サラ金とはどんな組織?消費者金融を利用するメリットとデメリットも解説

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記事の監修者

小林 恵 日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DC(企業年金)プランナー、貸金業務取扱主任者

福井県出身。関西学院大学社会学部卒。東京で情報通信関連の会社に勤務の後、2012年に郷里の福井にUターン。
セミナー講師、家計相談を行う他、全国の有志FP6人がオンライン家計相談をする「FPトークライブセッション」をYouTube配信中

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サラ金というと何となく「怖い」「関わってはいけない」というイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、少なくとも今は怖いものでも、関わってはいけないものでもありません。

そこで、今回の記事ではサラ金とは何かについて説明した上で、利用するにあたって知っておくべきメリット・デメリットを解説します。この記事を読むことで「サラ金は決して怖いものでもないし、正しく利用すれば役に立つ」と理解できるはずです。

サラ金とは消費者金融の俗称

サラ金とは一般消費者を対象に融資を行う金融機関のことで、今の消費者金融を指す言葉として使われています。

現在サラ金(消費者金融)が提供するサービスで代表的なものはカードローンです。

カードローン

カードローンとは、消費者金融や銀行、信販会社などが提供する個人向け融資商品の一種です。ローンカードと呼ばれる専用のカードやキャッシュカード、クレジットカード使って借入をすることからこの名前がついた。

昨今はアプリをカードの代わりに使うことで、カードレスでお金を借りられる会社も珍しくありません。

かつては消費者金融による過剰貸付や厳しい取り立てが横行していました。結果として、多重債務に陥る人が増えてしまい、大きな社会問題になったのです。マスコミが報道する際にも「サラ金」という言葉は多用されていました。

このような歴史があるため、サラ金に対して「怖い」「関わってはいけない」というイメージを持つ人は一定数います。しかし、現在は貸金業法や出資法などの法律が整備されているので、以前に比べるとはるかに安全に利用することが可能です。

現在では厳しい取り立てや嫌がらせなど、関連法規に反した運営がなされている場合は、一定期間の業務停止など、厳しい処分が下されます。

サラ金は昔の呼び名のため、これ以降は消費者金融という表記で説明致します。

銀行系カードローンとの違いは?

消費者金融系カードローンと銀行系カードローンとの違いについてですが、いずれも一般消費者向けの融資となりますが、提供元が異なります。

銀行系カードローンはメガバンクや地方銀行などが提供する商品です。

また、銀行が提供する商品であるため、貸金業法による規制ではなく、銀行法による規制を受けます。

信販系カードローンとの違いは?

信販・クレジット系カードローンは、提供元が信販会社もしくはクレジットカード会社となっています。代表的な会社としてオリコやジャックスなどが挙げられます。

ただ、消費者金融と同様に、貸金業法による規制を受ける商品です。そのため、年収の1/3以上の1を超える借り入れはできない(総量規制)などの規制が適用されます。 

金融機関別カードローンの特徴

消費者金融系カードローン、銀行系カードローン、信販・クレジット系カードローンの違いを分かりやすくするため、表にまとめてたので参考にしてください。

項目消費者金融系カードローン銀行系カードローン信販・クレジット系カードローン
金利相場(年利)3.0%~18.0%1.5%~15.0%4.4%~18.0%
融資のスピード最短即日融資最短翌営業日最短翌営業日
規制の根拠になる法律貸金業法銀行法貸金業法

消費者金融の提供するカードローンは融資までのスピードが早く、最短即日で融資を受けられます。銀行系や信販系のカードローンは即日融資に対応していないため、早く融資を受けたい方は消費者金融を選ぶと良いでしょう。

ただ、消費者金融の金利は銀行に比べて高い傾向にあるので、利息を抑えたい場合は、銀行カードローンを利用する方が良いでしょう。

闇金との違いは?

最後に消費者金融と闇金の違いにも触れておきましょう。消費者金融は関係省庁や都道府県への適正な登録手続きが必要など、法に則って運営されています。

これに対し、闇金は出資法による制限をはるかに超える高金利での貸付など、法的に問題がある運営を行っている貸金業者です。

なお、貸金業者が適法な消費者金融か違法な闇金かどうかはこの2点をチェックすれば簡単にわかります。

  • 財務局長もしくは都道府県知事への登録を済ませている

  • 日本貸金業協会への登録を済ませている

財務局長もしくは都道府県知事への登録状況及び日本貸金業協会下の登録状況は、金融庁や日本貸金業協会のWebサイトから調べられるので、一度試してみましょう。

参考:金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」
参照:日本貸金業協会「協会員検索」

消費者金融にはどんな会社があるの?

