【FX上がるまで待つ】は危険⁉戻り待ちをオススメしない理由4つ

FXで上がるまで待つのはハイリスク!

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この記事で解決できるお悩み
  • 買ってからずっと下がり続けてるどうしたらいいの?
  • 下がり続けている場合上がるまで待てばいつか戻る?
  • 上がるまで待つのはオススメじゃないの?

買った額から下がり続けている場合、上がるまで待ち続けていいの?と不安になる方も多いのでは無いでしょうか?


この記事では、損失が出ているポジションを上がるまで待つことがオススメなのか?をご紹介しています。


今回紹介している『FXで上がるまで待つのがオススメできない理由4つ』を学んでおくことで、戻り待ちのリスクを正しく理解する事ができますよ!


FXでは、損失をコントロールしながらいかに勝率を上げていくかも大事なポイントなので、じっくり学んでいって下さいね!

【FX上がるまで待つ】オススメできない理由4つ

オススメできない4つの理由

FXで損失が出ているポジションを、決済せずに待ち続けることを「戻り待ち」や「塩漬け」といいます。

結論を言えば、FXに決済期限はないので「上がるまで待つ」ことは可能ですよ!


ただし、リスクが大きいためオススメできないんです。


まずは、上がるまで待つのがオススメできない理由を4つ紹介していきますね!

FX上がるまで待つオススメできない理由4つ
  1. 待っていても相場は上がる保証はないから
  2. ロスカットで損失が確定される場合があるから
  3. ほかのトレードで損失がカバーしにくくなるから
  4. 心理的負担が大きいから

1.待っていても相場は上がる保証はないから

1つ目の理由は、待っていても相場が上がる保証がないからですね。


例えば米ドル/円の場合、2020年2月時点で112円の高値をつけて以来、2021年1月現在で103円あたりまで円高が進行し、1度も回復していないんです。

引用:GMOクリック証券

このように長期で回復しない場合もあるため、待ったからと言って損を回避したり、利益を獲得できるとは言えないんですよね。

だったらさらに長期で待てばいずれは上がるんじゃ?

長期で持つことで「ロスカット」のリスクがあるからオススメできないんだ!次で説明するよ!

2.ロスカットで損失が確定される場合があるから

長期で待つ場合、ロスカットによって意図せぬ損失が出る場合があるのも理由のひとつですね。

ロスカットとは

含み損が一定の水準に達するとポジションを強制的に決済して、さらなる損失を防ぐ仕組み。

 

ロスカットはFX会社のルールにのっとって行われるため、トレーダーの意図や考えに関係なく決済されてしまいます。

先ほどの2020年2月からの米ドル/円の動きで言えば、112円で10,000通貨購入し、103円となった場合の含み損は9円×10,000通貨で90,000円ですよね。

この時あなたが「こっから上がるだろうから持っていよう」と思っても、ロスカット水準に達していれば強制的に90,000円の損失が確定するんです!

なるほど!だから皆さん長期で持たないようにしているんですね!
その通り!長期で持つのはリスクが高い手法なんだ。

ロスカットについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください!

FXロスカットで大損しないために『原因と解決策3つ』を紹介

ロスカットのルールはFX会社によって異なるので注意!

意図しない損失を出さないためにも、自分が使っているFX会社のロスカット基準は確認しておきましょう!


というのもロスカットの水準は、FX会社ごとに設定している「証拠金維持率」によって変わるから。


以下で証拠金維持率の計算方法と、主要なFX会社ごとのロスカット水準をまとめたので参考にしてくださいね!

証拠金維持率=(純資産額‐注文中の証拠金+評価損益(含み損益)) ÷ ポジションの必要証拠金 × 100

例:純資産100,000円・評価損益-10,000円・注文中の証拠金40,000円・必要証拠金40,000円の場合

証拠金維持率=(100,000 – 40,000 – 10,000) ÷ 40,000 × 100 = 125%

FX会社ごとのロスカット水準

3.証拠金が減って他のトレードができなくなるから

FXでは取引にあたり証拠金が必要になります。


長期でポジションを持つ場合、持っているポジション分証拠金が減ってしまうんですよね。


そうすると、別のトレードで損失を補うとしても、証拠金が不足してトレードができないことがあるんです。


たとえばあなたが50,000円を入金してFXを始めた場合、以下のようになります。

取引の例

1ドル=100円、レバレッジ25倍のとき

  • 1ドル=100円で米ドル/日本円10,000通貨買いポジションを持つ
  • 必要証拠金は1,000,000÷25で40,000円
  • 取引可能な残金は10,000円のため、別のポジションを持てない!

