FXエンベロープ手法の設定ステップ2つと注意点4つ!スキャルOKな業者とは

エンベロープの使い方を徹底解説

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この記事で解決できるお悩み
  • エンベロープの特徴や使い方がわからない…
  • エンベロープを実際のFXで使いこなすにはどうしたらいいの?
  • エンベロープを使う際の注意点は?

といった悩みを解決できる記事になっています。


この記事で解説するエンベロープの特徴や使い方を理解すれば、FXトレード初心者でも安定して勝てるようになりますよ。


なぜなら、私もこのエンベロープを用いた手法で安定して利益を出せるようになったからです。


それでは、以下でエンベロープの基礎知識と、実際のFXトレードで使えるテクニックについて紹介します。

FXにおけるエンベロープとは

エンベロープ とは

エンベロープは「その移動平均線を一定距離において、上下に移動させて表示したもの」です。

移動平均線はローソク足に追随して動く、非常にメジャーなインジケータ(テクニカル分析に使うテクニカル指標)ですよね!

ローソク足には、移動平均線から離れ過ぎたら、バネのように元に戻ろうとする力が働く特徴があります。

エンベロープを使うと、そのタイミングが、具体的にどこで発生するかを高い確率で判断できるようになり、発生したタイミングが上の図のように売買のサインになります。


トレンドと同じ方向へとエントリーする「トレンドフォロー」を行う際に、とても役に立つインジケータが「エンベロープ」です。

FX エンベロープの基本の考え方

上記のように、エンベロープは移動平均線をずらしただけのシンプルなインジケータですが、「レートは多少のブレをともないながら、移動平均線に引き寄せられる」との考えをもとにトレードに使用される場合が多いです。

具体的なトレード例を挙げた解説は後述しますよ!

ボリンジャーバンドとの違い

FXテクニカル分析でおすすめのボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドはエンベロープとよく似た見た目をしています。


ボリンジャーバンドもエンベロープと同様に移動平均線をもとにしたインジケータですが、ボリンジャーバンドはただ移動平均線を上下にずらすだけでなく、標準偏差の考えを取り入れて、多少複雑な計算式をもとに算出したラインをチャート上に表示しています。


トレードにおける使い方として、ボリンジャーバンドは相場の値動きがある程度激しくなっても対応できますが、元としている移動平均線の数値の調整が少し難しいです。

※ボリンジャーバンドについて詳しく知りたい方は、以下のリンクを参照してください。

FXボリンジャーバンド手法の見方3つとは?設定値や使い方のコツ2つ

一方エンベロープはシンプルなインジケータであるがゆえに、移動平均線の数値を調整してトレードの勝率をより高くできますが、値動きの変化に対しての柔軟な対応は苦手としています。

FX エンベロープの設定ステップ2つ

【簡単】エンベロープを設定する方法

エンベロープの設定のステップは単純であり、以下の2つだけです。

  • 移動平均線の期間を決める
  • エンベロープのバンド幅を調整する

それぞれ順に説明していきます。

ステップ1:移動平均線の期間を決める

まずはエンベロープの元となっている移動平均線の期間を決めます。


もっともメジャーな移動平均線である「単純移動平均線」は、一定数のローソク足の終値の平均から算出されます。

単純移動平均線とは別名SMAとも呼ばれ、一定期間の終値を単純に平均したものです。

移動平均線の期間とはそのローソク足の数を表します。


一般的な移動平均線の期間はローソク足20本分、もしくは25本分である場合が多く、最初はその数値で始めてみるのがいいでしょう。


また、日足や週足のような長い時間軸の足だとエンベロープが機能しづらいため、エンベロープを使用した取引は、分足や時間足などで行うのをオススメします。

ステップ2:エンベロープのバンド幅を調整する

さて、次はエンベロープのバンド幅を決定します。


バンド幅とはすなわち、エンベロープを移動平均線からどれだけ離すかです。


詳細は後述しますが、ローソク足がエンベロープに触れたところでエントリーするのが一般的です。


相場のボラティリティ(値動きの上下幅の大きさ)が高いほど相場の値動きが激しく、ボラティリティが激しいほどエンベロープに触れやすくなり、トレードの機会も増えます


しかし、機会が増えるのは期待値の低いトレードの機会が増えているだけであり、期待値の高いトレードをするためには機会を厳選しなければなりません。


そのためにエンベロープのバンド幅を調整し、トレードの期待値とトレード回数がちょうどよくなるようにします


この設定について正解はなく、検証を重ねて自分に合った設定値を探すしかありません。

FX エンベロープは順・逆張りの両方に対応できる!

エンベロープ順張り・逆張りの使い方

 

