合、在籍確認の担当者は個人名で対応してもらえるので、自分以外が電話に出たとしても、ほかの従業員にカードローンの利用がバレる可能性は低いです。

カードローンによっては、電話連絡の時間帯を自由に指定できます。在籍確認の電話をご自身で対応したい場合、あらかじめ担当者に時間帯を伝えておきましょう。

電話連絡による在籍確認の流れ

電話連絡の在籍確認は、以下の流れで実施されます。会話形式で「本人が出た場合」と「ほか従業員が出た場合」の2つに分けて解説します。

本人が電話に出た場合

まずは、本人が電話に出たケースを会話形式で解説します。

担当者

もしもし、わたくし〇〇(担当者の個人名)と申しますが、△△(申込者の名前)さんはいらっしゃいますか?

申込者

はい、わたしが△△です。

担当者

××(クレジットカードの会社名)の〇〇と申します。勤務先の確認が取れましたので、これにて在籍確認を終了します。ありがとうございました。

申込者

はい、ありがとうございました。

電話で本人だと確認できた時点で、在籍確認は完了します。電話の対応は数分で終わり、ほか従業員から不審に思われる会話をしないため、カードローンの利用がバレる心配は不要です。

電話連絡の方法は、カードローン会社によって異なります。

ほか従業員が電話に出た場合

ほか従業人が電話に出たパターンも解説します。

担当者

もしもし、わたくし〇〇(担当者の個人名)と申しますが、△△(申込者の名前)さんはいらっしゃいますか?

ほかの従業員

ただいま△△は外出しております。

担当者

承知いたしました。時間を置いてから、再度お電話させていただきます。失礼いたします。

ほかの従業員

はい、失礼いたします。

ほか従業員が電話に出たとしても、申込者がその会社に勤めていることを確認できれば、在籍確認は完了します。

また、カードローン会社の担当者は会社名を名乗らないため、電話対応したほか従業員に気付かれるリスクは高くありません。

ほか従業員が「△△は在籍していません」「個人プライバシー保護のためお答えできません」などの対応をした場合、電話連絡による在籍確認は完了しません。

カードローンの在籍確認を受ける際の注意点

一部の消費者金融は電話連絡を回避できる

カードローンの在籍確認を受ける際には、主に3つの注意点があります。

  • 代表番号を登録すると完了しないケースがある

  • 審査状況によっては電話連絡を避けられない

  • 同僚が電話対応した場合はバレる可能性あり

在籍確認が完了しなければ、審査が途中で中断されてカードローンを利用できません。融資をスムーズに受けるためにも、以下詳細を事前に理解しておきましょう。

注意点1.代表番号を登録すると完了しないケースがある

ひとつ目は、代表番号を登録すると完了しないケースがあることです。

代表番号に在籍確認の電話が来たとしても、電話に出た従業員が申込者を理解していない可能性があります。

また、代表番号に掛かってきた電話に関しては、「個人プライバシーの観点からお答えできない」という会社規定を定めている場合もあるのです。

電話連絡による在籍確認を完了させるためにも、勤務先番号の登録は代表番号を避け、所属している部署の内線番号などを指定しましょう。

注意点2.審査状況によっては電話連絡を避けられない

審査状況によっては、電話連絡を避けられない点にも注意しましょう。

カードローン会社のホームページに、「原則として勤務先への電話連絡なし」という記載があったとしても、電話連絡が100%なくなるわけではありません。

カードローン会社側で確認したい事項があった場合や、勤務先の情報に不信感がある場合は、勤務先に電話連絡を行う可能性があります。

在籍確認が電話で行われることも考慮した上で、カードローンの申込みを検討しましょう。

注意点3.同僚が電話対応した場合はバレる可能性あり

同僚が電話対応した場合、カードローンの利用がバレる可能性があるため注意が必要です。

カードローン会社はバレないように配慮してはいるものの、以下のようなケースで気付かれるリスクがあります。

  • 同僚もカードローンを利用したことがある

  • 普段はほとんど会社に電話が来ない

  • 誰からの電話なのかを聞かれたときに答えられない

勘が鋭い従業員が電話に出た場合は気付かれる可能性があるため、バレるリスクを少しでも減らしたい方は、時間帯を指定してご自身で対応しましょう。

「クレジットカードに申込んだ」など、従業員への言い訳を事前に考えておくと効果的です。

在籍確認の電話連絡が原則ない場合もある

事前に相談すれば電話連絡を回避できる可能性がある

在籍確認の電話連絡は必ず実施されるわけではありません。クレジットカード会社によっては、「在籍確認の電話連絡を原則行っていない」というケースもあります。

電話連絡を行っていなかったとしても、在籍確認がなくなるわけではありません。その場合、電話連絡以外の方法で在籍確認が実施されます。

一部消費者金融は原則電話連絡なし

大手消費者金融の中には、原則として電話連絡をしないカードローンがあります。一部条件を満たす必要があるものの、勤務先に内緒で利用したい方は検討しましょう。

なお、大手消費者金融による電話連絡の有無は以下の通りです。

カードローン名電話連絡の有無
アイフル原則なし
SMBCモビットWEB完結申込なら原則なし
アコム原則なし
プロミス原則あり
レイク原則あり

「アイフル」の公式ホームページには、「原則として、お申込の際に自宅・勤務先へのご連絡は行っておりません」と表記されています。また、「SMBCモビット」の場合は「WEB完結申込」に限り、電話連絡を回避可能です。

