消費者金融におけるお金の借り方を解説!注意すべきポイントは?
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記事の監修者

小林 恵 日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DC(企業年金)プランナー、貸金業務取扱主任者
福井県出身。関西学院大学社会学部卒。東京で情報通信関連の会社に勤務の後、2012年に郷里の福井にUターン。
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消費者金融における申込方法・借入方法は複数存在します。借入先も複数あるため、初めて利用する方は戸惑ってしまうでしょう。
しかし、消費者金融でお金を借りる流れは非常にシンプルです。担当スタッフと直接会話しながら契約できる方法もあるため、初めて利用する方でも安心して借り入れできます。
ただし、契約する上で知っておくべき注意点が存在するのも事実です。そこで本記事では、消費者金融でお金を借りる方法、注意すべきポイントを詳しく解説します。
目次
はじめての消費者金融|お金の借り方

消費者金融でお金を借りる流れはシンプルです。難しい手続きが必要ないため、初めて利用する方でも簡単に契約できます。
そもそも消費者金融とは、個人向けに小口融資を行う貸金業者のことです。「カードローン」という商品が一般的であり、ローンカードと呼ばれる専用カードが発行されます。
そのローンカードを用いて、あらかじめ設定されている限度額に応じて自由に融資を受けられます。また、消費者金融は行政登録のもと運営しているため、「厳しい取り立て被害に遭うのでは?」という心配は不要です。
なお、消費者金融でお金を借りる基本的な流れは以下の通りです。
消費者金融に申込む
氏名、年齢、連絡先などの情報を入力
必要書類を提出する
本人確認書類や収入証明書を提出
借入審査・在籍確認
審査時間は最短20〜30分(消費者金融によって異なる)
契約手続きを進める
必要情報を入力してローンカードを発行
お金の借り入れを開始
最寄りのATMや銀行から借入可能
申込方法が途中でわからなくなった場合でも、担当スタッフがしっかりサポートしてくれるため、安心して契約を進められます。
消費者金融からお金を借りる場合は審査が必要
消費者金融は誰でも利用できるわけではありません。契約する際には、必ず借入審査を受ける必要があります。
消費者金融の審査では、申込者の属性や信用情報を確認した上で、返済能力を総合的に判断します。この審査に落ちてしまった場合は、当然ですがその消費者金融からは融資を受けられません。
属性:年齢や家族構成、住居年数、年収などの個人情報
信用情報:クレジットカードやローン契約などの金銭取引に関する情報
なお、明確な審査基準は公表されていないため、第三者が「審査に通りやすい消費者金融」などと断定することは不可能です。
「審査が甘い」とアピールしている業者はすべて闇金融です。一度でも利用すると人生を破綻させるリスクが伴うため、絶対に利用してはいけません。
消費者金融から借りたお金には利息が発生する
各消費者金融は金利を設定しており、その金利に応じて利息が発生します。基本的に、消費者金融の返済は毎月決まった時期に行うのですが、返済時にはその利息が上乗せされます。
支払う利息は以下の計算式で算出可能です。
利息 = 借入金額 × 金利 ÷ 365※ × 借入日数
※うるう年の場合は366
例えば、金利18.0%の消費者金融から30万円を借りた場合、30日間で発生する利息は4,438円です。(30万円×18.0%÷365×30日=4,438円)
つまり、消費者金融からの借入期間が長くなればなるほど、支払う利息の合計金額も大きくなります。支払う利息を減らしたい場合は、できるだけ早めの完済を目指しましょう。
消費者金融における代表的な申込方法