一口に消費者金融と言っても、誰もが知っているような大手企業から地元密着型の中小企業まで色々あります。ここでは、企業規模や資本関係により消費者金融を大まかに以下の3つのパターンで分類してみました。

  • 大手銀行グループ

  • 独立系の会社

  • 中小の消費者金融

パターン1.大手銀行グループ

1つ目は、大手銀行グループに属する消費者金融です。具体例として、アコム、プロミス SMBC モビット、レイクALSAなどが挙げられます。これらはいずれも大手銀行のグループ企業です。資本関係を簡単にまとめました。

会社名属する金融グループ同一グループに属する銀行
アコム三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)三菱UFJ銀行
プロミス、SMBCモビット
SMBCグループ三井住友銀行
レイクALSA新生銀行グループ新生銀行

アコム

アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の消費者金融です。初めての利用であれば、契約日の翌日から30日以内は利息がかかりません。

また、申込をスマホで完結させられます。申込した日や時間によっても異なりますが、最短30分での融資も可能なので「いますぐお金が必要」という時はとても便利なカードローンです。

アコム

金利
年3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
最短30分
アコム
  • 「はじめてのアコム」でおなじみ!利用者数ナンバーワン
  • 申込から借入まで最短30分の即日融資も可能!
  • 新規契約から30日間は金利0円

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プロミス

プロミスはSMBCグループに属するの消費者金融です。公式アプリ「プロミスアプリ」の利用や利息の返済で、各種商品に交換できるポイント(Vポイント)が貯まる、ユニークなサービスも取り入れています。

Vポイントについて

引用元:キャッシング・カードローンなら消費者金融の【プロミス】公式サイト

また、プロミスではインターネット振込も行っています。最短10秒で振込が行われる上に、手数料もかかりません。平日はもちろん、土日祝日、夜間でも利用できます。

プロミス

金利
年4.5~17.8%
借入限度額
500万円
融資スピード
最短25分(WEB)
プロミス
  • WEBなら最短25分で融資も可能
  • 初回借入から30日間は利息ゼロ円
  • 各種手続きはWEBで完結

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SMBCモビット

SMBCモビットもプロミスと同じくSMBCグループに属する消費者金融です。もともとは当時の三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)とSMBCコンシューマーファイナンスの合弁事業としてスタートしましたが、今は完全にSMBCグループの1企業となっています。

SMBCモビットでは、一定の条件を満たしていればWeb完結申込をすることが可能です。申込から利用まですべてWEB上で完結するため、郵便物が送られてくることもありません。

以下の2点を満たしていればWEB完結を利用できます。

  • 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている(本人名義)

  • 全国健康保険協会発行の保険証 (社会保険証)、もしくは組合保険証を持っている

SMBCモビット

金利
3.0~18.0%
借入限度額
800万円
融資スピード
最短即日融資可能※
SMBCモビット
  • 10秒簡易審査で事前審査可能
  • WEB完結申込で電話連絡&郵送物なし
  • モビットアプリを使えばカードレスで利用可

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

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パターン2.独立系の会社

東京証券取引所上場企業など比較的大規模であるものの、金融グループには属さない消費者金融も存在し、その中でも有名なのがアイフルです。アイフルは東京証券取引所に上場(東証プライム)していますが、大手銀行のグループには属していません。

アイフルは、審査の早い消費者金融としても有名です。WEB申込であれば、最短25分で審査が完了します。どうしても急いでほしいという場合は、コールセンターへの電話依頼で優先的に審査をしてくれるので、必要なときは試してみましょう。

アイフルコールセンター電話番号は0120-201-810(受付時間9時~18時)

アイフル

金利
年3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
WEBなら融資まで最短25分
アイフル
  • WEB申込なら融資まで最短25分も可能
  • 初めてのお借り入れなら30日間金利がゼロ円
  • 1秒診断でお借り入れ可能か事前に知れる

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中小の消費者金融

一方、同一都道府県内もしくは近隣の都道府県内でのみ営業している地域密着型の中小消費者金融も存在します。借入や返済の際は、店舗に出向いての手続きが必須であることも多いです。しかし、最近では顧客の利便性を図るため、以下のような取り組みをする中小の消費者金融も増えています。

