FX 約定と約定力の違いとは？おすすめFX会社BEST3の比較とQ&Aを紹介

といった悩みを解決できる記事になっています。

この記事で解説する「FXの約定の仕組みと、約定力の高いFX会社選び」を理解すれば、FX初心者でも約定力で損をすることは無くなります。

なぜなら、私もこの方法で指値どおりに約定させられるようになったからです。

それでは、以下で「約定の基礎知識とスリッページを抑えるFX会社選び」について紹介しますね。

※「約定力の高いFX会社を早く知りたいな！」という方は、以下がオススメですよ！

FXで頻出！約定の意味とは？

FXでは、注文の成立を約定といいます。

成行注文では「注文発注時の価格」で、指値注文では「指定した価格」で約定が成立します。

しかし、FX会社の約定力が低く、重要な経済指標などの発表で相場が乱高下したときなどは、指値どおりの価格で約定しない場合があるのです。

また、最悪の場合は指値を付けても注文が成立しないケースもあるので注意しましょう。

FX 約定と約定力の違い

FXの約定力とは、注文した価格できちんと約定を成立させる力をいいます。

処理能力の高いサーバーと、多くのカバー先金融機関とのつながりを持っているFX会社ほど約定力は高いです。

約定力の高いFX会社で取引すると意図したタイミングに意図した価格で約定しやすくなり、リスクを最小限に抑えられます。

あわせて覚えたい！FX スリッページとは？

相場は常に動いているので、注文発注から約定までの少しの時間の間に価格が変わります。

そのため、1ドル106.38円のときに成行の買い注文を出したのに、1ドル106.40円で約定する場合があります。

また、相場が急に乱高下した場合に、約定力の低いFX会社ほど指値と約定の価格にズレが生じやすいです。

この価格のズレを「スリッページ」といいます。

スリップページについては、下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみて下さいね！

約定力の高いFX会社を選ぶべき人

FX会社を選ぶ際には、約定力やスリッページが重要なキーワードです。

スリッページによって利益が少なくなり、損失が拡大するため、約定力の違いは売買回数が多くなるほど影響が大きくなります。

そのため、短時間で売買を繰り返すスキャルピングを行う人は、約定力の高いFX会社を選ぶべきです。

FX会社で約定力が違う理由

FX各社の約定力の違いは、オーダー執行率と約定スピードの平均値を比較するとわかります。

いくらスプレッドが狭くても、スリッページが頻繁に起こるようでは思うような取引はできません。

FX会社で約定力が違う理由はさまざまありますが、主な原因は各社のシステムの処理能力の違いです。

FX会社を選ぶときには、約定力の高さにも気をつけてください。

約定力の高いFX会社ランキング比較BEST3

以下に、約定力の高いFX会社を3社ご紹介します。

第1位：約定率がダントツ！FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOは、2019年3月に矢野経済研究所が行った調査によると重要指標発表時でも調査対象会社のなかでも約定率は群を抜いていました。

一般に、重要な経済指標の発表直後などに大きく相場が変動すると約定力が低下する傾向がありますが、FXプライムbyGMOは影響を受けにくいのです。

約定率の高さで選ぶなら、FXプライムbyGMOがオススメです。

第2位：高い約定力満足度！GMO外貨

GMO外貨は、スプレッド提示率が99%以上の実績を持ち、ほとんどすべらずに100%近い約定率を誇っています。

スプレッドも狭く、約定力も高いGMO外貨は、取引コストを安く抑えるのにもオススメの会社です！

第3位：総合的に高評価！GMOクリック証券

GMOクリック証券はFXの取引高8年連続国内第一位( ※ファイナンス・マグネイト社調べ（2020年1月～2021年12月）)で、スプレッドの狭さや約定力の高さへの満足度も高くなっています。

また、高性能で使いやすい取引ツールの提供など、サービスの充実や利便性の向上にも努めています。

取引コストの安さをはじめ、総合的にトレーダーの満足度の高いGMOクリック証券は、安心して取引を始めたい方にはオススメです。

【注意】スリッページはトレーダーの責任！

FXにはスリッページがあるため、必ずしも指値で約定するとは限りません。

意図しない値段で売買が成立したとしても、約定が無効にはなりません。

スリッページはトレーダーがその責任を負います。

可能な限り約定力の高いFX会社を利用するか、注文を出す際にスリッページの許容量を設定するようにしましょう。

FX約定のQ&A2つ

FXの約定に関する注意点についてご紹介します。知っておいて損しない内容なので、確認しましょう！

Q&A1：約定しないとどうなるのか？

通常、指値注文・逆指値注文などでは、レートが指値を越えれば約定します。

しかし、急激な相場変動でレートが一気に動いた場合、約定力の低いFX会社では注文が不成立となる約定拒否が起こる場合があります。

その場合、注文自体が取り消されるので、また一から注文の出し直しをおこなう必要があるのです。

Q&A2：土日を挟んだ取引はどうなる？

土日を挟んだ注文で月曜日のオープンレートが指定した値段を越えていた場合、指値注文は指定レートで、逆指値注文は実勢レートで約定します。

つまり、106.10円の買い指値注文と売り逆指値注文で比較すると、オープンレートが106.00円だった場合、買い指値注文の場合は106.00円ではなく106.10円で約定し、売り逆指値注文の場合は106.00円で約定します。

約定力の高いFX会社を選ぼう！

上記で紹介した「約定の基礎知識とスリッページを抑えるFX会社選び」を理解すると、スリッページで損失を被ることは無くなります。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

スリッページはFXをやる以上必ずつきまとう問題で、スリッページを抑えて意図した値段で売買したいですよね。

そのためにも、取引するFX会社選びには約定力の高さをひとつの目安にしましょう。

「スキャルピングで利益を出す極意」については、こちらの記事で紹介しています。