消費者金融の申込方法は複数存在します。代表的な方法としては、以下の3つがあげられます。
1.インターネット申込み
2.電話申込み
3.窓口申込み
それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った申込方法を選択しましょう。
1.インターネット申込み
インターネット申込みは、パソコンやスマートフォンから行えます。基本的に24時間365日好きなタイミングで申込めるため、昼間に時間が作れない方でも手続き可能です。
また、店舗に直接足を運ぶ必要もないため、自宅や出先で申込めるほか、店舗のような待ち時間が発生しません。
メリット
24時間365日いつでもどこでも申込める
書類提出に手間がかからない
申込み時間を短縮できる
デメリット
インターネットの利用が必須
各消費者金融のHPから申込む
必要書類をアップロードする
借入審査・在籍確認
WEB上で契約手続きを進める
口座振込やATMで借入開始
2.電話申込み
電話申込みは、消費者金融のコールセンターに電話をかけて申込む方法です。担当スタッフと会話しながら手続きを進められます。
手続きの不明点があってもその場で聞くことができるため、初めて消費者金融を利用する方でも安心です。また、土日・祝日でも対応している消費者金融が多く、書類に記入したり郵送したりする手間がかかりません。
「パソコンやスマートフォンの操作が苦手」という方は、電話申込みを検討してみてください。
メリット
担当スタッフと会話しながら手続きを進められる
書類記入や郵送手続きなどの手間がかからない
デメリット
申込める時間が限られている
契約手続きが少し面倒
各消費者金融のコールセンターに電話をかける
借入審査をその場で実施
自動契約機や店頭などで契約手続きを進める
在籍確認・本審査・書類提出はここで行う
口座振込やATMで借入開始
3.窓口申込み
窓口申込みは、消費者金融の店舗に直接足を運んで申込む方法です。担当スタッフと対面で会話しながら手続きを進められるため、安心感が最も高い方法だと言えるでしょう。
近年は実店舗の窓口がなくなる傾向にあり、無人店舗が主となる傾向にあります。ですが、無人店舗でもテレビ通話で担当スタッフと相談しながら手続きができますので、ご安心ください。
自宅の近くに店舗があり、契約手続きに不安を抱えているのであれば、窓口申込みをおすすめします。
メリット
担当スタッフと対面で会話できるため安心
疑問点や不安点をその場で解決できる
デメリット
申込める時間が限られている
土日・祝日に対応していない場合が多い
店舗に足を運ぶ必要がある
各消費者金融の店舗に足を運ぶ
必要書類を提出する
借入審査をその場で実施
契約手続きを進める
その場でローンカードを発行
ローンカードを用いてATMで借入開始
消費者金融における具体的な借入方法

消費者金融からお金を借入れする方法は、主に以下の3つがあげられます。
1.銀行振込
2.専用ATM
3.提携ATM
借入方法によって特徴が大きく異なります。以下詳細を確認した上で、ご自身に適した方法をご選択ください。
1.銀行振込
銀行振込では、インターネットや電話を使って、ご自身の口座への振込依頼を行います。利用可能時間が長く、最短1分で振り込みが完了します。
また、振込手数料が基本かからないため、「できるだけ手数料をかけたくない」という方にもおすすめです。
メリット
利用可能時間が長い
口座にすぐ振り込んでもらえる
手数料が基本かからない
デメリット
金融機関によって対応時間が異なる
取引履歴が残ってしまう
インターネットや電話で振込依頼をする
最寄りの銀行で現金を引き出す
2.専用ATM
各消費者金融が運営している専用ATMを使った方法です。専用ATMは店舗に設置されていることが多く、借入・返済のほかにも各種手続きを行えます。
利用手数料が基本かからないため、自宅の近くに専用ATMが設置されていれば、利用を検討してみてください。
メリット
借入・返済以外の手続きが可能
利用手数料が基本かからない
デメリット
利用可能時間が店舗によって異なる
店舗に足を運ぶ必要がある
専用ATMが設置されている店舗に行く
専用ATMにローンカードを入れる
「ご出金(借入)」を選択する
取引金額を入力する
明細票とローンカード、紙幣を受け取る
3.提携ATM
提携ATMを使って借り入れることも可能です。全国各地のATMと連携していることが多いため、近くのコンビニや銀行から手軽に借り入れできます。
手数料が基本発生するという難点はありますが、利用可能時間が長く、利便性に優れているため「すぐに現金を借り入れたい」という場面では有効です。
メリット
利用可能時間が長い
提携先が多く利便性が高い
デメリット
手数料が基本的に発生する
最寄りのコンビニや銀行に行く
提携ATMにローンカードを入れる
ご出金(借入)を選択する
取引金額を入力する
明細票とローンカード、紙幣を受け取る
大手消費者金融と中小消費者金融の違い