  • WEBで遠隔地からの申込にも対応する

  • コンビニの ATM などを提携 ATM として利用し、借入ができるようにする

有名なところではアロー、フクホー、セントラルなどがこれにあたるでしょう。

アロー

アローは愛知県名古屋市に拠点を構える貸金業者です。中小の貸金業者には珍しく、アプリからの申込ができます。また、申込をした曜日、時間帯にもよりますが、最短で即日振込を受けることが可能です。

アロー

金利
15.00%~19.94%
借入限度額
最大200万円
融資スピード
最短即日
アロー

  • 来店不要!
  • WEB申込で24時間全国受付!
  • ≪独自審査≫過去に自己破産・債務整理された方もご相談可能です!!

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フクホー

フクホーは大阪府大阪市に拠点を構える貸金業者です。フクホーでは証書貸付といって、毎回借入するごとに契約書(金銭消費貸借契約証書)を作成して、契約書に記入された金額を借りる方式をとっています。

そのため、追加で借りたい場合は新たに契約を結ばなくてはいけません。自然と浪費が避けられるため「使いすぎが怖い」と思っている人に向いているでしょう。

フクホー

金利
7.30%~18.00%
借入限度額
200万円
融資スピード
最短即日
フクホー

★創業50年★キャッシング・ローンの【フクホー】

  • Web申込みで最短即日ご融資可能
  • カード発行不要でお客様の銀行口座に直接お振込!
  • インターネット・お電話で24時間・365日お申込み受付中!

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セントラル

セントラルは愛媛県松山市に本拠地を構える貸金業者です。中小の貸金業者には珍しく、借入・返済がセブン銀行のATMから行えます。

夜中や土日休日に借入をしたい場合でも、非常に便利でしょう。また、契約日の翌日から30日間は無利息になる「30日間金利0円サービス」も実施中です。

セントラル

金利
4.8%~18.0%
借入限度額
最大300万円
融資スピード
最短1時間未満
セントラル

創業40年を超える安心と実績の「セントラル」
WEB申込で当日最短融資可能です!(1万円からの少額融資可能)
全国の皆さまからのお申込みに対応いたします。

  • 最短1時間で融資可能
  • 土日融資にも対応
  • 初回契約なら契約日翌日から30日間無利息

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消費者金融を使ってお金を借りるメリット

ここで、消費者金融を使ってお金を借りるメリットについて考えてみましょう。以下の点を解説します。

  • 必要なときにすぐに借りられる

  • 返済の自由度が高い

  • パートやアルバイトでも申込できる

  • スマホと身分証明書があれば申込できる

  • 提携ATMも多くて便利

  • 電話連絡や郵送物なしで借りられる

1.必要な時にすぐに借りられる

必要なときにすぐ借りられるのが消費者金融最大のメリットといえるでしょう。消費者金融の特徴として「最短で即日利用可能」など、申込から審査融資実行までのスピードが速いことが挙げられます。審査通過後も、コンビニや銀行などの ATM を利用してすぐに借入をすることが可能です。

消費者金融の審査で使われるスコアリングとは

スコアリング

スコアリングとは、カードローンなどお金を貸す商品・サービス(信用取引)の審査にあたり、その人の年収や年齢、勤務先などの情報を点数化し、審査を行う手法のことです。

カードローンやキャッシングを利用する際は、年収、年齢、勤務先などの細かい情報を提出します。

その提出された情報をもとに、機械が自動でスコアリング(点数付け)を行う仕組みです。その後、人の手による審査(手動審査)を行い、融資の可否が決まります。

審査のプロセスを一部機械で代替することで、申込をしたその日のうちに審査が完了し、融資が実行できると考えましょう。

2.返済の自由度が高い

返済の自由度が高いのも、消費者金融ならではのメリットでしょう。会社によっても扱いに多少の差はありますが、毎月数千円から返済が可能となるケースも多いです。

たとえば、アイフルの場合は、毎回の返済金額は借入直後の残高に応じて決まる仕組みです(借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式)。具体的な金額は以下の表を見ればわかりますが、設定された返済金額以上の額を早めに返済してももちろんかまいません。

アイフルの毎月の返済額の決まり方
引用元:アイフル「ご返済一覧表」

また、返済日についても複数のパターンから選べるケースもあります。給料日や他の出費の状況に合わせて管理しやすい点も、便利なポイントでしょう。

たとえば、アイフルの場合、返済日は次のいずれかの方法により決まります。

約定日制自身の都合に合わせて毎月1回、約定日を設定する。なお、約定日が土日祝日に重なった場合は、休み明けの最初の平日が返済期日となる。
サイクル制前回支払日の翌日から35日後が約定返済日となる。なお、約定日が土日祝日に重なった場合は、休み明けの最初の平日が返済期日となる。