この場合、最初のポジションを決済するか、新たに資金を入金しなければ新規のポジションを持てないため損失をカバーしにくくなるんですよね。


証拠金については、以下の記事でも詳しく解説しているのでしっかり理解しておきましょう!

FX証拠金は3種類!計算方法やレバレッジ、ロスカットとの関係性も紹介

4.心理的負担が大きく冷静な取引ができないから

いきなりですが、仮に「損失が続いている・拡大している」状態で冷静な取引ができますか?


たぶんできませんよね。


損失が拡大する中で、「取り返そう!」と根拠のないトレードを重ねることで、なし崩しに損失が拡大するパターンが多いんですよね。


その結果、ロスカットで大きな損失を出したり、生活費を圧迫して借金を背負う場合があるんです。

上がるまで待つなら多額の資産が必要!

もし「上がるまで待つ!」戦略をとる場合、多額の資産が必要になります。


理由はロスカットを防ぐために、「証拠金維持率」を上げなければならないからですね。


以下の例で見てみましょう。

1Lot=10,000通貨・最大レバレッジ25倍・ロスカット水準の証拠金維持率100%のFX会社の場合
  • 米ドル/円(100.00円)だと1Lotの必要証拠金は40,000円(10,000円÷25倍)
  • ロスカット水準:40,000円×1(証拠金維持率100%)=純資産が40,000円を切るとロスカットされる
つまり40,000円を下回らないよう、資産を補填し続けなければいけないんだ!

それだとお金がいくらあっても足りないじゃないですか!!!!

「損切り」で上がるのを待たずにリスクをコントロールしよう!

損切りを利用して損失を最小限に

「損切り」とは

これ以上損失が増えないように、自分の意志で損失決済をすること。

 

損失を少なくするためにも「自分の損切りのルール」を設定して、徹底して損切りしましょう!


なぜなら損切りは「自分で損失の幅をコントロールできる」ため、リスクを最小限に抑えられる手法だから。

たしかに損切りは「自分で損失を確定させる行為」なので、したいとは思いませんよね。


ただ、稼いでいるトレーダーは、自分の損切りルールを決めて遵守することで、損失を最小限にしているんですよ!

損切りルールの例
  • 残高の20%の損失が出た場合
  • 狙って利幅の半分の損失が出た場合(例:50pips狙っていたら、25pips)など
FXは「損小利大」が鉄則!つまり小さく負けて大きく勝つために、損切りでリスクコントロールは必須なんだ!

損切りについて詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ!

FXで利益を上げられる人の心得4つ

FXで稼ぐための心得とは?

ここからは、FXで利益を上げている人が共通して持っている心得を4つ紹介しますね!

心得を正しく理解して、徹底すれば稼げるトレーダーになれますよ!

FXで利益を上げられる人の心得4つ
  1. 相場のトレンドを見極める力をつけよう!
  2. 分析方法を理解しよう!
  3. 自分の取引ルールを確立・遵守しよう!
  4. 過去のトレードから学習しよう!

【前提】勝てる人は感情でトレードしていない!

大前提として、稼げるトレーダーは感情でトレードしていないことを理解しておきましょう。

というのも、人間は損失やリスクに直面すると合理的な判断ができないから。


失敗する人の多くは目の前の損失やリスクを回避するために、根拠のない戻り待ちや多額の資金を投じて、損失を拡大するといったことが起きるんですよね。


そのため感情ではなく、理性で取引可能な人がリスクを押さえて稼ぎやすいんです。


これは「プロスペクト理論」という行動経済学の考え方です。


投資家の間では広く認知されている考え方なので、頭に入れておきましょう!

1.相場のトレンドを見極める力をつけよう!

そのため「今相場がどういうトレンドなのか?」を正しく理解して、相場の流れに合わせたトレードを意識しましょう!


というのも相場を理解していなければ、ギャンブルになってしまうからです。

「なんとなく上がる」「なんとなく下がる」でポジションを持つと、必ずと言っていいほど失敗するんです!


相場のトレンドについては以下の記事を参考にしてくださいね!

【FXトレンド相場とは】チャート予測に活用すべき理由2つと見極め方3つ

2.テクニカル分析を理解しよう!