大手消費者金融と中小消費者金融には、異なる点がいくつかあります。そもそも大手消費者金融とは、一般的に「アコム」「アイフル」「プロミス」「SMBCモビット」「レイク」のことを指します。それ以外が中小消費者金融です。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、双方の違いを深く理解した上で、ご自身に合った借入先を見つけましょう。
大手消費者金融の特徴
大手消費者金融は、申込方法や借入方法が豊富で利便性に優れています。カードローンの利用者数が多く、数々の実績を残しているため、貸金業者としての信頼性が高いです。
また、大手消費者金融はコンピュータによる自動審査を採用しています。申込者の属性や信用情報を自動で参照するため、審査時間を大幅に短縮することが可能です。
「できるだけ早く融資を受けたい」という方には、大手消費者金融が適切だと言えるでしょう。なお、大手消費者金融の詳細は、以下の一覧表をご確認ください。
大手消費者金融 | 実質年率金利 | 利用限度額 | 審査時間※1 | 融資時間※1 | 無利息期間 |
---|---|---|---|---|---|
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円〜800万円 | 最短30分 | 最短30分 | 最大30日間 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 1万円〜800万円 | 最短20分※1 | 最短20分※1 | 最大30日間 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円〜500万円 | 最短25分 | 最短25分 | 最大30日間 |
レイク | 4.5%~18.0% | 1万円〜500万円 | 最短25分※2 | 最短25分※2 | 最大180日間 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 1万円〜800万円 | 最短30分 | 最短1時間 | なし |
1 申込状況によっては希望にそえない場合があります。
2 WEBから申込みした場合に限ります。
中小消費者金融の特徴
中小消費者金融は提供している企業数が多く、独自審査を採用しています。申込者の属性や信用情報を審査担当者が人為的に確認しているため、「前情報だけで審査落ちした」という事態を回避できます。
また、審査担当者と相談しながら手続きを進められることから、大手消費者金融よりも柔軟な対応に期待が持てます。
中小消費者金融のほうが審査が甘いというわけではありません。適正な審査基準に則って、審査通過を判断しています。
代表的な中小消費者金融としては、以下の5社があげられます。
消費者金融 | 実質年率 | 利用限度額 | 即日融資※1 | 無利息期間 |
---|---|---|---|---|
セントラル | 4.80%~18.0% | 1万円〜300万円 | 平日14時までの申込みで可能 | 最大30日間 |
フクホー | 7.30%〜18.0% | 5万円〜200万円 | 可能 | なし |
アロー | 15.0%~19.94% | 200万円まで | 可能(審査は最短45分で完了) | なし |
フタバ | 14.959%~19.945% | 1万円〜50万円 | 平日16時までに審査完了で可能 | 最大30日間 |
ベルーナノーティス | 4.5%〜18.0% | 1万円〜300万円 | 可能 | 最大14日間 |
※1 申込状況によっては希望にそえない場合があります。
自分に合った消費者金融の見つけ方

消費者金融は複数存在するため、借入先の選択で迷ってしまう方もいるはずです。消費者金融の選び方を利用状況に分けて解説します。
低金利で借りたい場合はプロミス
低金利でお金を借り入れたい場合は、プロミスをご検討ください。プロミスの上限金利は、大手消費者金融の中で唯一17.8%に設定されています。
ほかの借入先に比べて上限金利が0.2%低いため、支払う利息の合計金額を抑えることが可能です。
消費者金融で低額融資を受ける場合、ほとんどのケースで上限金利が選択されます。
プロミス
- 金利
- 年4.5~17.8%
- 借入限度額
- 500万円
- 融資スピード
- 最短25分(WEB)

- WEBなら最短25分で融資も可能
- 初回借入から30日間は利息ゼロ円
- 各種手続きはWEBで完結
信頼性・利便性で選ぶ場合はアコム
信頼性・利便性で選ぶならアコムが適しています。アコム株式会社は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」に属しており、2022年時点では大手消費者金融の中で最も多い利用者数を誇ります。
また、自動契約機や実店舗、専用ATMを全国各地に多数展開しているほか、便利なスマホアプリにも対応していることから、信頼性と利便性に優れた消費者金融だと言えるでしょう。
アコム
- 金利
- 年3.0%~18.0%
- 借入限度額
- 1万円~800万円
- 融資スピード
- 最短30分

- 「はじめてのアコム」でおなじみ!利用者数ナンバーワン
- 申込から借入まで最短30分の即日融資も可能!
- 新規契約から30日間は金利0円
勤務先にバレたくない場合はアイフル
勤務先にバレたくない場合は、アイフルが第一選択肢となります。アイフルは原則として、勤務先への電話連絡を行っていないため、カードローンの利用がバレるリスクを抑えられます。
また、アイフルのWEB完結で申込めば、自宅への郵送物なしで契約可能です。自宅への郵送物がなければ、家族に気付かれることなくカードローンを利用できるでしょう。
アイフル
- 金利
- 年3.0%~18.0%
- 借入限度額
- 1万円~800万円
- 融資スピード
- 最短20分※