3.パートやアルバイトでも申込できる

定期的に働いて一定の収入を毎月得ているなら、パートやアルバイトでも消費者金融に申込することが可能です。「正社員ではないので申込不可」ということは基本的にありません。

収入が低いほど、借入できる金額は少なくなりますが、少額の融資であれば十分に受けられる可能性があるでしょう。

4.スマホと本人確認書類があれば申込できる

大手消費者金融の場合、スマホと身分証明書さえあれば申込できます。顧客の利便性向上の一環としてスマホ経由での申込が普及しているためです。

具体的な流れは会社によっても異なりますが、簡単に申込ができるのは大きなメリットでしょう。

5.提携ATMも多くて便利

特に大手の消費者金融に見られる傾向ですが、提携しているATMが多いため借入や返済作業をいろんなところで行えるというメリットがあります。

店舗や消費者金融の自社ATMが開いていないような時間帯だったとしても、コンビニに行き ATMを操作すれば問題なく用事が済ませられるのはとても便利でしょう。

6.郵送物なしで借りられる

周囲にお金を借りていることを秘密にしたい場合、電話連絡や郵送物の配送があるのがネックになるかもしれません。自分以外の誰かが郵送物を見たのがきっかけで、お金を借りている事実が発覚してしまう恐れもあるからです。

消費者金融では、プライバシー保護の観点から、一部の例外を除いて郵送物の配送を行わないという形で運営している会社もたくさんあります。郵便物がないと身内に人にバレるリスクが減るため、お金を借りることを知られたくない人にとって、消費者金融のカードローンを利用すると良いでしょう。

在籍確認を電話でしない消費者金融もある

初回申込みの際には電話による在籍確認を行うのが一般的な流れです。ただ、書類の精査で代替するなど、電話による在籍確認を原則として行わない消費者金融もあります。

その、電話による在籍確認を原則として行わない会社として有名なのはアイフルです。「会社に電話をかけられるのに抵抗がある」という人は、検討してみましょう。

アイフル

金利
年3.0%~18.0%
借入限度額
1万円~800万円
融資スピード
WEBなら融資まで最短25分
アイフル
  • WEB申込なら融資まで最短25分も可能
  • 初めてのお借り入れなら30日間金利がゼロ円
  • 1秒診断でお借り入れ可能か事前に知れる

公式サイトはこちら

消費者金融を使ってお金を借りるデメリット

一方、消費者金融を使ってお金を借りることにはデメリットもあります。デメリットをしっかり理解した上で、消費者金融を利用するのか判断するとよいでしょう。

1.金利が高い

消費者金融が提供するカードローンは、他の個人向け融資に比べると、総じて金利が高めです。具体的な金利は利用する商品やこれまでの利用状況によって変わりますが、一般的な傾向として覚えておきましょう。

主要な消費者金融のカードローンと銀行のカードローンの金利を以下の表で比較してみたので、参考にしてください。

消費者金融金利
アイフル年3.0%~18.0%
アコム年3.0%~18.0%
プロミス年4.5%~17.8%
SMBCモビット年3.0%~18.0%
レイクALSA年4.5%~18.0%
銀行金利
みずほ銀行カードローン年2.0%~14.0%
三井住友銀行カードローン年1.5%~14.5%
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」年1.8%~14.6%
住信SBIネット銀行カードローン年1.59%~14.79%
楽天銀行カードローン年1.9%~14.5%

2.専業主婦や無職だと使えない

消費者金融を含め、金融機関からお金を借りる商品の場合、あくまで本人に継続安定した収入がないと申込できません。専業主婦(主夫)や無職だと、本人に収入がないため申込すらできないと考えましょう。

ただし一部の消費者金融では、配偶者貸付が利用できるケースもあります。

配偶者貸付

配偶者貸付とは配偶者に継続安定した収入がある場合、本人と配偶者の収入を合算して合算した額を元に、融資が受けられる制度のことです。

たとえば、配偶者の年収が750万、自身の年収がゼロ円だった場合を考えましょう。この場合、配偶者と自身の年収を合算すると750万円になります。年収の3分の1まで借入はできるので、250万円までなら借りられる可能性があります。