エンベロープは基本的に逆張りに使用するインジケータです。


しかし、相場が強いトレンドを伴って動いているときは順張りに使えます。


では、実際にエンベロープをどのようにトレードに利用するのかを紹介します。

エンベロープ 逆張りの使い方

エンベロープ  逆張り

ブレにより価格が一時的に移動平均線を離れてエンベロープに触れます。


その後は値動きの性質に従い、移動平均線に引き寄せられる一連のプロセスから利益を出すために、エンベロープを使います。


一時的に離れていく方向と、逆方向の移動平均線に引き寄せられるため、逆張りがエンベロープの主とした使用方法になります。

エンベロープ 順張りの使い方

相場が強いトレンドにともない、一方向へ動き続けている場合などは、エンベロープに触れても構わずエンベロープを突き破るように動いていく場面もしばしば見受けられます。


そのような強いトレンド相場では、順張りが有効となります。


エンベロープに触れたのを強い上昇のシグナルと見て、触れたポイントで同方向にエントリーします。


相場のトレンドが十分強ければそのままエンベロープを突き破って価格は伸びていき、利益になります。


この手法では再びエンベロープに戻って触れたポイントで利益を確定するのが一般的です。

エンベロープでのトレードの注意点4つ

エンベロープを設定する際の注意点

エンベロープを利用した取引では、注意するべきポイントが4つあります。

  • 経済指標発表時、要人発言、選挙の日
  • 流動性が低い時期
  • 節目のブレイク時
  • 強いトレンドの時

それでは、以下で詳しく説明していきます。

注意点1:経済指標発表時、要人発言、選挙の日

まずは、経済指標の発表や要人発言の時刻、またはアメリカ大統領選挙を始めとした選挙の日などです。


これらのタイミングは相場の値動きがまったく予想できない方向に急激に動くときがあり、通常時のようにエンベロープによる取引が通用しない場合がほとんどです


対策として、事前に経済指標などのスケジュールをよく確認し、その時間帯にはトレードしないといったルールの設定が大切です。 


※取引における重要な日時(カレンダー)について詳しく知りたい方は、以下のリンクを参照してください。

FXの経済指標カレンダーまとめ!重要度別にわかりやすく紹介

注意点2:流動性が低い時期

2つ目は、クリスマスなど市場参加者が少ない時期は流動性が低くなり、値動きが極端に小さくなる点です。


価格変動が小さくなるとレートがエンベロープに到達しづらくなり、エントリーの機会が減ってしまいます


また、手数料やスプレッドで損になってしまう場合すらあります。


流動性が低い時期にトレードを行っても時間のムダになってしまう場合が多く、そのような時期は取引を控えるのが無難でしょう。

注意点3:節目のブレイク時

大きなトレンドが発生するかもしれないときは、エンベロープによるトレードを控えるほうが無難といえます。


たとえば、価格が意識されていた節目をブレイクしたときなどは、その方向に大きく動く場合が多く、移動平均線までなかなか戻ってこないときもあります。


大きな時間軸でチャートの流れをしっかりとチェックし、節目をブレイクしそうかどうかの確認が大切といえるでしょう。

注意点4:強いトレンドの時

上述した通り、強いトレンドのときには逆張りのトレード手法は通用しづらく、順張りが有効となります。


強いトレンドかどうか判断して順張りの手法でトレードするか、逆張りの手法でトレードするかの見定めが必要です。

エンベロープを使う際のFX会社の選び方2つ

FX会社を選ぶコツ2つ

どんなFX会社が適しているのかを最後に説明しようと思います。

  • スプレッドが狭くて広がりにくい
  • スリッページが起こりにくい

まず、FX会社を選ぶ基準として何が挙げられるかを説明します。

選び方1:スプレッドが狭くて広がりにくい

1つ目は、スプレッドが狭くて広がりにくいかの点を見ます。


エンベロープを用いた手法は短期トレードが向いており、そのためにはスプレッドが狭いほうが有利といえます。


また、経済指標の発表時などの値動きが激しいときはスプレッドが広がる場合が多く、万一に備えてスプレッドが広がりにくいFX会社を選ぶ点は重要といえるでしょう。

選び方2:スリッページが起こりにくい

2つ目は、スリッページが起こりにくいかの点です。


スリッページとは、発注した価格で約定せず、少しずれた価格で約定してしまう現象を指します。


エンベロープを用いたトレードのような短期トレードは、少しの約定価格の差が利益に大きな差を与えてしまうので、なるべく約定力のあるFX会社を選ぶ点が大切です。


※スリッページについて詳しく知りたい方は、以下のリンクを参照してください。

FXスリッページとは?低コストで稼ぐための対策2つと注意点2つを解説

エンベロープが使いやすいおすすめ会社2つ

おすすめFX会社2選を紹介では実際に、適したFX会社の例を紹介します。

  • 少額取引可能なLIGHT FX
  • GMOインターネットグループが運営外貨ex

上記の2社がスプレッドやスリッページなどの面で優秀であり、エンベロープを用いたトレードに最適であるといえます。


それでは以下で詳しく説明していきます。

会社1:少額取引可能なLIGHT FX

LIGHTFX

LIGHT FX1,000通貨(約4,000円)からの少額取引可能なFX会社です。


スプレッドも米ドル円を例にとると0.2銭業界最狭水準で、コストを抑えながら取引が出来ますよ!


また、約定率約99.9%を誇っており、スリッページも起こりにくいため、エンベロープを用いた短期トレードには適しているといえます。

会社2:GMOインターネットグループが運営外貨ex

GMO外貨

外貨exは米ドル円のスプレッドは0.2銭原則固定と業界最狭水準であり、スリッページに関してもかなり優秀なFX会社です。


『少額からFX取引をしたい!』『安心して取引できる会社を利用したい!』という人には、外貨exがおすすめですよ!

FX エンベロープ まとめ

エンベロープを活用して取引しよう上記で紹介したエンベロープを用いたトレード手法を実践すると、今後はうまく利益が出せないといった悩みで悩むことは一切なくなり、安定した手法で継続的に利益を出すことができます。


最後にもう一度、内容を確認しましょう。

まとめ
  • エンベロープは「価格は多少のブレを伴いながら移動平均線に引き寄せられる」という考えにもとづくインジケータである 
  • エンベロープは順張り・逆張りどちらの手法にも使える 
  • 強いトレンド相場でないか、相場の様子を良く把握することが大切である
おすすめFX会社
  • 少額取引可能なLIGHT FX
  • GMOインターネットグループが運営外貨ex

「慣れないし、めんどうだな」と最初は思うかもしれませんが、一度身につけてしまえば、エンベロープを用いてトレードで利益を狙えるようになりますよ。

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