- 融資まで最短20分も可能※
- 初めてのお借り入れなら30日間金利がゼロ円
- 1秒診断でお借り入れ可能か事前に知れる
お申込みの状況により希望に沿えないことがあります
無利息期間にこだわる場合はレイク
無利息期間にこだわりたい方は、レイクをご検討ください。レイクはほかの消費者金融に比べて無利息期間が長いため、支払う利息を抑えられる可能性があります。
無利息期間とは
借り入れに対して利息が発生しないサービス期間のことです。一部の消費者金融が初回限定で提供しています。
大手消費者金融の無利息期間は「30日」であることがほとんどですが、レイクは以下の3つから選択できます。
無利息期間 | 適用条件 |
---|---|
180日間(適用は5万円まで) | ・初めて契約する方 ・限度額1〜200万円まで |
60日間 | ・初めて契約する方 ・WEB申込みからの契約 ・限度額1〜200万円まで |
30日間 | ・初めて契約する方 ・限度額1万円~500万円まで |
このように、レイクは最大180日の無利息期間を設けることが可能です。
「180日間」「60日間」「30日間」それぞれの無利息期間は併用できません。
Tポイントを貯めたい場合はSMBCモビット
消費者金融の利用でTポイントを貯めたい場合は、SMBCモビットがおすすめです。SMBCモビットは「Tポイントサービス」を提供しており、返済金額のうちの利息分に対して、200円で1ポイントのTポイントが貯まります。
また、会員専用サービス「Myモビ」では、Tポイントを返済に利用することが可能です。SMBCモビットの契約後、「Tポイントサービス」の手続きを行うだけで簡単にサービスを利用できます。
「Tポイントを有効活用したい」と考えている方は、ぜひSMBCモビットを検討してみてください。
SMBCモビット
- 金利
- 3.0~18.0%
- 借入限度額
- 800万円
- 融資スピード
- 最短即日融資可能※