 3.安易に借入する可能性もある

安易に借入する可能性があるということも、消費者金融のデメリットとして挙げられます。多くの消費者金融では、新規利用の申込をWEB上で済ますことが可能です。そのため、スマホと身分証明書さえあれば、非常に簡単にできてしまいます。

また、審査に通ってからもお金を借りる際は、ATMを操作すれば簡単に借りられるでしょう。便利なのは確かですが、「お金を借りている」という意識が薄れがちになるのも事実です。人によってはなかなか歯止めがきかず、浪費につながるのも十分に考えられます。 

 4.他のローンの審査に響く

消費者金融であまりに借りすぎてしまうと、他のローンの審査において不利になってしまうので気をつけましょう。理由は簡単で、返済負担率が大きくなるためです。

返済負担率

返済負担率とは、収入における返済額の占める割合を指します。

総量規制がある点を踏まえて考えると、大体30%程度が限界になるでしょう。今後、住宅ローンや自動車ローンを組んで家や車を買おうと思っている人は、特に気をつけるようにしてください。

また、他のローンがあるから支払いが大変と言って、延滞・滞納はしてはいけません。長期間にわたる延滞・滞納(目安としては61日以上)をした場合、信用情報に異動が登録されてしまいます。

信用情報

信用情報とは、クレジットカードやカードローンなどお金の貸し借りを伴う商品・サービス(信用取引)の利用履歴です。

仮に、長期間にわたる延滞・滞納など、返済にとってマイナスになる要因が発生した場合は、その情報は異動として記録されます。こうなると、クレジットカードやローンを使えなくなるので注意です。

消費者金融での借入に向いている人は?

ここまで紹介してきた消費者金融のメリット・デメリットを踏まえ、どういった人であれば消費者金融での借入に向いているかを説明します。

説明を聞いて、「自分の目的に合っている」と感じたなら、消費者金融のカードローンを検討してみると良いでしょう。

1.すぐにお金を借りたい人

すぐにお金を借りたい人にはやはり消費者金融が向いています。スコアリングやオンライン申込など、スピーディーに申込・審査が完了する手法を取り入れているため、即日融資が可能という会社が多いです。

申込先となる会社の営業時間にもよりますが、夕方までに手続きをすれば、その日のうちに融資を受けられるでしょう。

「急な出費でお金がすぐ必要になった」という時に、消費者金融のカードローンは役立ちます。

2.はじめてお金を借りる人

初めてお金を借りる人にとっても消費者金融は向いているでしょう。消費者金融の中では初回利用者に対して無利息期間を設けているところも多いです。

無利息期間

無利息期間とは、文字通り「利息がかからない期間」のことです。

一部の消費者金融では、初回利用者向けのサービスとして、初回契約日もしくは初回借入日の当日または翌日から一定期間、利息がかからないようにしていることがあります。

たとえばアイフルの場合、以下の2点の条件を満たすなら、契約日の翌日から30日間が無利息期間になります。

  • アイフルを初めて利用する

  • 無担保キャッシングローン(キャッシングローン、SuLaLI、ファーストプレミアムカードローン)を使う

また、契約日の翌日から30日間であれば、一度完済してからの再度の利用分についても、無利息期間が適用されます。

さらに、初めて利用する人が困らないよう、サポートセンターの接客品質向上に力を入れている会社も増えてきています。電話をかければすぐにわからないことが聞けるので、安心して申込ができるでしょう。

消費者金融での申込から返済までの流れ

ここで、消費者金融のカードローンを利用する場合を想定し、申込から返済までの一連の流れを簡単に説明しましょう。

イメージしやすいように、ここではアイフルを例にして説明します。

1.申込する

Web、スマホアプリ、電話、無人店舗への来店のいずれかにより申込を行います。Webからの場合は、自身のスマホ、もしくはパソコンから手続きを行いましょう。また、申込の際は本人確認書類を用意する必要があります。例えば、アイフルの場合、以下の書類が本人確認書類として使用可能です。

本人確認書類として使用できるもの

  • 運転免許証

  • 個人番号カード(マイナンバーカード)

  • 住民基本台帳カード

  • 特別永住者証明書(外国籍の場合)

  • 在留カード(外国籍の場合)