2つ目の心得は、チャートの分析するテクニカル分析を理解することです!


FXではチャートの動きから、上昇・下降を予測してポジションを取ります。


そのためチャートの分析方法を理解していないと、エントリーや決済のタイミングを定められないんですよね。

代表的なテクニカル分析
  • レジスタンスライン・サポートライン
  • 移動平均線
  • 一目均衡表

チャートの分析方法については、以下の記事を参考にしてくださいね!

FXテクニカル分析おすすめ5つをあなたのレベルに合わせて紹介

3.自分の取引ルールを確立・遵守しよう!

買っているトレーダーは、必ず自分の取引ルールを決めて遵守しています。

なぜなら取引ルールを守ることで、最小限のリスクで利益を狙えるからなんです。

トレードルールの例
  • 米ドル/円で純資産の30%分までしかトレードしない
  • 上昇トレンドでの買いポジションしかとらない
  • レンジ相場の場合は取引しない
  • 経済指標の発表がある日は取引しない

このように取引ルールは損切り、利益確定の他にも、相場の状況や自分のコンディションまでさまざまですね。

取引を重ねる中で、自分の「勝てる状況」を見つけて、ルールとして決めておきましょう!

「自分の取引ルール」を守れずに損失を出してしまう新米トレーダーは多いんだ!

4.過去のトレードから学習しよう!

自分のトレードを記録して、「功した理由」と「失敗した理由」の振り返りをしましょう!

理由は、成功・失敗要因を理解し改善することで、精度の高いトレードができるから。


たとえば、「いつ・どんな予測で・どの通貨を・どれくらいエントリーし・いつどんな結果で決済したか」がわかれば、自分の予測と現実がどう違っていたかパターンを分析できますよね。


このように「予測」と「結果」を積み重ねることで、自分の勝ちパターンが見えてくるんですよ!


「どうやってトレード記録をつければいいの?」という方は、以下のリストを参考にしてくださいね!

トレード記録に書いておく内容
  • 日時
  • 通貨ペア(米ドル/円 など)
  • ロット
  • 売買方法
  • エントリーしたレート
  • 決済したレート
  • 損益
  • エントリーした理由
  • 改善点
  • チャート

トレード記録は間違っていていもいいので、自分なりの考えをまとめておくことでトレードスキルアップにつながるぞ!

まずはデモトレードで練習するのもオススメ!

まずは練習!デモトレードが安心!

先ほどの4つの心得を身につけるために、デモトレードで練習するのもオススメですよ!


デモトレードは本番さながらのツールを使って、取引可能なサービスのことですね。


自分の資金は不要なので、たくさん失敗して自分にあったスタイルやルールを見つけるのに最適ですよ!

デモトレードで逆に大損を経験して、傾向と対策を練るのもオススメだぞ!
資金不要のデモトレードならではの手法ですね!

オススメのデモトレード

気になる方はコチラの記事をどうぞ!

FXデモトレードおすすめ比較!無料で使える5社とやり方3ステップ

損失と感情をコントロールして着実に儲けよう!

冷静な相場分析を心がけよう!

上記で紹介した『FXで上がるまで待つのがオススメできない理由4つ』を理解いただくと、売り戻りがリスクの高い手法だと理解いただけたと思います。


また、勝っている人は感情でトレードせずに、冷静に相場を分析して自分のエントリー・損切りのルールを徹底しているんですよね。


最後にもう一度内容を確認しましょう。

FXで上がるまで待つのがオススメできない理由4つ
  1. 待っていても相場は上がる保証はないから
  2. ロスカットで損失が確定される場合があるから
  3. ほかのトレードで損失がカバーしにくくなるから
  4. 心理的負担が大きいから
FXで利益を上げれる人の心得4つ
  1. 相場のトレンドを見極める力をつけよう!
  2. 分析方法を理解しよう!
  3. 自分の取引ルールを確立・遵守しよう!
  4. 過去のトレードから学習しよう!

新米トレーダーの中には「全勝しないといけない!」と思っている方も多いですが、実際にはプロトレーダーでも全勝はできないんです。


稼いでいるトレーダーは、6割の勝率でもリスクをコントロールして小さく負けて大きく勝っているため稼げているんですよね!


以下の記事でFXで稼げる人の特徴やコツを紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてくださいね!

FXは勝率65%でOK!初心者でも月10万円稼ぐための方法5つを紹介

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