- 10秒簡易審査で事前審査可能
- WEB申込で電話連絡&郵送物なし
- モビットアプリを使えばカードレスで利用可
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
消費者金融でお金を借りるときの注意点
消費者金融でお金を借りるときには、3つの注意点が考えられます。
1.借りた金額以上のお金を返済する
2.総量規制によって借り入れが制限される
3.滞納するとほかのローンにも影響を与える
特に初めて消費者金融を利用する方は、事前に以下詳細を抑えておくことをおすすめします。
1.借りた金額以上のお金を返済する
1つ目の注意点は、借りた金額以上のお金を返済することです。消費者金融からお金を借りた場合、借入金額に対して利息が上乗せされるため、必然的に借りた金額以上のお金を返済する必要があります。
また、消費者金融から借りたお金はあくまで借金であるため、無計画に借りすぎてしまうと後々返済が困難になり、生活を圧迫するリスクがあります。
多重債務を回避するためにも、必ず返済計画を立ててから利用しましょう。
2.総量規制によって借り入れが制限される
消費者金融は貸金業者であるため、総量規制によって借り入れが制限されます。銀行にはこの規制が適用されないため、消費者金融特有のデメリットだと言えます。
総量規制とは
申込者の年収の3分の1を超える融資を制限する規制のことです。総量規制は貸金業法の一部であるため、すべての貸金業者に適用されます。
総量規制はひとつの借入先だけでなく、すべての貸金業者の借り入れに対して適用されます。
例えば、年収300万円の人が貸金業者Aから50万円借り入れた場合、貸金業者Bからは50万円までしか融資を受けられません。そのため、年収の3分の1を超える融資額を希望した場合は、確実に審査落ちしてしまいます。
消費者金融で融資を受ける際は、この総量規制を意識して融資額を希望しましょう。
銀行は貸金業者ではないため、総量規制は適用されません。ただし、銀行も総量規制と同じような規制を独自に採用しています。そのため、「銀行からはいくらでも借り入れできる」というわけではありません。
3.滞納するとほかのローンにも影響を与える
3つ目の注意点は、滞納するとほかのローンにも影響を与えることです。消費者金融の返済を滞納してしまうと、利用している会社に滞納情報が記録されます。
短期間の滞納であれば、ほかのローンに影響を与えることはありません。しかし、長期間の滞納をした場合は、信用情報に事故情報として登録されるため、ほかのローンにも影響を与えてしまいます。
これは俗に言う「信用情報のブラック化」という状態です。個人の信用情報は、ほぼすべての金融機関で共有されているため、しばらくの間はクレジットカードやローンの契約が難しくなります。
信用情報のブラック化を避けるためにも、消費者金融を利用する際は、滞納に対して細心の注意を払いましょう。
なお、どうしても返済できない場合は、消費者金融の担当者に相談すれば、返済期日を変更できる可能性があります。
事故情報が一度登録されてしまうと、最大5〜10年間は登録が解除されません。また、登録が解除されたとしても、本人には通知されないため注意しましょう。
消費者金融に関するよくある質問
消費者金融に関する疑問点や不安点が残る方は、以下のQ&Aをご確認ください。
- Q消費者金融でお金を借りるメリットは?
- A最大のメリットは借り入れまでの時間が早いことです。
銀行で融資を受ける場合、最短でも翌営業日以降の融資となります。なぜなら、銀行の融資については、申込者の審査時に警察庁のデータベースへの照会が義務付けられているためです。
一方、消費者金融であれば、最短即日融資に対応しています。さらに大手消費者金融の場合は、コンピュータによる自動審査が採用されているため、最短20〜30分で融資を受けられます。
最短即日融資に対応している関係上、急ぎでお金を借りたい場合は大手消費者金融の利用が適切です。
多くの消費者金融には無利息期間が設けられているため、支払う利息を抑えてお得に利用できるメリットもあります。
- Q土日・祝日に申込んでも大丈夫?
- A多くの消費者金融が土日・祝日の申込みに対応しています。
通常、土日・祝日は金融機関の定休日なので、申込みや審査に対応しない会社がほとんどです。しかし、消費者金融であれば、多くの会社が土日・祝日の申込みに対応しています。
ただし、土日・祝日は申込みが混雑する可能性があることから、時間に余裕を持って申込みましょう。また、消費者金融によっては利用可能時間が異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
カードローンは土日でも借入可能|即日融資を受ける方法や注意点
- Q申込んでから何分後に借り入れできるの?
- A最短20〜30分が一般的です。
消費者金融によって違いはありますが、一般的には最短20〜30分で融資を受けられます。また、これは消費者金融による違いだけでなく、申込方法によっても融資時間は異なります。
例えば、インターネット申込みであれば、WEB上でほとんどの手続きが完結するため、融資を受けるまでがスピーディです。一方、窓口申込みの場合は、店舗に直接出向く必要があることから、融資を受けるまでに時間を要します。
「アイフル」のインターネット申込みであれば最短20分※で融資を受けられるため、「できるだけ早く融資を受けたい」という方は、「アイフル」への申込みをご検討ください。
※状況によってご希望に沿えな場合があります
- Q契約すると必ずローンカードが自宅に届くの?
- A
- Q消費者金融は怪しいって聞いたことがあるけど本当?
- A行政登録のもと運営しているため安全です。
消費者金融は金融庁の登録を受けた正規の貸金業者であるため、「怪しい」などの心配は不要です。
また、「厳しい取り立てをする」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、過度な取り立ては貸金業法によって禁止されているので、消費者金融の利用で取り立て被害に遭うことはありません。
まとめ
消費者金融でお金を借りる流れは非常にシンプルであるほか、申込方法によっては担当スタッフと会話しながら手続きを進められるため、初めて利用する方でも安心です。
ただし、消費者金融と一言で言っても、融資時間や金利、借入方法、無利息期間など、借入先によって異なる点が複数存在します。ぜひ本記事で解説した消費者金融を参考にし、ご自身に合った借入先を探してみてください。
大手消費者金融 | 実質年率金利 | 利用限度額 | 審査時間※1 | 融資時間※1 | 無利息期間 |
---|---|---|---|---|---|
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円〜800万円 | 最短30分 | 最短30分 | 最大30日間 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 1万円〜800万円 | 最短20分※1 | 最短20分※1 | 最大30日間 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円〜500万円 | 最短25分 | 最短25分 | 最大30日間 |
レイク | 4.5%~18.0% | 1万円〜500万円 | 最短25分※2 | 最短25分※2 | 最大180日間 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 1万円〜800万円 | 最短30分 | 最短1時間 | なし |
1 申込状況によっては希望にそえない場合があります。
2 WEBから申込みした場合に限ります。

記事の編集責任者
佐野 希拓 Kihiro Sano
愛知県出身。高校・大学に通いながらフリーの作曲家として活躍する傍ら、WEB上でのさまざまな文章作成に携わる。転職を機に本格的な金融系ライターとして活躍し、メディア制作・運営実績は10サイト以上。作成した総記事数は400本以上。
「最適な意思決定支援」という信念を持ち、読者が納得できる記事制作を心がけている。
監修者コメント
小林 恵 日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DC(企業年金)プランナー、貸金業務取扱主任者
返済計画とそのチェックは必須
消費者金融に限らず、お金を借りる期間が長ければ長いほど金利負担が大きくなります。
必ず、今後の収入と支出の見通しを予測し、それに基づいて毎月の返済金額を立て、計画通りに返済できているかをチェックしましょう。また、返済が厳しいからといって日々の買い物にクレジットカードの「リボ払い」を使うと、「リボ払い手数料」が発生しますが、これは実質的には「金利」ですので、使い過ぎに注意しましょう。