FXのバックテストって?基礎知識と正確な結果を出すためのやり方2つ

バックテストの活用方法を解説

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この記事で解決できるお悩み
  • 自分の手法が定まっていない
  • バックテストって本当に必要かな?
  • バックテストのやり方はどうしたらいいの?

FXを始めたばかりの方は、「自分がやっている手法が間違ってないか」「手法が定まってないけど大丈夫かな」と不安になりますよね。


そんな不安を解消してくれるのが、バックテストです。


この記事で解説する「FXのバックテストとは?」を理解すれば、FX初心者でも自分の手法を自己分析することができますよ。


バックテストの基礎知識を学ぶことで安定的に稼ぐことができるので、しっかり読み込んでくださいね。


それでは、以下で「バックテストの基礎知識と上手に活用するポイント5つ」について紹介します。

FXをしているなら行うべき!バックテストとは?

バックテストを活用すればFXで勝てる

バックテストとは、あるトレード手法が有効かどうかを、過去の相場に当てはめて有効性を確かめるものです。


FXで安定して稼いでいくためには、有効なトレード手法の確立が欠かせませんが、事前にバックテストしておくと自分の手法の傾向や有効性がわかるので、トレード手法を確立する手助けになります。

バックテストを行うのに必要な期間

相場は無数のパターンがあるため、バックテストの期間が短いとあまり参考になりません

  • スキャルピング数秒~数分で取引を完了させる手法)
    3年程度(最低1年)
  • デイトレード(1日の間に取引を完了する手法)
    3年程度(最低1年)
  • スイングトレード日をまたいで、ポジションを中長期で保有する手法)
    10年程度(最低5年)

ポジショントレードはさらに長い期間(長いほどよい)が必要ですよ。

FXバックテストの時に出てきやすい用語4つ

バックテストするなら覚えておくべき用語集

ツールを使ってFXバックテストを行うと、いろいろな用語が出てくるので、とくに理解しておくべき用語を4つ解説します。

用語4つ
  • 勝率
  • ペイオフレシオ
  • 最大ドローダウン
  • PF(プロフィットファクター)

それでは以下で詳しく説明していきます。

勝率

勝率とは、このトレードがどれくらいの確率でプラス決済になるかを表す値で、普段のFXのときもよく使われる用語です。


計算方法は「プラス決済の回数÷総トレード回数×100」になります。

ペイオフレシオ

ペイオフレシオとは、「プラス決済の平均金額÷マイナス決済の平均金額」で算出される損益比率の値で、この値が高いほど効率のよい投資といえます。


しかし、いくらこの値が高くても勝率が低すぎるとトータルはマイナスになる場合もあるので、勝率と合わせての判断が大切です。

最大ドローダウン

最大ドローダウンとは、口座資金が一番増えたところから一番減ったところまでの額(最大下落額)を表すものです。


最大ドローダウン時に口座資金に対して何%であるかに注目し、どこで損切りするべきか戦略を立てられます。

PF(プロフィットファクター)

プロフィットファクターとは「総利益÷総損失」で算出される値です。


プロフィットファクターの値が1を超えていればトータルで利益を出しています

FXバックテストのやり方は大きく分けて2つ!

バックテストのやり方は2つある

FXバックテストのやり方は大きく分けると以下の2つあります。

バックテストのやり方2つ
  1. 自分の目でバックテストをする
  2. ツールを使ってバックテストをする

それぞれに長所があるので自分に合った方法で行うのがオススメです。


以下で詳しく説明していきます。

1.自分の目でバックテストをする

自分の目でバックテストをするやり方です。


手法のなかにはツールに落としにくい複雑なものもありますが、自分の目で行えばそうした手法でも正確に検証できます。


またこのように微調整した方がいいのでは、と手法の改良点に気付きやすいといったメリットがあります。


しかし、時間がかかるのはデメリットです。

ポイント:大きな相場に注目しよう

自分の目でバックテストすると時間が異常にかかってしまうので、現実的にはある程度相場を絞って検証する必要があります。


オススメなのが大きな相場への注目です。


値動きが激しい大きな相場は頻繁にあるものではないので、検証する時間は少なくすみ、こうしたイレギュラーな相場にも有効な手法であれば、有効性は高いと判断できます。

2.ツールを使ってバックテストをする

もう一つのやり方がツールを使うやり方です。


自分の目で行うのに対し時間を大幅に短縮可能な点が大きなメリットです。


ただし、便利なツールにはお金がかかります

ポイント:スプレッドの設定をしておこう

ツールを使うと何百回の検証を簡単に行えますが、そのときに注意したいのがスプレッドの設定です。

スプレッドは売買する際にかかる手数料のことですね!