アコムは原則、電話による在籍確認を実施しません。もし実施が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありません。

勤務先への電話連絡をどうしても避けたい方は、「アイフル」や「SMBCモビット」をご検討ください。

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※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

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その他金融機関は電話連絡が原則必要

中小消費者金融や銀行は、基本的に勤務先への電話連絡が行われます。特に銀行は審査基準が厳しい傾向にあるため、ほとんどの場合で電話連絡を避けられません。

なお、中小消費者金融と銀行における電話連絡の有無は下記の通りです。

金融機関名電話連絡の有無
フタバ原則あり
セントラル原則あり
アロー原則あり
三井住友銀行原則あり
三菱FUJ銀行原則あり
イオン銀行原則あり
セブン銀行なしにできる可能性あり

このように中小消費者金融と銀行は、一部例外を除いて電話連絡を基本的に回避できません。

「周囲の人にカードローンの利用を知られたくない」という方には、あまり適していないと言えるでしょう。

在籍確認の電話連絡を回避する方法

在籍確認を受ける際に注意すべき3つのポイント

「在籍確認の電話連絡をどうしても回避したい」という場合は、審査担当者にあらかじめ相談しておきましょう。

事前に相談することで、電話連絡を回避できる可能性があります。しかし、勤務先への電話連絡が必ずなくなるわけではありません。

あくまで可能性を高められるだけであることを覚えておきましょう。

電話連絡なしで行われる在籍確認の流れ

勤務先への電話連絡を回避できた場合は、以下のような流れで在籍確認が実施されます。

  1. スマホからWEB申込

  2. 本人確認の電話連絡を受ける(ここで相談)

  3. 必要書類をアップロード

  4. 所定の審査を受ける(ここで在籍確認あり)

  5. 審査結果を確認

  6. 契約後に借入開始

電話連絡なしで在籍確認を行う場合、通常の申込みとは異なる書類が必要になるケースがあります。事前に必要書類を確認しておくことで、在籍確認をスムーズに完了させることが可能です。

在籍確認の流れは、カードローン会社によって異なる場合があります。

在籍確認における相談の仕方

あらかじめ担当者に相談する際、電話連絡を避けたい理由を話しておくことで、回避できる可能性が高まります。

電話連絡を回避する理由としては、具体的に以下のようなものが考えられます。

  • 個人情報の管理が厳しいため外部の人間に在籍の有無を答えられない

  • 休業日や就業時間外のため電話対応できない

  • 社内に従業員がいないため電話に出られない

  • 夜間帯の仕事なので昼間は連絡がつかない

  • 勤務先に自分の名前が把握されていない可能性がある

このように正当な理由がある場合は、電話連絡を回避できる可能性が高まります。

虚偽の理由を申告するのは絶対にやめましょう。虚偽が発覚した場合、カードローンを利用できない可能性があります。

まとめ

本記事では、カードローンの在籍確認を受ける際の注意点、電話連絡を回避する方法を解説しました。

カードローンの在籍確認をなしにすることはできません。在籍確認は勤務先への電話連絡が基本ですが、あらかじめ担当者に相談することで、それ以外の方法に変更できる可能性があります。

しかし、カードローン会社や審査状況に応じて、電話連絡が実施されることもあるため注意が必要です。そのほか、いくつかの注意点も考えられるため、ぜひ本記事の内容を事前に理解しておきましょう。

なお、「アイフル」と「SMBCモビット」は電話連絡を原則行っていないため、「周囲の人にカードローンの利用がバレたくない」という方は、ぜひ検討してみてください。

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  • WEB申込で原則電話連絡&郵送物なし
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※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

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監修者コメント

岩切 健一郎 1級ファイナンシャルプランナー技能士、CFP®

電話確認はあるものとして考えておいた方が無難です

電話確認は、基本的にはあるものとして考えておいた方が無難です。私も会社員時代にカードローンを利用した際、会社に確認電話が入りました。
電話を取るであろう事務の人に事前に伝えておくか、カードローンを申請した会社にどのような形で電話をするか確認しておけると安心です。
また現在では、在籍確認を電話で行っていないカードローンもあるので、どうしても電話が難しい場合は、そのような選択肢があることも知っておくといいでしょう。

記事の編集責任者

佐野 希拓 Kihiro Sano

愛知県出身。高校・大学に通いながらフリーの作曲家として活躍する傍ら、WEB上でのさまざまな文章作成に携わる。転職を機に本格的な金融系ライターとして活躍し、メディア制作・運営実績は10サイト以上。作成した総記事数は400本以上。
「最適な意思決定支援」という信念を持ち、読者が納得できる記事制作を心がけている。