また、次のいずれかに当てはまる場合は収入証明書を提出する必要があります。

収入証明書が必要になるケース

  • アイフルでの希望借入額が50万円を超える

  • アイフルの希望借入額と他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える

  • 就業状況の確認など、審査において必要となる

上記の条件に当てはまる場合は以下の書類(いずれも最新のもの)を、収入証明書として提出する必要があるので、事前に用意するようにしてください。

収入証明書の具体例

  • 源泉徴収票

  • 給与明細書

  • 確定申告書・青色申告書・収支内訳書

  • 住民税決定通知書/納税通知書

  • 所得(課税)証明書

申込手続きが完了次第、審査が開始されます。結果は電話もしくはメールで通知される流れです。

2.借入する

審査に通過した場合は、借入ができるようになります。アイフルの場合、カードレスもしくはカードありでの利用が可能です。

早く借入したい場合は、アイフルの公式アプリを使うカードレスを選択すると良いでしょう。

カードレスの場合

スマホアプリから借入をすることが可能です。全国各地のセブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMを使いましょう。

セブン銀行での借入方法は以下の通りに進んでいきます。

  1. スマホアプリにログイン

  2. スマホATMで「融資」を選択

  3. セブン銀行ATMでスマートフォン取り引きを選択

  4. QRコードが取引画面に表示

  5. 表示されたQRコードをアプリで読み取ると企業番号が表示

  6. セブン銀行ATM取引画面に企業番号を入力

  7. セブン銀行ATM取引画面に暗証番号を入力

  8. 取引金額を入力

詳しくはこちらのアイフル「スマホアプリでのお借入方法」を参照してください。

カードありの場合

専用のローンカードを使う方法です。自宅に郵送してもらうか、無人店舗に受取に行くかが選べます。なお、無人店舗での受取の場合は、カードが発行されたらすぐに借入が可能です。

また、セブン銀行やローソン銀行以外の銀行やコンビニの提携ATMから借入をしたい場合は、カードが必須になります。提携ATMも利用したい場合は、カードを発行しておきましょう。

3.返済する

アイフルの場合、以下の返済方法が選べます。

項目口座振替振込スマホアプリコンビニ/銀行(提携先ATM)アイフルATM
ローンカードの要不要不要不要不要
手数料無料有料有料有料有料
土日の返済不可不可可能可能可能
営業時間銀行によって異なる24時間対応24時間対応ATMの運営会社によって異なる7時~23時

ここでは、最もメジャーなスマホアプリを使った場合の返済の流れにも触れておきましょう。セブン銀行で返済する場合は以下の流れで進んでいきます。

  1. スマホアプリにログイン

  2. 「スマホATMで返す」を選択

  3. セブン銀行ATMで「スマートフォンでの取引」を選択

  4. QRコードが取引画面に表示

  5. 表示されたQRコードをアプリで読取ると企業番号が表示

  6. セブン銀行ATM取引画面に企業番号を入力

  7. セブン銀行ATM取引画面に暗証番号を入力

  8. 取引金額を入力

詳しくは、こちらのアイフル「コンビニ/銀行(提携ATM)でのご返済」引用元:アイフル「コンビニ/銀行(提携ATM)でのご返済」のページをご覧ください。

まとめ

消費者金融は怖いものでも、関わってはいけないものでもありません。貸金業法などの関連法規が整備されている上に、大手銀行グループの傘下である会社もたくさんあるため、コンプライアンスを意識した適切な運営がなされています。

消費者金融にも様々あり、大手銀行グループに属している「アコム」「プロミス」や、独立して運営している「アイフル」などもあります。同じ消費者金融であってもサービス内容は異なるので、自分の目的に合ったカードローンを選ぶようにしましょう。

今は安全に利用できる消費者金融ですが、何も考えずに申込するのは良くありません。審査に通れば、簡単に借りられるのがメリットではあるものの、金利は決して低くないためです。無理な返済計画を立て、行き詰まってしまうと、後々クレジットカードやカードローンが使えなくなったり、住宅ローンが組めなくなったりなど、実生活に支障が生じます。

そのため、使う際は「本当に必要な額を、計画を立てて」使うようにしましょう。

監修者コメント

小林 恵 日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DC(企業年金)プランナー、貸金業務取扱主任者

違法な金利で貸し出す「闇金融」に注意!

記事内で紹介されている会社は、貸金業法などの法令を遵守しているため、常軌を逸した金利での貸し付けや督促行為を行うようなことはありません。一方で、貸金業としての登録を行っておらず、出資法に違反する高金利を取る、いわゆる「闇金融」は今でも存在します。事前に下調べをした上で、安心できる消費者金融会社を選びましょう。

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