1回のトレードだと数銭程度であっても何百回ともなればスプレッドのコストだけでもかなりの額になるので、スプレッドの設定をしてより正確な損益額がわかるようになります。


※スプレッドの満足度が高いFX会社について知りたい方は、以下のリンクを参照してください。

FXバックテストの流れを確認する3ステップ

バックテストを活用する3ステップ

FXバックテストは以下の3つのステップで行えば、より正確な結果を出していけます。

バックテストの3ステップ
  1. 自分の手法を定める
  2. デモトレードで検証する
  3. 実際のトレードを使ってみる

それでは以下で詳しく説明していきます。

1.自分の手法を定める

まずは、自分の手法を定めます。


手法を定めるときには以下を基準に考えましょう。

  • 自分のライフスタイルから実際に自分がトレードを行う時間帯やトレードにかける時間はどれくらいか
  • 自分の性格や価値観にあった手法かどうか

この2点を意識したりしないと、実際のトレードで再現できないので注意が必要です。

2.デモトレードで検証する

手法を定めたら、実際にトレードで使う前にデモトレードで検証するのがオススメです。

デモトレードは無料で実際の取引を体験できるツールですね!


デモトレードを何回も行うと傾向や弱点をトレード前に発見可能なので、余計な損失を出さずにすみます。

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3.実際のトレードを使ってみる

デモトレードで有効である点を確信できたら、実際のトレードで使ってみます。


どれだけバックテストやデモトレードで検証をしていても、実際のトレードでは異なる結果になる場合があるので、段階を踏みながら定めた手法を使っていく点が大切です。

バックテストで注意すべきこと4つ

バックテスト後の取引で注意すべき2点

バックテスト後にトレードを始める際に、以下の4点に注意してきましょう。

バックテストの注意点
  1. 緊張感が急に増す
  2. 改善を怠らない
  3. 即エントリーでは精度が悪い
  4. 約定力が考慮されない

これらを注意しておかないと、損失につながる可能性があるので、始める前にチェックしておきましょう。


それでは以下で詳しく説明していきます。

1.緊張感が急に増す

まず、肝に銘じておくべきなのが実際のトレードでは緊張感が急に増す点です。

その手法どおりに判断していけば良いんじゃないのですか?
確かに有効な手法であればそれでも可能です。ただし、過去のチャートで試すバックテストと自分の大切な資金を使った実際のトレードとでは緊張感がまったく違うんです!

なるほど・・・冷静な判断ができずに違う結果になるなんてこともあるんですね。

2.改善を怠らない

FXの相場は常に変化していくものなので、仮に現在の手法が有効だったとしても、この先有効であるとは限りません。


自分の手法は本当に有効なのか、もっと改善できないだろうかと常に意識して改善を怠らない点が大切です。

3.即エントリーでは精度が悪い

即エントリーの場合、精度が悪いので注意が必要になります。


なぜなら、即エントリー前提で作られてないからです。


基本的には、矢印が確定した次の足でエントリーする「次足エントリー」でバックテスト出来るように作られています。


トレーダーは即エントリーでバックテストを行っても、作った側の意図とは違うことをしているので正直意味がありません。

4.バックテストは約定力が考慮されない

バックテストは、約定力が考慮されていません。


きちんと約定した程で、勝率が計算されます。


しかし本番のトレードでは、約定が弾かれてエントリーができない場合もあります。

本番のトレードでは約定されないのに、バックテストでは約定がきちんとされたものとして結果が出るので、実際のトレードの時は勝率が下がるので注意してください。

バックテストを行いFXでより利益を出せるようになろう!

バックテストを活用して利益を出そう

上記で紹介した「バックテスト」を実践すると、今後は自分の手法が間違っているかで悩むことは一切なくなり、自分の手法の確立や改善をすることができます。


最後にもう一度、内容を確認しましょう。 

バックテストまとめ
  • バックテストは自分の手法の有効性を確かめることができる
  • 正しいやり方、ステップで行うことによって、より正確な結果を出せる
  • 常に改善を意識して、有効性を高めることが大切

「慣れないし、めんどうだな」と最初は思うかもしれませんが、一度身につけてしまえば、自分の手法を分析して、ブラッシュアップさせることが簡単にできるようになります。


※FXのバックテストについて理解した後は、FXの見極めに役立つテクニカル分析について参照してみてください。

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